アトミクラブ
後湯沢岩原夏合宿報告
1998年7月10日(金)〜12日(日)

 毎年恒例となっていますアトミクラブの夏合宿は7月10日(金)〜12日(日)の 3日間の日程で越後湯沢を基点にが行われました。
 総勢27名のメンバーが参加し、岩原温泉近くのトラックのインターバル練習と起伏に富んだ ロード(5.6k)の持久走を厳しくかつ充実した練習スケジュールで消化いたしました。
 「梅雨時のうっとうしい季節こそ、思い切り走って、気分爽快になるにかぎる」を モットーに今回の合宿を行いました。
 3日間の厳しい練習をこなしたメンバーの顔には充実感とと安堵の色がうかがえました。 これも6月中旬に篠原監督と酒井さんが忙しい中を宿泊先と合宿コースを事前に下見をし、 十全に準備をしていただいたお蔭かと思います。
 練習場所もトラックが全天候でなかった以外は申し分なく雨の中での練習もほぼ スケジュール通りこなしました。
 また、宿泊先のロッジもまずまずで参加者全員満足のいく合宿になりました。 以下「越後湯沢岩原合宿」報告をいたします。


宿泊先

 新潟県南魚沼郡湯沢町岩原「 ロッジ伯楽(はくらく)」とはどんな所でした?に応えて 岩原スキー場近くの、人のいいおじさんとおばさんに息子さんが手伝う普通のスキーロッジですが、 夏は野球・テニスの合宿などに利用され部屋数が20以上、100人以内であれば、 どんな人数でも対応できるということです。
 岩原の天然温泉がたえず涌き出ていて、いろいろな症例にも効く24時間入浴が可能な温泉は 多少汗と泥と雨に汚れた体でも気兼ねなく利用することができ、今回のきつい練習で疲れた体を大 いに癒してくれました。
 宿の食事は、日本一おいしい「魚沼産コシヒカリのご飯」に出される料理も気が効いていました。 またお昼に作っていただいた食事も練習に疲れた内臓には、たいへんおいしくいただけました。
 今合宿参加の皆さんからは宿の評判も良かったのでまた利用 したいという声が数多くあがりました。


参加メンバー

<2泊3日>篠原、永岡、山口、稲川、根本、中沢、中井、野口、鈴木貴、飯村、神永
      袴田、山田、酒井、関田

<2泊2日>高橋玄、飯沼、松本

<1泊2日>安東、石井、奥村英、奥村直、金塚、梨本

<最終1日>杉田、小林、本間

合宿写真
<上の写真は宿の若主人のホームページからダウンロードしたもの>


練習場所

1.湯沢中央公園内400m公認トラック(周回530mの舗装コース)
2.起伏に富んだ5.6kのロード周回コース
  (大源太川上流に位置ロードコース)


練習内容

 6月10日 1日目 午前 約1時間のJog
 6月10日 1日目 午後 インターバル 約2000m×5
 6月11月 2日目 午前 5.6kmのロード周回起伏コース持久走
 A4周 B以下3〜4周
 6月11日 2日目 午後 インターバル A1000m(プラス300mスピード)×7本
 B以下1000m×10本
 6月12日 3日目 午前 5.6kmのロード周回起伏コース持久走 A3周 B以下2〜3周

 10日午前練習 10時半前に宿に到着、天気は快晴、宿舎近くの魚野川、大源太川周辺コースでを軽くJogする。
緑と水と稲穂と道ばたの花が美しく行き交う車の少ないのコースをゆっくりとのびのび走る。
 10日午後練習 3時半ごろより400mトラックの外周(およそ530m)を4周する約2000m強 のインターバルを5本の実施。
当初、土の400mトラックを使う予定でいたが、トラックが若干ぬかるんでいたため 外周コースに切り替える。
Aグループは山口、稲川、根本、中井、野口に鈴木貴、飯村、神永らが何本か加わり 約2150m5本をガンガンこなした。ここのところ練習会では顔を合わせること少ない 山口、根本、中井らが相変わらずスピードに乗った走りを見せた。
B以下は永岡の元気さが目立った。途中、Aの稲川を抜くほど快調にとばいていた。 あとでの話だが稲川は50代の永岡の強さに舌を巻いていた。
この合宿で稲川は永岡のことをチャッカマン(着火マン?)と命名した。 (「このネーミングはいい」と永岡さんにいつも離されている中年男性陣から支持の声が上がった。
Bグループの参加は篠原、永岡、酒井、関田、山田、袴田の6人。
 11日午前練習 大源太川上流の起伏のある5・6km周辺コースをAグループ4周、 Bグループ3周以上を最低条件に持久走。
練習2日目は奥村英・安東・石井・梨本・高橋玄・金塚・奥村直・飯沼・松本が加わり、 時折、強い雨が混じる空模様の中を全員ずぶぬれで練習メニューをこなす。
Aは朝、到着した奥村英が元気いっぱいの走りを見せグループを引っ張っていた。 また遠方の大阪から参加の安東もおよそ4年ぶりに元気な走りを見せてくれた。
 11日午後練習 今合宿、始めてのトラック練習。Aは1000m7本に300mのスピードを中に 入れるメニューでAグループ全員が午前の練習の疲れも見せず頑張った。
Bグループ以下は1000m10本をこなした。
 12日午前練習 前日の大源太川上流起伏コース5・6kmをAグループ3周・Bグループ2周を 最低条件に持久走。この日も雨模様だった。朝、東京から杉田、小林(楓クラブ) ら3人がロード走に加わり総勢27人の賑やかな走りとなった。
練習は午前で打ち上げ、みな温泉に入った後昼食を取り現地にて解散となった


 [中沢、幹事をしのぐ働き] とそしてもう一人は?

 今合宿の影の功労者は中沢正延さん、1日目、2日目のグランド整備に始まり、買出し係、 会計など幹事団をしのぐ活躍を見せてくれた。
 中でも練習2日目のトラック整備は自らの昼寝タイムを返上してトラックの水 を取り除いてくれていた。くたびれていた体にムチ打って、 中沢さんの縁の下の力持ち的な働きで今合宿は充実したものになった。 幹事団も大助かりでした。感謝感謝。
 一方、幹事の一人、関田は2日目午後のトラック練習に恐れをなし「アユ釣り」を口実に直前逃亡。
 「みんなの晩のおかずはオレに任せておけ!」と大法螺を吹いて魚野川に出かけたが、 夕食のときには一人片隅で静かに飲んでいた。たぶん釣れなくて恥ずかしかったのであろう。
 献身的に働いた中沢とはエライ違いだ。(だが、関田本人は懲りずに、来年の魚野川に雪辱を期している。「エーまだ懲りずにやるのー」の声が聞こえてきそうだが……)

「番外カラオケ大会」 総勢22人 おおいに盛りあがる

……2時間歌い放題。曲が空く間もなく一挙26曲歌いつづけ。 閑散とした岩原の町にアトミカラオケ団の声がこだました。……

1) 氷雨(梨本)
2)二人の大阪(袴田・関田)
3)ベストセラー・サマー(石井)
4)瑠璃色の地球(稲川)
5)珍島物語(篠原)
6)あなたに会いたくて(奥村直)
7)フォーエバー(正春)
8)恋の奴隷(酒井)
9)愛されるより愛したい(奥村直)
10)ウルトラヴァイオレットNO.1(根本)
11)オン・ビー・ロング(稲川)
12)すごい男の歌(飯村・石井)
13)スーダラ伝説(飯村)
14)?なおしの歌(篠原)
15)みだれ髪(袴田)
16)あしたのジョーは美しく散った(石井)
17)五番街のマリー(関田)
18)桃色吐息(山田)
19)岬めぐり(高橋玄)
20)北酒場(金塚)
21)MISSING(稲川)
22)真赤なスカーフ(石井)
23)松田の子守り歌(奥村英)
24)いいわけ(正春)
25)チャコの海岸物語(野口)
26)帰らざる日々(梨本)


……どうです?上の曲名を見てください。懐かしい歌あり、ナウい歌あり、 演歌や今流行りの歌などバラエティーに富んだ大カラオケ大会になった。

芸達者が揃って、わいわいがやがや楽しい会だった。中でも3曲を歌い上げた稲川はまったく アルコール気なしで裏声で2曲、速いテンポで1曲と大きな通る声で乗り、歌いまくった。 なにやらこの秋にいいことがあるらしい。

今合宿初参加の石井も稲川に負けじと頑張った(1升を空ける飲みっぷりは、梨本を超えそう)。 3曲歌い終わったあとは翌朝までバタンキュウ。大物である。

トップとトリを歌った梨本、選曲は哀愁を帯びたいい歌が多いが、 なぜかこの人が歌うと哀調が感じられず、笑いが起こり賑やかになる。 「氷雨」を歌ったときなんか「忠さん、こんどはもっと哀しそうに歌ってー!」の声がとぶ。

飯村の「スーダラ伝説」・「すごい男の歌」も場の雰囲気を盛り上げた。奥村直の 「あなたに会いたくて」も良かった。途中、中井から「いわれてみたイー」と声が飛ぶ。 松田聖子より愛らしい歌声で会場を魅了した。

山田明の「桃色吐息」も大変良かった。 今回参加できなかった山口明の持ち歌でもある。 山口明と同じ「山・明」同士今度機会があったらマイクで競わせたい。

篠原監督の「珍島物語」ははじめて聴いた。いつも男物の演歌かと思っていたら、 なんと天才歌手、天童よしみに挑戦していた。

袴田・関田の「二人の大阪」は5月からの持ち越し曲、 山中湖レース前日カラオケで歌うつもりでいたが直前に タイムアウトで歌うことが出来なかった。2ヶ月越しのデュエットとあいなった。

高橋玄太の「岬めぐり」は、われわれ40代のフォーク世代を喜ばせた。 何しろ玄太が地元大源太川をバックに朗々と歌っていたのも何かの縁か。

これ以外にも熱唱が続いたが皆さんのご想像にお任せします。 なにか練習の報告より熱の入った報告になってしまった。 ゴメンナサイ。来年はあなたもアトミの合宿で歌い(走り)ませんか?


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