吉木稔朗さんかの伝言板への書き込みより
[732] ヨシキ1046 [関東] 2007/04/13(Fri) 15:51
アトミの練習会仲間でK.Aさんという女性がいます。
昨日の中華で皆さんに紹介しましたが、彼女のアトミに対する熱い思いがありますので、伝言板にも掲載させてください。
彼女はこの3月、名古屋で3時間08分の自己ベストを出した。なんとしてもサブスリーを達成したいと思っています。
ところが、名古屋の前に足が痛いので医者へ行ったら、「ランニング以外のスポーツを楽しんだら」といわれたそうです。
「ランニング以外なんて私には考えられません」彼女はそういました。
診断の結果、まず、彼女の膝のじん帯がなくなっていました。
そして半月板損傷。それでも走っていたので、軟骨が磨り減って痛みが出てきています。
先生は「名古屋を最後にしなさい」といわれたそうです。
「どうしても走りたければ、ゆっくりファンランにしなさい」とも。
彼女は手術を決意しました。
手術しなければ痛みが取れないばかりか、じん帯がなくなっているので、走ることもままならないはずです。
手術すれば復帰できるのかといえば、答えは「わからない」です。
今日のアトミが彼女にとって手術前の最後の練習でした。しかし足が痛くて練習中は走るアトミの仲間を見ながら、
ずっと歩いていました。しかも歩き方がぎこちなく、痛みを懸命にこらえているふうでした。
彼女をみんながいる中華に誘いました。
アトミの事務局のメンバーも彼女がどういった人なのか知らないはずだと思ったからです。
このままではアトミのメンバーの記憶から消えてしまうと思ったのです。
ボクはみんなの前で彼女を紹介し、いきさつを話しました。
「今日が最後のアトミです」とボクがいうと、みんな、「違う。復活して来るのだから、最後ではない」といってくれました。
ボクもうれしかったのですが、それ以上にうれしかったのは彼女だと思います。帰り際もみんなが彼女に声をかけて励ましてくれました。
中華を出て、彼女と別れた後、彼女からメールが届きました。これはボクに対するというより、一緒に汗を流したみんなに送るメッセージで
すので掲載したいと思います。
「今日は中華の会、お誘いありがとうございました。
みんな走るのが大好きで、前向きで、だからこそ…。あつの気持ちを理解してくれることに感謝したいと思います。
手術したら、辛い日々が待っているかもしれないけど、今より悪くならないことを信じ、あせらずしっかり治療します。
そんでまたヨシキさんの後ろを走りたいと思います」
復活を信じています。
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