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長江隆行さんのがん闘病近況報告

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お世話になります。
　この度はいろいろお気遣いありがとうございます。また、ご心配をお掛けしてすみません。皆さまからのメッセージがとても励みになりました。
　昨年7月の手術から8ヶ月が経ち、当初の予定では今年の1月に全8回の抗がん剤治療も終了し、復帰に向けて本格的に始動していく予定でしたが、昨年12月の第6回目の抗がん剤治療後に全身の血管に血栓ができてしまい緊急入院をしました。これは抗がん剤治療が原因の症状のようです。そのため、現在は血栓除去の治療に集中していて、いまは抗がん剤治療を中断しています。 また癌の再発等が判明した際には再開（抗がん剤治療）する予定です。ちなみに血栓の除去治療ですが、最近の検査ではかなり減少しているものの、まだ血管内に残っているため治療は、あと数ヶ月はかかる見込みです。
　そして、現在の生活ですが、身体に関しては抗がん剤治療の後遺症である手足の痺れがあり、それ以外は日常生活には支障のない状態まできました。手足の痺れは、数ヶ月から数年は治らないようなのでうまく付き合っていくつもりでいます。
　さて、ランニングに関してですが、抗がん剤治療の副作用も減ってきたので、今年に入ってから少しずつ走り始めています。ただ、手足の痺れにより脚の着地等のタイミングに違和感があり、これに関しては医師もアドバイスができない状況です。すなわちこの点に関しては、自分自身で研究して解決していかなければいけないと思っています。おそらく股関節の動きがポイントになるのかと感じています。このように探り探りではありますが、最近はキロ4分くらいまでスピードを出せるようになりました。
　近々アトミクラブの練習会も再開されるとのことなので、早速ですが僕も参加して皆さんと一緒に走りたいと思っていますので、よろしくお願いします。

長江隆行

2022年3月15日着メール