アトミクラブ

アトミクラブ通信 NO.164 2019年9月


アトミクラブ通信 NO.164 PDF版

アトミクラブ結成35年を祝う会」採録版

アトミクラブ菅平合宿の報告

大会参加者の記録報告 No.164


 みなさん こんにちは 今年は梅雨が長く一時は肌寒い日もありましたが、梅雨が明けてみると、ここ数年の夏と同じように連日、35度を超える日が続きました。 8月も後半に来てようやく暑さをしのげる気温の日もありましたがその分、日本列島に湿った空気が送り込まれて連日雨降りです。 大雨による被害が全国各地で起きました。
 この7月、8月の練習会を振り返ると晴れた日よりは雨や雨上がりの日が多く、ムシムシした無風の日など、みんな汗だくになりながら練習メニューをこなしました。
 さて、これから涼しくなってくるにつけ夏の疲れがどっと出てきます。 どうか皆さん、上手に疲れをとって秋本番に向けての練習をしてください。

去る8月4日、150名近い出席者を集めて「アトミクラブ結成35年を祝う会」を開催いたしました。 会はクラブの35年の軌跡を辿る形で当日の会は大勢のゲストも交えて盛大に行なわれました。 詳細はアトミクラブホームページのトップに「アトミクラブ結成35年を祝う会採録版」に載っていますのでぜひお読みください。

クラブの結成35年を記念して「アトミクラブ結成35年記念文集」を発行いたします。 募集の詳細はアトミクラブホームページのトップに掲載されています。タイトル、内容は問いません。 思いのこもった原稿を頂戴できることを願っております。 よろしくお願いいたします。

来年の東京五輪・東京パラの開幕まであと一年を切りました。 日一日と開幕に向けた準備も整いつつあるようです。 私ごとで恐縮ですが来年の今頃はいったい、どのようにして東京五輪やパラリンピックを観戦しているのだろうかと思う事があります。 私の場合、入場チケットを抽選で入手するつもりはないので、おそらくはテレビ観戦に終始すると思います。
 そんなことを思っていたら55年前(1964年)の東京オリンピックの時の事が頭を過(よ)ぎりました。 私がたしか中学三年生の時でした。 当時は今のようなインターネットの申し込みなどなく入場券も人気競技以外は都内の学校に数枚ずつ割り当てられたりして各競技の席を埋めていたと思います。 そんな中、私の中学校にも何種類かのチケットが数枚ずつ割り当てられたのだと思います。 生徒に観戦させるために全校でジャンケンを勝ち進んだ数人がチケットをゲットできる仕組みでした。 そんな希少なチケットを何のスポーツにも関心のない15歳の私がたまたまジャンケンで勝まくって観戦する羽目になってしまったのです。 (たぶん、この時で人生の勝負運?のすべて使い果たしたかもしれません)
 そのチケットの種目は水泳の板飛び込み女子決勝と競泳の予選の日だったかと思います。「'64東京オリンピック」と聞くとすぐに思い浮かぶ名前があります。 「エンゲル・クレーマー」というドイツの女子選手の名前です。代々木のオリンピックプールに響き渡るアナウンスの中にこの名前があったのです。 「エンゲル・クレーマーさん」と聞き慣れない名前が館内に響き、海外の選手の名前が次々にアナウンスされます、これがオリンピックかという事を肌で感じました。
 外国からたくさんの選手が参加しているにも関わらず何故かこの人の名前だけがいまだに記憶にあります。 最近、ネットでこの人の名前を調べたら板飛び込みの選手で東京五輪では銀メダルを獲得していることを知りました。 私の「'64年東京オリンピック」はドイツ人「エンゲル・クレーマー」という名前を記憶する事から始まりました。 さて来年の東京五輪、東京パラはどのような名前の選手が活躍し、皆さん一人一人の脳裏に将来に亘って残るのか考えずにはいられませんでした。

もう一つ来年の東京五輪の話題に触れます。 今月(9月)15日にマラソン代表を決めるMGC(マラソングランドチャンピョンシップ)が開かれます。 選考レースの1本化が叫ばれて久しいですが今回、上位の男女2名ずつが代表として選ばれます。 完全にスッキリ3人を選ぶ形にはなっていませんが、この方式の選考に期待をしたいです。 過去、選考基準のあいまいさで泣いた選手が多かったからです。 「日本一小さいマラソンです。 でも誰も見た事もない日本一中身の濃いマラソンになります!」と瀬古さんが云っています。 15日の真剣勝負、見逃せません。

8月31日(土)から9月1日(日)にかけて長野県菅平高原で合宿を行ってきました。 今年の菅平は昨年のような、肌寒さもなく少し暑いくらいの気候でした。 時折、山から下りてくる涼風は菅平に合宿に来たんだという実感が湧きました。 涼風が体を冷やしてくれて、走る条件としてはまずまずでした。 菅平に慣れた体で都内に戻るとなんと蒸した夏の状態のままで秋の気配さえ感じませんでした。 皆さん、しっかりよい練習ができて帰ってきました。 今回は「菅平合宿参加記」はありません。その分、記念文集に寄稿していただくためです。

「皇居練習会」を9月29日(日)から来年2月まで毎月1回位を予定しています(12月は皇居駅伝のためお休み)。 またクラブの公式行事ではありませんが半年ほどお休みした埼玉県白岡市の運動公園での「白岡練習会」も不定期(2か月に1度程度)ですが実施したいと思います。 いずれも日曜日の午前中、十分に時間を使っての練習会です。 距離走を主体にした個人ではなかなかできない練習になると思います。ぜひご参加ください。(関田)



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