アトミクラブ
『ドキドキ初参加の湯沢合宿』 向後好人さん


 知っている人はいない、ハードな練習メニュー、大丈夫だろうかと、ドキドキしながらの初参加でした。

 初日の朝、高田馬場に集合、どんな人と一緒になるんだろう? 車を出してくれたのは○田さん。 アベベと並走したという伝説のような話にビックリ。運転の交代を申し出て、アリスを聞きながら越後湯沢へ。

 到着してまずは、ほぐしでの1時間走。雨を心配しながら、山あいの静かな競技場の周りを周回。気持ちよく合宿開始です。

 午後は1000m×10本のインターバル。陸上経験の無い自分は、トラックでのインターバルは、アトミで初めて経験したこと。それが今回は10本も! 耐えられるだろうか? 設定タイムを調整しつつも、7〜8本目あたりで苦しい。残り2本ようやく終わりが見え、何とか頑張る。クールダウンしながら、無事今日は終わったと、密かにホッとします。

 夜は、翌日のカラオケ大会の予行演習。M田さんのパソコン操作で、次々と曲がかかり、初日から大盛り上がり。○井さんの「××の大冒険」は女性に大受け、みんなの頭の中に残ります。

 2日目の午前は、400m×20本。この距離を何秒で走ればよいのか? しかも20本も。スピード練習が苦手な私にとっては最大の山場である。とりあえずキロ4分を割算して96秒に設定し、スタート。前日が1000mだったから、400mのゴールはすぐ来て嬉しい。もうちょっと行けるかなと意気込んだのもつかの間、なかなか残り何本が減らない。あと数本になると、周りのメンバーは疲れを見せるどころか、ペースアップ、さすがです。引っ張ってもらいながら、無事終了。少し速くなったかなと、自己満足しました。

 午後は約20キロの坂道走。野辺山で100キロ走ったばかりだから、気持ちは楽だ、ちょっと頑張ろうと、出だしペースを上げてみます。しかし、すぐに集団で走っているメンバーに追いつかれます。みんな力強い、着いていくのは大変です。女性の○島さんは軽快に腕を振りながらスイスイ登っていく。自分は、重い体を一生懸命持ち上げている。折り返しで○沢さん夫妻が給水をくれ、生き返ります。帰りは下り、気持ちよく重力にまかせ、宿に向かいます。

 到着!! 先に着いたメンバーが大人の給水中(ビール)。自分も乾杯、そして温泉、最高です。この合宿は、午前・午後とも練習が終われば、温泉。リフレッシュできます。

 夜はカラオケ大会本番、前日よりさらにパワーアップした歌声が!! 聞いていて腹筋が鍛えられるほどの熱い歌、△田さんのハーモニカ等々、芸人ぞろいです。

 最終日の朝は結構な雨。でも、当然のように集合し、太源太湖周辺のロードに出発。スタートまで往復約5.4キロ、そこから5.8キロの周回坂道を1周か2周を選択します。雨だし、疲労もあり、無理せず1周にと思ったら、同室の▽木さんの「せっかく合宿に来たんだから」との声。そうか、やっぱり2周しよう。最後は、○井さんが途中で心配して待っていてくれて、一緒に無事帰還。

 こんな感じで、みんなに引っ張ってもらって、全メニューを完遂、苦しいながらも充実感一杯の3日間でした。

 その後の練習会は、挨拶・会話する人ができ、より楽しく、励みを持って参加できるようになりました。

 スタッフの皆さん、一緒に走って頂いた皆さん、本当にありがとうございました。とっても楽しかったです。


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