アトミクラブ
菅平合宿に参加して 香取玲子


9月2日7時新宿出発時にはかなり降っていた雨も、関越自動車道を進むにつれて空が明るくなり、菅平到着したときは日差しも出て、 絶好のランニング・コンディションでの合宿幕開けとなりました。

例年通り1日目はウエストランニングコース(6.74Km/周)と峰の原高原クロスカントリーコース(2Km/周)に分かれての練習ですが、 私は踵痛のため標高1500Mのクロスカントリーを選択しました。 全体でのアップジョク、ストレッチ後、キロ6分ペースで走り、痛みを強く感じ始めた10周でダウンジョグに切り替えてトータル30Kで終了。

2日目は幸いそれほどのダメージがなかったので、前日よりペースアップして制限時間いっぱい走り切ろうと「ノースリーブくん」になって気合を入れました。 気温は真冬並みの11℃でしたが、寒さを感じることなく、9週で走り終えました。

一昨年・昨年は、40K走を走り切るために最低限の走り込みをして臨んでいたので、今回自己管理ができなかったことが心底悔やまれますが、 この合宿を機にフルマラソンに向けての脚作りを積み重ねていきたいと思います。 追い込んだ練習ができなかった分、3回目の合宿で慣れてきたということもあり、楽しんだことや気付かされたこともたくさんありました。

子育て真っ盛りのパパ・ママが協力し合いながら努力されている姿
夜の宴で交流を深めることができたこと
合宿での出会いからゴールインされた近藤御夫妻にお祝いソングを贈り、ハッピーな気持ちにさせていただいたこと
帰路のバスでのカラオケの盛り上がり

などなど・・・
このような充実した時間を過ごすことができたのは、合宿を企画・運営するためにご尽力くださった幹事の皆様のおかげに他ありません。本当にありがとうございました。 一方、参加者が年々少なくなっていることはとても残念に思います。

時間や経済的な制約がある中、記録の向上を目指しながらもマイペースで走りたい私にとってアトミクラブの最大の魅力は「懐の深さ」です。

年齢や走力、走ることの目的・目標や考え方は人それぞれ違いますが、最低限のルールを守り、ランニングが好きであれば受け入れてくれる。 ただ、メンバーが多様化していく中でどのように継続させていくのかは、とりわけ歴史あるクラブ共通の課題なのかもしれません。

年齢の割に走歴・アトミ歴の浅い私ですが、アトミクラブの魅力を伝え広めていきたいと思いますので、皆さま今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


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