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アトミクラブとの出会い 船橋市 宮下 毅さん |
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丁度、今から2年前、ニューヨークから帰国した私は、
住まい探しもそこそこにランニングクラブを探し始めました。
セントラルパークで走りはじめて3年、最初は「ハアハア、ゼイゼイ」で全然走れなかった私も、
毎朝のジョギングで体重も落ち、これから本格的に走ろうと思っていただけに、
親しんだセントラルパークや走友と別れるのは、とても寂しく、
日本に帰ったらすぐにまた走りはじめようと決意していました。
日本でのランニングクラブ探しは、インターネットやランナーズ誌のクラブ紹介を見ながら行ないましたが、
これからある程度、真剣にトレーニングしたいものの、
30才過ぎてから始めた初心者が入るようなクラブがあるだろうか、
かと言ってあまり競技志向でないクラブも自分に合わないのではないかなあと毎日あれやこれやといろいろなことを考えて、
具体的な行動には出れませんでした。
そんな矢先にインターネットでアトミクラブのページに出会いました。
そのページを通して強く印象に残ったことは、「垣根のないクラブ」を目指してというフレーズでした。
若い人も年輩の方も、男の人も女の人も、競技志向の人も、健康志向の人も、
走ることが好きな人が集まって、それぞれの目標に向かって邁進する、
そんな自由な雰囲気がにじみ出たクラブだなあという好感を持ち、
早速、連絡先に載っていた関田さんに電話させていただきました。
最初の練習に参加させていただいた時の印象としては第一にやはり思っていたとおり垣根のないクラブである、
第二に皆さん、自己記録への挑戦に向けて結構熱心にやっておられると感じこのクラブでなら自分としてもやっていけるなあという印象を持ちました。
それ以来、結構、仕事が忙しいのですが、何とかやりくりして、
毎週練習会には、ほとんど参加するようにしています。
お蔭様で記録も徐々に伸びていますが、それよりも何よりも走ることによって、
仕事、家庭の毎日の生活自体をものすごく充実させることができていると思います。
私がここまで継続してこれたのも、やはりクラブの皆さんも、
私以上に時間をやりくりされ、毎週きちんと練習に参加しておられる、
そして走ることによって生活をより充実させておられる姿を目の当たりにして、
大きな刺激を受けているからです。
またクラブの皆さんの人間的な魅力、人柄の良さ、他のランニング仲間への配慮という面でも、
非常に見習うべき点が多いなあと感じております。
クラブに入りたての頃、奥武蔵駅伝で、選手として出場していない付き添いのメンバーの方に非常に親切にしていただいたことや、
寒い勝田マラソンで帰りに、
電車の中で金塚さんご夫婦にビールとお手製のお弁当をごちそうになったことなどは、
今でも深く思い出に残っています。
アトミクラブで走るようになってから、
いろいろな面で上達することができたなあと感じています。
上達という言葉は普通は「技術が向上する」とか「タイムが伸びた」という意味に使われると思いますが、
私の場合は、「人間的な成長を実感できる」、
「ランニングがもっと好きになる」という意味で捉えています。
ランニングは一番、人間性が出るスポーツだと言われています。
その意味では、現在の私は、タイムこそ、そこそこ出していますが、
人間的にはまだまだ皆さんに遠く及ばないなあと感じています。
アトミの皆さんと出会えて、一緒に走れるのは、私の人生の中でも最大の財産の一つです。
いつまでも健康に皆さんと走り、日々、成長していくことを実感できる、
そんなランニングをこれから追求していければと思っています。
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