アトミクラブ
僕のライバル丸山君 新宿区 石井義之さん

 ライバルといえばアトミクラブにも何人かいますけれども、 ただ一人だけ挙げてみなさいと言われれば城北クラブの丸山裕丘君と答えるでしょう。 どんな奴かといえば、背はどちらかというと小柄。 上が白、下が紫色のユニフォームを着て首と肩を傾ける独特のフォームで走ります。

 流山ロードレース、つくばマラソン、青梅マラソン、霞ヶ浦マラソンによく現れ、 ねばり強いレースをします。顔もねばり強い顔をしています。

 私との対決は平成9年の12月に皇居で行われた駅伝でお互いアンカーを走って同タイムで引き分けたのがそもそもの始まりで、 平成10年のつくばマラソンでは私が先行していたのですが40km過ぎで逆転されて約20秒差で負けました。 その後の青梅マラソンでも25km手前で逆転され約20秒差で負けました。 平成11年のつくばマラソンではゴール直後ばったり顔が会ってしまいました。 レース中は会わなかったのでその時はどちらが勝ったか分かりません。 急いで記録を出してもらうと約20秒差で私が勝っていました。とても嬉しかったです。 今年の霞ヶ浦マラソンでも同じような状況でした。 また、今年の青梅マラソンでは先行した丸山君を追いましたが折り返しで1分以上差をつけられ、 ようやく残り2kmで足の止まった丸山君を捕らえて逆転しました。

 とにかく丸山君と同じレースを走っていると、 終盤きつくなってきた時は常に抜かれるんじゃないかという恐怖との戦いになります。 アトミクラブでも私と同じくらいの力の人は、 レースで丸山君を見かけたらついていったらいかがでしょう。


| トップページ | アトミクラブ通信50号記念に寄せて |