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あとがき 「アトミクラブ通信を始めたきっかけ」 アトミ通信編集担当 関田善作 |
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アトミクラブの練習会に参加されているメンバーの方にいろいろな情報を送ろうと思い立ってから早いもので約9年が経ちました。
「アトミクラブ通信」が最初に出されたのが平成4年3月。
その年1月の「奥武蔵駅伝」の結果報告と6月の「広野合宿」の予告を練習会メンバーにしらせようと出したのがきっかけです。
それまでの連絡手段といえば練習会で配られる行事の案内かメンバー同士の電話連絡もしくは大会出場した時に顔を合わせての情報交換でした。
そのころはメンバーも今よりもずっと少なかったので誰がどんな記録で走った、
どんな大会に出たなどという情報は練習会にくれば伝わるものでした。
でもそれだけです。クラブの活動の軌跡を残すものは何もなかったのです。
ところが練習会も年月を重ねるにつけメンバーの転勤や異動、病気、故障、練習環境の変化などを理由に、
ついこの間まで一緒に走っていたメンバーが突然に顔が見せなくなったことなどが続きました。
練習会の運営にも変化の兆しが見えてきたのです。
なんとかして練習会に出てこれないメンバーに練習会での情報やメンバーの近況を知らせる手段がないかという気持ちがいつも心の隅ありました。
ですから「手書きでもいい」と思い立ち簡単な案内を送ったのが「アトミクラブ通信第1号」です。
通信を送ると不思議なものでいろいろな情報が逆に集まってきました。
遠くに離れていてもまた忙しくて練習会に参加できなくてもクラブのことはみな気にかけていてくれたのです。
ふだん練習会に参加できない人ほど熱いメッセージや励ましの便りを送ってくれました。
ふと思い立ちで始めた通信の発行がみなさんの思いもかけない反応にそれからはもう手を引けなくなって今まできています。
そんなことがきっかけで始めた「アトミクラブ通信」も今回で50号を迎えることができました。
今回はこの通信50号を飾るのに相応しいさまざまな方から熱い思いの原稿を頂戴しました。
寄稿していただいた方には無理を聞いてくださり本当にありがとうございました。
これからもみなさんに愛される会報として充実を図っていきたいと思います。
さらにご支援いただけますようよろしくお願いいたします。
さいごに「アトミクラブ通信」をこよなく愛していただき機会あるごとに励ましの言葉をかけてくれた天国の岩垂 猛さん、
フィリップ・リーさんに「アトミクラブ通信」が50号を迎えたことを報告してあとがきに代えたいと思います。
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