アトミクラブ
ジャパン・アイアンマン 参加記
シドニー 奥田庸子さん

 7月22日長崎五島列島で行われたジャパン・アイアンマンで優勝することができました! 今回のアイアンマンはとても長いサバイバルレースとなりました。ランの時には気温が37度に上がり、 たくさんの選手が日陰を見つけるとそこで休憩していました。
 五島列島の4000人のボランティアの方たちはとても頑張ってくださいました。 マラソンでは1kmごとにエイドステーション(給水所)があり、選手たちは帽子の中に氷を入れ走り(歩き?)続けました。 完走できただけでとてもうれしいことです。
 招待選手のオーストラリア人ルイース・デボレンはバイクのホイールの問題で棄権しました。 バイクをフィニッシュするまでそのことは知りませんでした。 「確実にゴールはすること」そう自分に言い聞かせ走り続けました。
 ランに入り2位の山倉さんと25分差があると聞いていましたが、本当に勝ちを確信できたのはラスト2kmに来たあたりです。 オーストラリア・アイアンマンのタイムに比べ今回は1時間6分遅い、10時間40分でした。

・・・中略・・・

来年は5月中旬にまた五島列島でジャパン・アイアンマンが行われます。 できればもう一度、そしてコーチのパブロも一緒に参加したいと考えています。 予定ではランコースが変更し、バイクコースには新しいトンネルも作っているようですので少しは優しいレースとなるでしょう。 レース中に何度かトンネルを通りましたが、そこは暗く冷たい空気の流れるオアシスでした。 今回は勝つことができた嬉しさと、無事にレースが終わりホッとした気持ちでゴールテープを切りました。

www.ironmanlive.com

 今は北海道ニセコに来ています。快適な気候(寒いくらい)の北海道で今はしっかり疲れを取っています。 ニセコ・アドベンチャー・センター(NAC)というラフティング、MTB、クライミングなどを行っている会社でアルバイトをしながらハワイ・アイアンマンに向けてトレーニングを積みます。
 私の仕事は社長の息子たち、一卵性双生児のハーフでとってもキュートな「トム&サム」と一緒に遊ぶことです。 昨日は7ヶ月ぶりに室内クライミングをしました。
 ビギナーコースを登頂できなかったのにはがっかり、登る感覚をすっかり忘れてしまったようです。 ニセコにいる間は登るチャンスですので、筋肉を付け過ぎない程度に楽しみたいと思います。 それではまた近いうちにニセコから連絡します。皆さんもお身体に気をつけてお過ごしください。

パブロ&庸子より(8月2日受信メールより)


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