アトミクラブ
陸上はたのしい
江東区 明治高校2年 河野陽一さん

 今年で陸上を始めて3年目の自分ですが、 今では陸上に出会って本当に良かったと心から思えるようになりました。 自分は生まれつきからだが細く力も弱かったために小学校の頃はよくそういった所を馬鹿にされたりしました。
 中学校で野球部だった頃にも周りの体格差のある仲間達にはいくら努力してもなかなか追いつく事ができず、 監督やコーチからはほとんど相手にしてもらえませんでした。 そんな経験から完全に自信喪失の状態になっていました。
 そんな自分に「陸上をやってみないか」と声をかけて下さったのが当時、 自分の学生主任でもあった陸上部の顧問の先生でした。 もともと野球部にいた頃は日に10K以上走ることはよくあり、 長距離を走ることは得意だったので、野球部を引退すると同時に陸上を始める事なりました。

 陸上部では先生やコーチが熱心に自分を指導して下さったおかげで様々な大会で結果を残すことができ、 高校駅伝でも1年生ながらエース区間を任されるまでになることが出来ました。 この頃には「自分でも努力すれば必ず結果はついてくる。」といった考え方も出来るようになり、 自分の力に自信が持てるようになってきました。

 今現在、自分は地元のマラソンクラブとアトミクラブ、それから高校の陸上部の3つで練習させて頂いているのですが、 こうした環境にる事でたくさんの走友の方々に恵まれる事でき、 さらに陸上を楽しめるようになりました。 自分の記録更新をとても喜んで頂けたり、技術面や精神面などで様々なアドバイスを下さったりと本当に感謝しています。 まだまだ経験も記録の面でも未熟な自分ですが、可能性のある限りがんばっていきたいと思います。

 最後に自分に陸上の楽しさを教えて下さったアトミクラブの皆さん、 本当にありがとうございます。 そして、これからもこんな自分をどうぞよろしくお願いします。


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