「湯沢合宿体験記」  村田智太郎
アトミクラブ
『湯沢合宿体験記』 村田智太郎さん


 初めて湯沢合宿に2泊3日で参加させていただきました。

 「合宿」といえば、昨今は会社での会議か研修か、はたまた少年野球のそれくらいだったので、"ランニングの合宿"でしかも2泊3日というのは、"わくわく"以外の何ものでもありませんでした。

 出発は相模大野。中沢さんの車に乗せていただき、矢沢栄吉を聴きながら国境のトンネルに入りました。気分は「やっちぇ!○っさん」。高まってきます。(に?お?)

 国境の長いトンネルを抜けると、雨でした。出発時とは一変。肌寒い位でした。

 ロッジ伯楽到着。同室になった大学陸上部同期のS氏に、大学3年の夏に合宿で使ったところと聞き、またも気分が高まります。(大学で使ったことはまったく記憶にありませんでしたが…)

 すぐに練習開始、ジョグで1時間ほど身体を慣らします。終了後のストレッチの際、「どなたかカラオケセットのパソコン操作ができる方はいますか?」と関田さんから声が掛かり、思わず目が合ってしまって私が引き受ける羽目に。(笑)、昼食時に操作を確認しました。WEBサイトでカラオケが出来るしくみでした。

 午後は、1000m×10本。きた!これぞ合宿です。緊張感を味わいながら10本。強風もありましたが最後まで集中できました。緊張感の後は、宴(予行)でした。カラオケのセッティングは順調にいきました!かなり盛り上がり、今日は予行だったよな、まだ合宿初日だよな、と皆さんのパワーを感じ、さらに気分が高まりました。

 2日目は、400m×20本と20km走。合宿最高!400mは後半上げていくことができました。20km走は前半10kmの登りをとにかく頑張ろうといくと、案の定下りで追いつかれ並走し後半も頑張れました。

 夜は宴の本番!しかし、よりによってカラオケセットが動かないハプニングが発生。動揺の中、関田さんがハーモニカ演奏で盛り上げてくださり却って楽しいものとなりました。ハーモニカでの"♪六甲おろし"は最高でした。

 最終日は雨の中、大源太湖周回コースへ。宿から周回地点まで行ってコースを2周。

 お昼は、恒例のカレーをいただき、宿を後に。

 トンネルを抜けたら雲一つない青空。この3日間だけ別世界に行っていたのかと思うなか、帰宅の途につきました。

 湯沢合宿、気分が高まることばかり、温泉、おいしい食事、寒い位の気候もあって、最後まで集中切らさない良い練習ができ、充実感いっぱいの3日間でした。多くの方との輪も拡がりました。参加のみなさまありがとうございました。

 最後になりましたが、クラブの幹事・運営メンバーの皆様。 ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。


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