アトミクラブ
近況報告63号

<訃報> 師岡(もろおか)克則さん 11月28日に急逝!
アトミクラブ草創期のスピードランナー
師岡(もろおか)克則さん 11月28日に急逝!

 残念なお知らせです。  11月28日夕方、師岡克則さんがジョギング中に倒れ帰らぬ人となりました。 師岡さんを知らないメンバーの方がいると思いますが、アトミクラブの草創期にあっては、そのスピード豊かな走りは当時の練習会メンバーに大きな刺激与えてくれました。 奥武蔵駅伝、奥多摩警告駅伝では入賞や優勝に導く走りをみせ、千駄ヶ谷にある300mトラックの練習会では当時の若手(山口、山川選手ら)に檄を入れ自分自らスピード走の範を見せてくれました。 そんな師岡さんが突然に亡くなるなんてただ驚くのみでまだ信じられません。 さら残念なのはランニング中の事故だったこと。 胸に不安を抱えながらランニング生活を送られていたのですね。無理は禁物でした。 職場の異動や転居などで最近は一緒に走れなくなってしまったことが悔やまれてなりません。 師岡さんにはこれから天国で我々のランニングの安全を見守ってもらいましょう。 「師さん まずはゆっくり休んでください」 ここに師岡さんの生前のご活躍を偲び、こころよりご冥福をお祈りいたします。
(記 事務局 関田)


野口賢一さんからのメールより
 ご無沙汰しています。野口です。12月1日福岡国際マラソンに出場しました。 結果は2時間24分27秒でした。
 前日 山口さんから師岡さんの訃報を聞いたときはビックリし動揺しました。 福岡に行く事もためらいました。一日遅らそうかとも思いまし た。山口さんからは「頑張って走ってこい、師岡さんのところには俺が行くから」と、言ってもらいました。 もし 福岡行かなかったら師岡さん怒ったと思います。
 私と師岡さんは東京国際マラソンで始めて知り合いました。 私がまだ2時間30分の壁で苦しんでいた頃です。 二人で東京の資格を取りにつくばマラソンにでて、よく集団を形勢したものです。 また 東京国際では仲良く30キロでつかまり、収容車でゴールしたこともありました。 結局 最後まで師岡さんに東京で勝つことが出来ませんでした。
 今回の福岡は精神的に不安定になりそうでしたが、何とか まとめる事が出来ました。 師岡さんに「お前は力があるんだから2時間24分ぐらいはだせる」と、酒の席で言われたことを思い出しました。 これも何かの縁なのかも知れません。 今年は師岡さんの分まで走った 感慨深い福岡国際マラソンでした。


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