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第44回奥武蔵駅伝競走大会
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開催日:1995年1月29日(日) 出場328チーム
走路:全長:43.852km 東飯能駅→正丸駅前折り返し→飯能駅前
Aチーム堂々2連覇!
優勝 アトミクラブ Aチーム 2時間19分06秒
区間 |
1区 |
2区 |
3区 |
4区 |
5区 |
6区 |
距離 |
9886m |
5453m |
6800m |
6410m |
5793m |
9510m |
勾配 |
△25m |
△43m |
△97m |
▽92m |
▽43m |
▽25m |
選手名 |
藤城 |
小松 |
山川 |
富田 |
高平 |
山口 |
区間記録 |
31分10秒 |
17分07秒 |
22分10秒 |
19分45秒 |
18分22秒 |
30分32秒 |
区間順位 |
10 |
1 |
2 |
4 |
2 |
2 |
アトミクラブB 40位 2時間33分44秒
区間 |
1区 |
2区 |
3区 |
4区 |
5区 |
6区 |
距離 |
9886m |
5453m |
6800m |
6410m |
5793m |
9510m |
勾配 |
△25m |
△43m |
△97m |
▽92m |
▽43m |
▽25m |
選手名 |
加藤 |
酒井 |
永岡 |
大塚 |
吉田 |
篠原 |
区間記録 |
33分10秒 |
20分07秒 |
24分46秒 |
21分26秒 |
20分24秒 |
33分12秒 |
区間順位 |
56 |
64 |
48 |
37 |
42 |
45 |
アトミフォーティーズ 57位 2時間39分22秒
区間 |
1区 |
2区 |
3区 |
4区 |
5区 |
6区 |
距離 |
9886m |
5453m |
6800m |
6410m |
5793m |
9510m |
勾配 |
△25m |
△43m |
△97m |
▽92m |
▽43m |
▽25m |
選手名 |
原 |
川名 |
牛木 |
小賀田 |
小山 |
林 |
区間記録 |
35分17秒 |
22分23秒 |
25分12秒 |
22分13秒 |
20分46秒 |
34分17秒 |
区間順位 |
93 |
72 |
61 |
55 |
54 |
70 |
7位 北の丸ACチーム
1区 | 2 区 | 3区 | 4区 | 5区 | 6区 |
(9.9k) | (5.4k) | (6.8k) | (6.4k) | (5.8k) | (9.5K) |
望月 5 | 山口(博) 6 | 野□ 2 | 大江(賢) 30 | - | - |
30分45秒 | 17分55秒 | 22分38秒 | 20分05秒 | - | - |
14位 田園クラブAチーム:2時間26分59秒
3区 | 4区 |
(6.8k) | (6.4k) |
川端 43 | 小野里 45 |
24分37秒 | 21分43秒 |
<実業団>
東電Aチーム 2位 2時間18分21秒
6区 細野 30分45秒 区間2位
<付き添い>
中村・若松・高橋・本井
1月29日、伝統の「奥武蔵駅伝」が快晴のもとで開かれた。過去1 0年の間に3度の
優勝を遂げている我々アトミクラブとして初の連覇をかけた意義ある大会である。
Aチームは、今大会も総合力で他チームを圧倒し初の連覇を達成した。
以下Aチームの選手の横顔と活躍を追うことにする。(敬称略)
(1区) 藤代、強豪揃いの1区を10位に食らいつく!
急きょ、1区を任された藤代は、何とかいい位置で夕スキを渡そうと先頭集団に食ら
いつく。中間点あたりから法政OBの加藤が飛び出し、それを追うチームで集団バラけ
る展開でサバイバルが始まった。藤代は前に少しでも離されまいと必死で食い下がる。
本来の調子が全く出なかったという藤代だったが、トップとは50秒差の区間10位は、
強豪ひしめく第1区にあつて、以降の追い上げを可能にするまずまずの位置取りともい
える。激戦1区のこの頑張りがあとの選手を刺激し、優勝をもたらしたともいえる。
(体調の悪い中、本当にごくろうさまでした。)
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(2区) 小松、前8人をごほう抜き!区間賞
数日前まで1区を走る予定でいた小松は足の古傷が出て2区に回った。
藤代よりタスキを受けた小松は足の痛みをモノともせず、前をいく9人めが
けて突っ込んでいった。本来がスピードランナー、一人抜き、2人抜きとアッ
と言う間に8人を抜いて2位に踊り出た。結局1位チームに4秒差と迫る区間
賞で3区山川に。
(小松君のこの走りでいける感触が出てきた。来年こそ花の1区で区間賞を。)
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(3区) 「楽しく走れました。」(山川)区間2位
ここ数年の山川といえば故障のデパートみたいなものだった。昨年、秋口後
半より徐々に回復の兆しがでてきたところだ。
小松からタスキを受けた山川は1キロも行かないうちに前を行く第一施団の選
手を捉える。しばし併走の後、スピードを上げて仕掛けるが、ついてくる気配
がないと見るや「山登りはオレのもの」と言わんばかりにとばし、逆に2位
チームに50秒差をつけて4区冨田へ。(山川惜しくも11秒差の区間2位。
以前に近い走りができるようになって、よかった。よかった。)
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(4区) 「まあまあの走りです。」(冨田)区間4位
この間まで10代と思っていた冨田も奥武蔵の駅伝を走つて、すでに6回を
教える。大学、大学院を経てこの4月には、教員の道に進む。学生生活、最後
の駅伝になるわけだがこの間、3区、2区、アンカー、そして、ここ数年2区
が続き4区は初めての区間となる。3区からタスキを受けた冨田は、山川の
スピードをそのまま生かし、追ってくるチームとの差をさらに広げた。 体調
不十分なアンカー山口を少しでも楽に走らせてあげたいとの気持ちが最初から
意欲的な走りとして表れていた。(「どうだった」の声に「まあまあの走りが
できました。」との応えが返ってきた。区間1位とそれほど差がない区間4位。)
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(5区)「区間賞はオレがもらった」のつもりでいたのに…(高平)
惜しい5秒差で区間賞を逃す!区間2位
今期より練習会に参加し出した高平は、陸上の名門・・群馬県中之条高校出
身で、昨年4月に社会人(東電)になった若アユである。44区冨田から余裕を持
ってタスキを受けた高平は、好調アトミを裏付ける強い走りで後続との差をさ
らに優勝安全圏にまで導いた。前後のタイム差から区間賞確実かと思われ
ていたが、伏兵がとんでもないところにいた。総合275位チーム(和光養護
ウエルパス)の5区ランナーに5秒差をつけられ、残念ながら区間賞は手にでき
なかった。さすがに伸び盛り、今後も記録はまだまだ伸びそう。
(高平君、区間賞惜しかったね。来年こそぶっちぎりのトッフを目指そう。)
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(6区) 山口、絶不調ながら走ってみれば区間2位
山口は、1月中旬に患ったインフルエンザがいがいに重く、体調が十分に回復
しないままアンカーの走りとなった。前の5人から大きな貯金をもらい、本来
の山口であれば他チームに大差をつけてゴールテープを切ってくる予定だったが、
思いの外、の切れが悪く、なかなかスピードに乗れない。
一方2位チームの「第一施団」アンカー藤原は昨年1区で区間賞を取っている強豪だ。「あと2.3キロ距離が長かったら危なかった。」と山口が云うように最終区で大きく差を
詰められた。だが、しかしである。「普段段より1分は悪かった」というこの
区間を堂々2位で乗り切り見事2連覇に貢献した。
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