アトミクラブ
第45回奥武蔵駅伝競走大会詳報

開催日:1996年1月29日(日)

走路:全長:43.852km 東飯能駅→正丸駅前折り返し→飯能駅前

Aチーム念願の3連覇! 新調のユニフォーム光る

Aチームは、クラブ初の1区区間賞を穫った山口に続き、4区奥村、5区藤代 も区間を制し、優勝に花を添える。2区小松、3区山川、6区根本も手堅くまと め堂々優勝旗を持ち帰る。

Bチームとフォテーィズの競いは、Bチームが後半粘りを見せ、3区まで先行 のフォテーィズを逆転し、今回はBチームが競り勝つ。

優勝 アトミAチーム 2時間17分24
区  間 1区 2区 3区 4区 5区 6区
距  離 9.9Km 5.4Km 6.8Km 6.4Km 5.8Km 9.5Km
選 手 名 山口 小松 山川 奥村 藤代 根本
区間記録 30分22秒 17分50秒 22分13秒 19分13秒 17分40秒 30分06秒
区間順位

35位 アトミBチーム 2時間32分30秒
区  間 1区 2区 3区 4区 5区 6区
距  離 9.9Km 5.4Km 6.8Km 6.4Km 5.8Km 9.5Km
選 手 名 加藤 永岡 梨本 飯村 中澤 篠原
区間記録 33分27秒 19分21秒 25分34秒 21分04秒 19分33秒 33分31秒
区間順位 49 38 62 27 26 48

44位 アトミフォーテイズ 2時間34分29秒
区  間 1区 2区 3区 4区 5区 6区
距  離 9.9Km 5.4Km 6.8Km 6.4Km 5.8Km 9.5Km
選 手 名 谷川 吉田 小賀田 酒井
区間記録 32分05秒 19分26秒 25分47秒 22分35秒 20分13秒 34分23秒
区間順位 23 40 75 59 40 71

 伝統の「奥武蔵駅伝」は1月26日、快晴、しかも微風という絶好の条件のもとで開かれた。 昨年2連覇を遂げたAチームは気を緩ませることなく、他のチームの厚いマークを退け、 堂々3連覇を達成した。 以下Aチームメンバ-のレース展開を追うことにする。(敬称略)

<1区>
 山口、始めての経験区間1区を競り勝ち、区間賞をもぎ取る。 今年もまた花の1区は大混戦だった。 全国に名を馳せた「さとえクラブ」の巽達手(埼玉栄→MDI→栄)などが混じり残り500m過ぎまで4人が1歩もゆずらないサバイバルレース。 この中にあって好調、山口が最後まで粘った。 残り500mで高平の声援も効いた。 「ここで落ちたら男じゃないぞ」と山口、最後200で抜け出し我慢比べを制した。 もちろん、アトミの1区の区間記録を更新した。

<2区>
 小松、昨年の元気はどこへ。昨年この区間を驚異の8人抜きを演じ、 区間賞と優勝の立役者となった小松だが、昨年のタイムに43秒及ばぬ結果で終わった。 今回は小松のスピードを生かした力強い走りが見えなかった。 不調といいながらも2番で山川に夕スキを渡すあたりは小松も意地を見せた。 ここで「さとえクラブ」がトップにおどりでる。「さとえクラブ」とのタイム差33秒。

<3区>
 山登りのスペシャリスト山川、今年も逆転でトップに立つ。 復調した山川は前を行く「さとえクラブ」の選手をすぐに抜き去り、本来の走りで2位に差を広げる。 だが、後半、昨年2位の「第一施設団」のエースの武田が区間新でひたひたと後方に追ってきていた。 3区を終わった時点で2位「第一施設団」との差わずか16秒。 向こうも本気で勝つ気で来ている。「第一施設団」とのマッチレースはここから最後まで続くことになる。

<4区>
 初陣奥村、力ゼをものともせず区間賞。2位「第一施設団」を突き放す。 「奥武蔵」は始めてという奥村、前日に力ゼに罹り本調子ではないというが、走ってみれば区間賞。 追い上げられ「向こうもいけるぞ」と意識し始めていた矢先だけに、この突き放しは大きかった。 タイム差57秒に。意議していた細野選手の区間記録は来年破ろう。

<5区>
 藤代、冷静な走りでアトミ3人目の区間賞を獲得!昨年1区で奮走した藤代、 今年は5区でのびのびと本来のスピーにものをいわせて、 追走「第一施設団」にさらに23"の貯金を作り、アンカー根本を楽にした。 2位との差が1分20秒に。この区間で3連覇を確信。

<6区>
 根本、初のお役目6区を区間2位でまとめ、 猛追「第一施設団」を振り切り優勝のゴールテープを切る。 根本は2年前3区を走って以来、アトミでは2度目の「奥武蔵」。 急遽、稲川の代わりに補欠として走ったわけだが、調子は絶好調。 駅伝4日前の練習会でも元気なところをを見せていた。 「第一施設団」はエース級をアンカーに配し逆転を狙ってきたが根本の安定した走りに27秒縮めたのがやっとだった。 稲川選手の代役は充分つとめた。来年は正選手でいける!


最後まで競り合いを演じたAチームの皆さんご苦労さまでした。 来年はAチームのポジション争いがもっときつくなりそうです。

なお、当日付き添いのお世話を頂いた山本さん、増沢さん、若松さん、高橋さん、 中村さん、本井さんありがとうこさいました。
おかげさまで選手全員が安心して走ることが出来、 上記のように好成績を収めることができました。御礼申し上げます。


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