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『アトミクラブと私、そして夫と』 山内朱美さん |
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アトミクラブ25周年、アトミクラブ通信100号を記念して
2001年のホノルルマラソンをきっかけに私は走り始めた。
初フルは夫と一緒に仲良くゴール。
タイムは5時間44分。
後半は歩いては立ち止まりの繰り返し。
辛くて辛くて、ゴール後「二度とマラソンは走らない。」と宣言。
それなのに、どういうわけか今ではどっぷりランニングの世界にのめりこみ、生活の一部となってしまった。
そして、そのきっかけを作ってくれたのが「アトミクラブ」の存在。
2007年の夏、小黒ミホ子さんに高尾山に誘っていただいた。
その時いらしていたのが、伊藤真さんや中井さん。中井さんに「アトミクラブ」のことを教えて頂き、「誰でもウェルカムだから、一度練習に来ませんか?」と誘って頂いた。]
なんと!その数日前にたまたま読んでいた「アテネの風」にその「アトミクラブ」のことが載っているではないか!!著者の吉木さんもいるとのこと!
忘れもしない2007年7月27日、この日が夫と私のアトミデビューの日になった。
この日のメニューは「5000mT.T.」。
タイムトライアルなんて言葉も知らずにただ、ただ頑張って走った記憶がある。
そして、この年の11月、念願だった東京国際女子マラソンに出場することが出来た。
アトミクラブでの週1回のスピード練習。
週末のロング走。
練習に行き詰ると、ベテランの先輩方からアドバイスを頂く。
仲間も沢山できた。本当に今ではランニングが生活の一部になってしまった。
夫婦で走っているので、家での話題は練習や大会のこと。
話は尽きない。
これが仲良しの秘訣かもしれない(笑)。
1人では辛い練習も、仲間や夫と一緒だから頑張れる。
「今よりもっと(もう少し)記録向上を目指し、自由でのびのびと練習会や大会に参加し、健康に留意しながら仲よくいつまでも走り続け
ることをクラブの基本的な考え方としています。」
このアトミクラブの考えを大切に、これからもアトミクラブと共に、そして夫と共に走り続けていきたいと思います。
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