アトミクラブ
第43回奥武蔵駅伝競走大会

開催日:1994年1月30日(日) 出場299チーム

走路:全長:43.6km 東飯能駅→正丸駅前折り返し→飯能駅前

やったぜAチーム堂々の優勝

 前日の雪が残る肌寒い条件の下、第43回奥武蔵駅伝が1月30日(日)に開かれた。
 出場299チームのマンモス駅伝に今年もA・B・フォーティーズの3チームが参加。
 Aチームは昨年の雪辱を果たし戸田陸協(昨年の覇者)に大逆転。見事6年振りの優勝を飾った。
 Bチーム(38位)、フォーティーズ(43位)も、昨年同様各区間でせり合いを演じ今回はBチームが33秒差でかろうじて逃げ切った。

<一般の部> 参加299チーム

アトミクラブA 優勝 2時間19分04秒
区間 1区 2区 3区 4区 5区 6区
距離 9886m 5453m 6800m 6410m 5793m 9510m
勾配 △25m △43m △97m ▽92m ▽43m ▽25m
選手名 稲川 富田 根本 ◎細野 安東 ◎山口
区間記録 31分23秒 18分17秒 23分32秒 18分42秒 18分33秒 28分37秒
区間順位 5 4 5 1 4 1

◎区間新記録 4区→細野 6区→山口

アトミクラブB 38位 2時間34分02秒
区間 1区 2区 3区 4区 5区 6区
距離 9886m 5453m 6800m 6410m 5793m 9510m
勾配 △25m △43m △97m ▽92m ▽43m ▽25m
選手名 吉田 加藤 川名 山川 大塚
区間記録 35分47秒 20分04秒 25分17秒 21分24秒 18分42秒 32分48秒
区間順位 94 35 49 40 6 54

アトミフォーティーズ 43位 2時間34分35秒
区間 1区 2区 3区 4区 5区 6区
距離 9886m 5453m 6800m 6410m 5793m 9510m
勾配 △25m △43m △97m ▽92m ▽43m ▽25m
選手名 篠原 志水 小賀田 酒井 永岡
区間記録 35分28秒 19分54秒 25分22秒 21分30秒 19分48秒 32分33秒
区間順位 82 30 52 43 30 47

<参考> 2位チームの記録

川口陸協A 2位 2時間19分16秒
区間 1区 2区 3区 4区 5区 6区
距離 9886m 5453m 6800m 6410m 5793m 9510m
勾配 △25m △43m △97m ▽92m ▽43m ▽25m
選手名 安池 田村 武田 神永 石川 小西
区間記録 30分47秒 18分17秒 22分39秒 19分46秒 18分32秒 29分24秒
区間順位 2 2 1 5 3 2


Aチーム 強豪ひしめく中、秩父路を制覇

 2連覇を狙い万全のメンバーで臨んできた戸田陸協に前半は大きく離されないよう執こく食らい付き、中盤から追いあげを開始、 そして最後のアンカーで追い付き突き放すという、まさに駅伝の醍醐味を味わう理想的な展開となった。 昨年、同じ戸田陸協に6秒差で苦杯を舐めさせられた悔しさを見事、跳ね返して優勝旗を持ち帰った。

 1区稲川はスタート前のアクシデントをものともせず強豪ひしめく1区で堂々5番手でタスキを持ってきた。

 2区富田は昨年同様手堅い走りで3着に上げ、3区根本小松の代走として強い風と山登りコースをそのままの順位で堅持。

 そして4区細野が40代とは思えぬ力強い走りで第1施団を抜き、区間新記録で5区安東に継いだ。

 昨年区間8位でこのコースを経験している安東は、さらに力をつけ昨年のタイムを50秒余り縮め、トップに差を広げられずに6区アンカー山口へと継いだ。

 前日よりトップでテープを切ることを頭に描いていた山口は戸田の強豪、小西にすぐ追い付いた。 しばらく並走のあと、残り1キロで突き放しを計り、堂々ゴールテープを切った。 これまた細野同様区間新記録のおまけまでつけてだ。
 ここで甘んじるAチームではない。来年、再来年と連覇を目標にさらに走りに磨きをかけていくことになる。 ライバルチームのマークもきつくなるが優勝旗は絶対に渡さないぞ。



フォーティーズ VS Bチーム 今年はBチームに軍配があがった。

 今年も各区間で秒差のせり合いが演じられた。 4区まで老練フォーティーズがリードしていたが、Bチームは故障回復途上の5区山川にかわされそのまま逃げ切られた。
詳細は、紙面の都合上書けないのであるが上の記録表を見ながら想像して欲しい。


 当日、付添いのお世話をして下さいました、若松さん、高橋さん、梨本さんに感謝いたします。ほんとうにどうもありがとうございました(選手一同)


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