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『越後湯沢合宿参加記』 矢澤智子さん |
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2月からアトミに通い始めた新参者の私の記念すべき初合宿。
最初はベテランランナーの為の合宿だと思い、参加を悩んだ。
思い切って参加してみたら、楽しかった!!
初日は関田さんの車に中井さんの運転で渋滞もなく、宿に到着。私達が一番乗り!
到着してすぐに駐車場脇の冷た〜い湧き水に手を入れてみた。
「練習の後、ここで足を冷やすんだよ」と関田さんが言ったけど、その時はまさか自分も冷やすことになるとは思いもしなかった。
実は、私はまだアイシングというものをやったことがなかった。
みんなの到着を待ちながら、関田さんの「ハモカラ」のレパートリー曲に見入る。
今日の夜はどんな歌を歌うのかな〜
みんなが到着してさっそく練習開始。
メニューはトラックの外周を自分のペースで走るフリー走。
午後のインターバルは400Mを20本(!)
なので、疲れたくないところ。
私はゆっくりジョグするのが精一杯。
お腹ペコペコで宿に戻り温泉で汗を流した、昼食は炊き込みご飯。
それにいくらでもお替りが出てくるサニーレタス!!宿のご主人が畑から山のように採ってきてくれた。
午後はインターバル、400Mってどのくらいのペースで走ればいいのか、全く検討もつかない。
でも、みんなのアドバイスをまとめると、100を目安にすることにした。
自分ではペースがつかめないので、何が何でも三浦さんについていくことに決めた。
三浦さんのペース配分は、無茶苦茶に走る私にとって、救世主のようだった。
チャレンジする割にあきらめの早い私の心を見透かすかのように三浦さんの一言、
「みんな苦しいんだゾ」それにみんなの掛け声に励まされ、何とか20本走ることができた。
楽しみだった夕飯は、盛りだくさんのメニューで、宿のご主人が採ってきてくれる山菜類は感動モノ。
苦しかった後のお酒とご飯は最高においしい、幸せだなあ〜二次会は関田さんのハーモニカ演奏やみんなのトークにも花が咲いて、楽しい時を過ごして、
早めに床についた。
2日目。私はのんびり寝てたけど、朝練に行った人もいたようだ。
さすが!!私はまだまだみんなの足元にも及ばない。
朝食が待ち遠しいほどお腹ペコペコ。
お替りまでしてしまった。午前の練習は1000Mを8本だった。
お腹の調子がよくなくて、2本サボり。
午後、20Kのロードは、行きは登りでペースがつかめなかった。
やっと折り返し地点まで辿り着いてほっとしたのもつかの間、帰りは急なのでおっかなびっくり下る。
衝撃がこわくてゆっくりゆっくり下っていく。
景色もきれいでさわやかだったが、だんだん涼しくなってきてお腹の調子が悪くなり、民家でトイレを借りることに。
道路で遊んでいた女の子が「お母さ〜ん、マラソン選手が来たから、トイレ貸してあげて〜」と言ったんだけど、
それが私にとっては「マラソン選手に見えたんだ」って「うれしはずかし」だった。
その女の子はただ単純に、走ってきた人だから、マラソン選手ってひとくくりに言ったに違いないのだけど、
私にとっては特別な一言に思えて、とっても嬉しくなった。
宿に戻ってついにアイシングに初挑戦。
冷たくて痛くて、長時間は耐えられなかったので、何度かに分けて入ってみた。
篠原監督に「ふくらはぎが前より柔らかい」と言われたのはやっぱりアイシングしたからのようだ、
恐るべし。やっぱり必要なんだな。
夜はみんなが楽しみにしていた恒例の「カラオケ大会」シーラカンス部屋にお邪魔した。
みんなが上手なのは、心肺機能が優れているから??
それに芸達者が多くて、練習では見られない一面を見ることができて、衝撃的(!!)だった。
また、次回も楽しみにしてま〜す!!
最終日の練習はダメダメだったけど、景色も素晴らしく楽しかった。
登りと下りがバランスよく練習できる場所だった。
でも、私にはまだレベルが高い道だなと思った。
3日間の疲れをほぐすように、ゆっくりゆっくり走った。
走り始めてまだ間もない私だけど、あたたかく迎え入れていただき、とても楽しく過ごすことができた合宿だった。
走歴の長い皆さんの走りを目の当たりにすることができて、よい勉強になったし、走ることって楽しいなと再認識できた、青春の3日間だった。
最後に手配や準備、面倒をみてくださった方々、お疲れ様でした。
そしてありがとうございました。
また、次回の合宿も楽しみにしながら、練習に取り組んでいきたいと思う。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
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