今週の日曜日山口県の防府市で行われた防府読売マラソンに出場してきました。 このレースはここ数年私のメインレースであり1年間の総決算として出場している大会です。 今の私のマラソンのベストは２時間４４分０２秒ですがこれは昨年のこの大会で出しました。 このレースに向けて９月から本格的な練習を始め１０月に３０ｋｍレース１本、１１月に３０ｋｍを１本、 ハーフマラソン１本をこなし、全部自己記録を更新。 さらに１２月に入ってからの練習では設定タイムを全部上回り万全の体調でレースに挑めました。 前日に仕事があった為、夜の寝台列車で試合当日朝現地入りという強行スケジュールでしたがそれは別に気にならずむしろ「やってやるぞ！」という気持ちが強くなりました。 しかし私の結果ですが、目標であった２時間４０分突破はなりませんでした。
１２月１７日 防府読売マラソン １３℃ 雨 記録 ２時間４６分４２秒 ２２９位 中間点 1時間１７分４４秒
調子は最近で一番良く、コンディションは雨でしたが昨年のような風がなく記録が狙える絶好の条件でした。 試合前のウォーミングアップも軽く、「これは絶対狙える」と確信をもちました。 事実スタートして最初の５ｋｍは１７分台で入りましたが全然きつくありません。 今回は記録もほしかったですが、どこまで速いペースで押していけるか試したいという目的もあったので後半きつくなるかもしれないと思いながら下がるのも嫌なので速い集団に混じりそのままのペースで押していきました。 ハーフも今季ベストとほとんど変わらないタイムで通過、２２ｋｍの折り返しから余裕がなくなってきましたが、 後ろから来る集団にうまい具合に吸収されて、その集団に粘ってついていき３０ｋｍは自己ベストより３分近く速いタイムで通過。 あと１２km。 そこからは目一杯でしたが最後まで我慢すれば目標を達成できるのできつくなるたびに自分自身に「我慢」とか「諦めるな」と言い聞かせました。 また実際に我慢できると思っていました。 しかし３５ｋｍを越えてから前半からギリギリのペースで走っていたツケが両太ももにけいれんとなって表れました。 でも４０分突破が目の前にあるので我慢して走ったのですが、なかなかおさまらずゼッケンのピンで刺して刺激を入れたのですが一時的な効果でしかなく、 ついに３７ｋｍ手前で止まってしまいました。 その後も止まっては走り出すのですが、１ｋｍも行かないうちにつりだすのでそのたびに止まって屈伸をしたり、 ストレッチをしたりの繰返しでそのたびに４０分突破どころか自己ベストまで危うくなってきました。 そのたびに沿道の声援が凄くて、これは涙が出るほど嬉しかったです。 結局状況は変わらず、４０ｋｍ通過時に時計を見て自己ベストも諦め完走に切替えました。 それで陸上競技場手前のゲートに入る前ですが、最後のあがきをしようとペースをあげた瞬間、 両足が完全に攣ってしまい硬直し動けなくなってしまいました。 座り込んで、立とうとするのですが何回も攣ってしまいました。 周りにかなりの観衆がいて、こんな姿を見られてそれはとても恥ずかしいものでした。 まあそれは何とかなり、結局トラックに入ってからその症状は出ずゴールできたのですが・・・。 目標を出す自信があるというような周りに言っておきながら今回もダメで情けなくまた悔しくもあります。 しかし、足がけいれんを起こすほど自分を限界以上まで追い込んだ事に満足しているというかうれしいというか何と言っていいかわかりませんが。 でもレースそのものについては不完全燃焼でしたが、次のレースに繋がる、 今後の手応えみたいなものははっきり掴んできました。 次のレース（２月４日別大マラソン）では自分自身へ対するリベンジをかけて再び40分切りを目指します。では。
|
