アトミクラブ
河口湖周辺夏合宿報告
1996年7月13日(土)〜7月15日(月)

 アトミから18名、東電陸上部から15名の総勢33名が参加した大合宿。
厳しい暑さをものともせず、全員きついメニューをこなしました。

合宿参加メンバー

アトミクラブ
篠原、小柳、酒井、高橋(玄)、加藤、川名、川村、飯村、中沢、山口、奥村、熊沢、稲川
野口、萱野、根本、鈴木、関田 計18名

東電陸上部
細野監督、柳原コーチ、粕谷マネ、福岡マネ、谷川、高平、小西、他東電選手、計15名
宇佐美先生

練習内容

 1日目午前 山中湖 60分jog
中央道を利用した組は思わぬ大渋滞に巻き込まれ午前中の走りができず。(アトミのメンバー殆どが走れず)
 1日目午後 1000m12本
(Aグループ、Bグループに分けて1000mのスタート一緒)
Aグループ(次の1000mまでの間に100jog300m
スピードjog200mを入れる)
 35度(甲府)近い気温の中、1000m12本のきついメニューを途中1回の給水タイムを入れ、 すべてこなす。 ここでの練習で一番頑張ると思っていた好調根本が早々に脱落(前日の飲み過ぎが原因か?)。 山口は相変わらず強い。 ほかに目についたのは新鋭鈴木(大)2本目最後の300mで先行、奥村を残り100mでとらえ、 脱兎のごとく抜け出した。 この最後のスピードには山口も舌を巻いた。 東電組では小西・小指選手など気を吐いていた。
 1日目 夕食後 ミーテイング(講師 宇佐美先生)
それぞれ自己紹介のあと、宇佐美先生より練習への取り組み方、合宿への気構えを話していただく。 「合宿では普段出来ない練習を限界ぎりぎりのところまでやることで力がつく。 いつもの練習の延長では合宿の意味はない」というような趣旨でお話を伺った。 参加したメンバー全員、今合宿の意味を噛みしめた。
 2日目 早朝 jog・体操(自主練習)
 2日目 午前 富士北麓公園 クロスカントリー走90分
「富士吉田火祭りロード」の区間にある起伏に富んだ、
およそ2.5kくらいのコースを登り下り2組に分かれ90分フルに走り抜いた。
1組は前日不調の根本、張り切り男、稲川が引っ張り、もう一方の組は加藤が山男振りを発揮。終始先頭に立っていた。
   途中水たまりのコースを走れるように整備していただいた宇佐美先生をはじめ柳原さん、 粕谷さん、福岡さんありがとうございました。
 2日目 午後 河口湖1周持久走 (18k)
A・B2組にわかれての時間差スタート(8分差)を実施。 「あまり飛び出すなヨ」のといいながら、スタートのかけ声に、最初からハイペース。 先行組篠原らの逃げ切りに山口、根本、稲川、奥村らの後発グループがどこで追いつくかという展開になった。 途中給水所を4ケ所設けたが30度を超える暑さの中、用意した水はみるみるなくなった。 全員、午前中の疲れを感じさせない走りを見せ頑張った。
 2日目 夕食後 『大カラオケ大会』
2日目の夕食後、有志を募ってカラオケコースへ繰り込む(当初から合宿スケジュールにはなかったが…)。 総勢20人を超えた。 2日間のメインスケジュールをこなし、幾分、リラックスした雰囲気で楽しい会となった。 前半は若い人の曲が続く(こちら、おじさんにはワカラナイ曲が多すぎて報告できないのが残念)。 カラオケ舞台を大いに盛り上げてくれたのがご存じカラオケマンこと東電、粕谷マネ。 「私は課長」(実は“365歩のマーチ“の替え歌)・「おらぁ、こんなゴルフいやだ」など彼が唄い出すと会場爆笑の渦。 この人が唄うとなぜこんなに場が盛り上がるのか?。 これをきっかけに愉しい歌が続く。「へーこきました」(小松崎)・「パチンコマン」(細野)・曲名を忘れたが加藤選手の愉快な歌などだった。 歌に負けじとパフォーマンスは今合宿の張り切り男稲川、自然に体が動くのか終始踊りづめ。 奥村や細野監督を巻き込んでのもも上げダンスには、どこにこんなスタミナがあるのか一同舌を巻いた。 こんな賑やかな会場を大人の雰囲気にさせてくれたのが宇佐美先生、 「小指の思い出」・「新潟ブルース」などマイクさばきも鮮やかにさすがステージなれしていてかなり歌い込んでいる。 そうこうしている内に時間は容赦なく経ち、 まだまだ歌い足りない面々には気の毒ではあったが翌日の富士山5号合目の練習を考え10時半で打ち切った。 (合宿とは非情なもの。曲を決めかねて、まだ歌っていないあなたが悪いのです。)
 3日目 早朝 jog・体操(自主練習)
 3日目 午前 富士山5合目 90分〜100分持久走
この5合目は宇佐美先生が現役時代走力を鍛えた馴染みの練習コース。
下り1.5k登り2.5kコースをリー走。 ここでは全員が2日間の疲れも見せずがんばった。 空気が薄く息も上がり苦しいところもあったが、 快晴の中、眼下に広がる緑のすそ野や遠くに山々の稜線を眺めながらの走りに、 いっときの幸福感を味わった。 これで今合宿のメニューはすべて終わる。
 3日目 午後 − 帰 途 −

番外篇

帰りの車はサウナだった。
3日目、練習を終えて東京へ向かうときに1台の車に異変が起きた。 クーラーの故障だという。K野車だ。 35度を超える日中、K野車は窓を開けたまま中央道を疾走する。 窓を開ければ温風、閉めればで閉めたで車の中はたちまちサウナと化す。 この不幸な目にあったのはK野君はもちろんであるがO村君、I川君、 そしてN口君だ。 それにしても車に乗る直前にほかの車に乗り換えたK沢君は感がいいというか運がいいというか。


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