アトミクラブ
奥武蔵駅伝を走り終えて
Bチーム5区 飯村聡さん

 今、振り返ってみますとBチーム5区を任され、何とか走れて本当に良かったとホッとしています。 私の実力から言って今回のような強豪Bチームで走れるとは夢にも思っていませんでしたので、 Bチームのメンバー(5区)に声がかかった時は、 嬉しさ、気合い、不安”とが入り交り、少し落着かなくなりました。 その時の練習から、インターバルも少し気合を入れてトップのメンバーに一緒についていこうと考えましたがやはりあせってもしょうがないと思い、 自分のペースでいつもどおり行いました。

 前日の夜から少しずつ緊張してきて(レース前にこんなに緊張したのは初めて) 夜中に2度も目が覚めてしまいました。 当初はフォーテイズA、4区ということで、 昨年もこの区間を経験しているので気楽に走るつもりでいました。 今回のBチームは優勝または入賞を狙えるメンバーが揃っているので自分も迷惑にならないような走りを心がけました。 しかし、 今だから言えますが恐らく自分の所へは間違いなく10位以内で来るので抜かれても5人以内に押さえようと思いました。 この駅伝は今年で4回出場になりますが、アトミクラブでは出場2回目になります。 前にこの区間を走ったことがあるので何とか走れると思いました。

 レースが始まり、自分の所へ来るまで途中6位で3区の加藤さんが走っていくのを見て、 いよいよ来るなと気合が入りました。 そうこうしているうちに11位でタスキを受けました。 スタートしてすぐ若松さんから「一人抜けば入賞だぞ!」の声がかかりました。 しかし、この上位集団の中で一人抜いたら120点満点。 前方には本田みのりRCのランナーが見えました。抜きつ抜かれつ繰り返しているうちに他の1チームに抜かれました。 みのりRCの選手とはラスト直線で自分の方が先にしかけましたが最後先行されてしましました。 何とか12位で谷川さんに引継ぎ、もう入賞は大丈夫だと思いホッとしました。

 終わってみれば自分の目標タイムにこそ30秒悪かったのですが、 Bチームを走れたことと、チームが入賞できたことに満足しています。

 今年はこの経験と自信をさらに生かし、 練習会では少しでもトップグループに
混じり、力をつけて来年もメンバーに残れるように頑張りたいと思います。
ありがとうございました。


| アトミを繋ぐ | 寄稿集へ |