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整骨医との上手なつき合い方 川村匡逸さん |
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腰痛・膝痛・アキレス腱…の故障にはこの先生をご紹介します
【背景】
ランナーには故障はつきもの、皆さんは故障したときどちらで治療を受けられますか?
「針治療」か、或いは針は高いので保険が効く「整形外科」で診てもらう方が大半ではないでしょうか。
ところが整形外科ではしントゲンを撮り、異常がなければ湿布を渡してそれでおしまい、
というケースが多いと聞いております。その上、練習を一切控えるようにクギを刺されるので治療を受ける側としても釈然としないもの
があります。
それならば、柔道整復師つまり整骨医はどうでしょうか。”痛そう”、”即劾目がない”
といったイメージが根強く、意外と利用されていないと言われています。
確かに整骨医の診察室を覗くと、おしなべて御年寄の患者が多く、
ランナーらしき人?を見かけたことはあまりありません。
それに整骨医だってピンからキリまであります。
【お推めする理由】
こうした背景の中でこれまで9年近く、さながら主治医のようにおつき合いさせて頂いている久保先生を紹介しよういうのは、
これまで何度も大ピンチを救ってもらったことがあり、
治療の在り方等に共鳴するところもあるからです。
ですから、私以外のランナーにとっても以下のお話しは非常に有益なものになると思います。
【対処療法から原因治療へ】
まず、「何が痛みの原因なのか」を突き止めなければお話しになりません。
例えば膝痛の原因が足の長さの違いからきているのに、
ベタベタ膝に湿布を貼っても効果はありません。
しかし、先生は「患者の歩き方」や「患部を触った感触」
その他の方法を通して原因を突き止めてくれるのです。
それを受けて電気マシサージ→素手のマッサージ→湿布/副木、
場合によってはスパイラルテーブといった治療が為されてゆきます。
そして、ゆるがせにできないのは、治療だけではなく生活上のケア・アドバイスです。
というのは、誰しもどうすれば早く治癒するか、なかんづく我々ランナーにとっては、
@全く走れず絶対安静なのか、Aゆっくりなら走ってもいいのか、
を知りたいからです。
例えば、@であれば日常どんな補強をすれは良いか、Aであれほどの程度の負荷ならばOKのか、
まで診断してくれるので、練習メニューやレース出場の計画がとても立てやすくなります。
このような生活・練習コントロールによって症状の悪化を防ぐという役割が大切だと私は考えております。
【料金は高いのか】
さて、気になる料金です。保険外治療の部分が大きいので昨年の自己負担金アップの影響はあまりなく、
私の場合(→健康保険)は初診料が2千円台後半、2回目以降千2〜3百円でした。
これを高いと見るか安いと見るかは、皆様のご判断に委ねます。
もっとも実際は費用が掛かるどころか、逆に費用以上の「戻り」があるのです。
このカラクリについては次号で改めて紹介します。
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