アトミクラブ
『10年間の感謝を込めて』 河野陽一さん

アトミクラブ25周年、アトミクラブ通信100号を記念して

 自分が16歳でアトミクラブと出会って今年で10年目を迎えようとしています。 思えばアトミクラブが誕生したのは自分の生まれた年と同じということで親近感を覚えずにはいられません。
 高校時代には毎週水曜日に織田フィールドで部活の後に続けて夜からのアトミの練習会に参加していました。 練習方法など全く手探りの状態だった自分には、これだけ幅広い世代とレベルの高い練習が出来るという環境がすごく新鮮でした。
 箱根駅伝という目標の中で大学トップクラスの選手達との競争に挫折しかけた時にも、 仕事が忙しく月間50kmの走行距離を超えられずに悩んでいた社会人1年目の時もメンバーの皆様からの叱咤激励に気持ちを繋いで今日まで走ってくることができました。
 一時は第一線の競技生活を完全に引退しようと考えていた自分が、再び本格的に競技に専念して今現在も自己記録を更新できているのも、 アトミクラブをはじめたくさんの人の支えがあったからこそです。
 よくフルマラソンなどを完走した人が「たくさんの人への感謝を感じる」と言っているのを耳にしますが、今の自分自身が正にその通りだと思っています。
 今後もいろいろな面で一競技者として皆様にはお世話になると思いますが、これからは気力の続く限り第一線で走れる選手を目指し、実力的にも盛り上げ役的にもアトミクラブのトップとして(あくまで目標です!) 引っ張りながら強いチームでもあり、楽しいチームなるよう恩返しの意味も込めて貢献していくつもりでいます。
 最後に結成25周年本当におめでとうございます! 30周年の際にはぜひ三十路を迎えた自分の近況を報告できれば幸いです(笑)どうかこれからもランナー達の楽しく心強い居場所としてのアトミクラブでありますよう!


| アトミを繋ぐ | 寄稿集へ |