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東京国際マラソンを走って 中里綾介さん |
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昨日の東京国際、沿道でたくさんの応援をして下さった方々、
本当にありがとうございましたm(_ _)mとても力になりました。
記録は2時間34分55秒と目標の2時間25分には遠く及びませんでしたが、
皆様のご声援のおかげもあり、初マラソンをなんとか完走することができて良かったです。
また走られた選手の皆様、本当にお疲れ様でした。
最後は経験というものが武器になるということを勉強させていただきました。
スタートから5kmを17分前後のペースで自分のリズムで順調に走っていました。
折り返してから向かい風になっても、集中して自分のリズムで走れていたので、
行けるかな◎と思いましたが、やはりマラソンは甘くないということでしょうか、
日比谷通りに入って増上寺を通過したあたりからは向かい風の影響を感じるようになり、
かなり苦しくなってしまいました。
今までに感じたことのない辛さでした。
それでも沿道からのたくさん応援を自分の力に換え「絶対に1度も歩いたり止まったりなんかしないで、
完走だけはするんだ」ということだけを思い走っていました。
どこを走っていても応援があったぐらいたくさんの声をかけていただき、
皆様の応援が最後はボロボロになりながらも、1度も歩くことも止まることもなく僕を国立のトラックに帰って来させてくれたのだと思います。
本当にありがとうございました。
今回は記録よりも完走できたということだけで十分合格点です。
この経験とここで得た自信をハーフやトラックに、そしていつか本格的にマラソンに取り組むときに生かしたいです。
僕は高校のときぐらいから初マラソンは東京国際で走る、ということがひとつの夢でした。
浪人のときに知人に誘われて参加させていただいたアトミクラブの練習会、
大学入学後はできる限り練習会に参加させていただき、
そこで力をつけさせていただきハーフで参加標準記録を切ったのは去年の3月。
そしてその東京国際が今年で最後ということで、僕にとっては最初で最後の東京国際となってしまいましたが、
なんとかその最後に間に合い、夢を実現させることができました。
ここで思ったことは、もしアトミクラブの皆さんとの“出会い”がなかったら、
まず今回沿道からこんなにたくさんの声援を受けることもなかったということ、
そして完走どころかスタートラインにさえ立てなかったのではないかということです。
それぞれ色々な環境で走り、それぞれいろいろな目標を持つアトミの皆さんと出会い、
一緒に練習させていただくことで力がついたことは確かです。
またアトミクラブの皆さんとの出会いが他のクラブチームの方との出会いにもつながり、
僕の競技生活の幅を大きく広げてくれたことも確信しています。
高校時代からの夢舞台を走り切ることができ、苦しくてもとても楽しかったです。
アトミクラブの皆さんに本当に感謝します。
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