アトミクラブ
第38回皇居周回
全国OB・OG同好者駅伝大会in皇居
5月24日(日)PM9:30スタート

開催日:2009年5月24日(日)

男子Aチームは堂々の2年連続優勝男子B・Cも4位、7位でみごとに入賞を果たした。
今年1位奪還を狙った女子チームは、優勝には力及ばず3位。
B・Cもあと一歩で入賞を逃し7位、8位となった。
悔しさを味わった女子チームは来年に向けて課題を克服し再度頂点を目指す。
雨の中のOB駅伝大会、男子Aチームが意地を見せ4年振りの優勝!チーム創設25周年に華を添えた。


男子の部 5km×5区間
1位 アトミクラブA1時間28分50秒
2位 笠松クラブA1時間30分53秒
3位 東京レディース応援団1時間32分02秒
4位 アトミクラブB1時間32分31秒
5位 Jアスリーツ1時間32分40秒
6位 スズキ陸上部0B1時間34分18秒
7位 アトミクラブC1時間34分32秒
8位 町田いだ天クラブA1時間34分54秒
12位 アトミクラブD1時間37分30秒
22位 アトミクラブF1時間40分32秒
23位 アトミクラブE1時間40分51秒

女子の部 5km×5区間
1位 東京レディースA1時間39分06秒
2位 MC江東シスターズ1時間40分36秒
3位 アトミクラブ女子A1時間42分14秒
4位 Jアスリーツ1時間42分39秒
5位 神宮AC1時間45分59秒
6位 横浜鶴見AC−A1時間46分33秒
7位 アトミクラブ女子B1時間47分03秒
8位 アトミクラブ女子C1時間48分43秒


男子の部1位 アトミクラブA 1時間28分50秒
区 間 1区
(65歳以上)
2区
(60歳以上)
3区
(55歳以上)
4区
(50歳以上)
5区
(40歳以上)
選手名 福岡豊則 酒井建雄 細野亮司 遠藤昌志 津島 亨
区間タイム 19:12 19:01 17:22 17:01 16:14
中継タイム 19:12 38:13 55:35 1:12:36 1:28:50

男子の部4位 アトミクラブB 1時間32分31秒
区 間 1区
(65歳以上)
2区
(60歳以上)
3区
(55歳以上)
4区
(50歳以上)
5区
(40歳以上)
選手名 樋川仁省 篠原義雄 毛塚敏男 吉原 穣 宮下 毅
区間タイム 19:52 19:41 18:05 17:53 17:00
中継タイム 19:52 39:33 57:38 1:15:31 1:32:31

男子の部17位 アトミクラブC 1時間34分32秒
区 間 1区
(65歳以上)
2区
(60歳以上)
3区
(55歳以上)
4区
(50歳以上)
5区
(40歳以上)
選手名 小賀田和美 金井 康 関田善作 中井康広 山口正春
区間タイム 19:25 20:12 19:39 18:25 16:51
中継タイム 19:25 39:3フ 59:16 1:17:41 1:34:32

男子の部12位 アトミクラブD 1時間37分30秒
区 間 1区
(65歳以上)
2区
(60歳以上)
3区
(55歳以上)
4区
(50歳以上)
5区
(40歳以上)
選手名 富張光夫 伊藤君夫 梨本忠三 越田秀敏 山川 寛
区間タイム 22:06 20:04 19:29 18:43 17:08
中継タイム 22:06 42:10 1:01:39 1:20:22 1:37:30

男子の部23位 アトミクラブE 1時間40分51秒
区 間 1区
(65歳以上)
2区
(60歳以上)
3区
(55歳以上)
4区
(50歳以上)
5区
(40歳以上)
選手名 柴澤篤雄 永岡信昭 町田厚美 古木稔朗 谷川久朋
区間タイム 21:56 20:28 19:54 21:09 1フ:24
中継タイム 21:56 42:24 1:02:18 1:23:27 1:40:51

男子の部22位 アトミクラブF 1時間40分32秒
区 間 1区
(65歳以上)
2区
(60歳以上)
3区
(55歳以上)
4区
(50歳以上)
5区
(40歳以上)
選手名 小柳英知 五十嵐和夫 中澤修平 伊藤 真 菊島昭一
区間タイム 21:37 20:10 19:50 20:45 18:10
中継タイム 21:37 41:47 1:01:37 1:22:21 1:40:32

女子の部3位 アトミクラブ女子A  1時聞42分14秒
区 間 1区
(55歳以上)
2区
(50歳以上)
3区
(40歳以上)
4区
(40歳以上)
5区
(35歳以上)
選手名 松岡須美枝 弓削田真理子 渡村恵子 檜山恵子 勝浦みどり
区間タイム 25:11 19:20 18:44 19:44 19:45
中継タイム 25:11 44:31 1:03:05 1:22:29 1:42:14

女子の部7位 アトミクラブ女子B 1時間47分03秒
区 間 1区
(55歳以上)
2区
(50歳以上)
3区
(40歳以上)
4区
(40歳以上)
5区
(35歳以上)
選手名 袴田悦子 須藤吉仕子 本田美恵 菅野朋子 釜池美智子
区間タイム 23:57 22:02 19:18 21:12 20:34
中継タイム 23:57 45:59 1:05:17 1:26:29 1:47:03

女子の部8位 アトミクラブ女子C 1時間48分43秒
区 間 1区
(55歳以上)
2区
(50歳以上)
3区
(40歳以上)
4区
(40歳以上)
5区
(35歳以上)
選手名 小黒ミホ子 岡田綾子 佐多みどり 濱辺久美恵 飯村真澄
区間タイム 23:43 22:26 20:22 20:54 21:18
中継タイム 23:43 46:09 1:06:31 1:27:25 1:48:43


 今回のタイム計測には篠原昭二さん、中沢政延さん、森進一郎さん、そして記録の集計には森義昭さんに協力していただきました。
また多くの皆様からサポート、応援をいただきました。
選手たちは心置きなく十二分に走ることができました。
ありがとうございました


<男子の部>

Aチーム 2連覇! B・Cも4位、7位入賞を果たす。

アトミクラブA

1区福岡は今年3月に病気し、参加も危ぶまれたが、驚異的な回復力でこの大会に間に合った。 トップをいく笠松クラブの山口選手を必死に追い2番目で中継、

2区は今年60歳になった酒井が先行笠松クの多田選手を追い上げ、中継点では手の届く範囲まで迫った。

3区は細野、4月に肉離れを起こし、この大会出場は無理かと思われた。 だが細野はこの駅伝のために必死に直し大会に臨めるところまで持ってきた。 肉離れを治すには走らないのが一番と1ヶ月近く完全に走りを止めていた。 ジョグを再開したのは5月に入ってから。 福岡同様、驚異的な回復力と治すという信念でほぼ快復前に近い状態に仕上げた。 とても肉離れを起こしたとは感じさせない走りで前を行く笠松3走の実力者下久垣選手を追う。 逆転は無理と思われた区間で先行笠松クを早々に捉え、逆に距離を開ける離れ業を演じた。

4区 遠藤は今年復調した。絶好調と思われた昨年、突然の体調不良に泣いたが今年は3区細野から受け継いだタスキを大事に抱え、堂々たる走りでさらに後続を引き離し中継点に帰ってきた。 この4区の遠藤の走りでAチーム連続優勝を磐石なものにした。

5区 津島は当初Bチームのアンカー予定でいたが、Aアンカー予定の小西選手が前日、肉離れを起こしたため、急遽のAチームのアンカーにエントリー変更になった。 津島は織田Fでは若手に混じっての練習会では常に前に出ている走りが買われた。 その積極的な走りがアンカー区間で発揮された。小 西の穴を充分に埋め、アトミA優勝を完全なものにした。 ここでも津島の軽快な走りで2位以下を大きく引き離してのトップでゴールとなった。

アトミクラブB〜F

1区 1区の10番以内は熾烈な争いとなった。 B樋川とC小賀田は先行の笠松、アトミA、Jアスリーツ、東京レディース応援団、町田いだ天A、千代田走友会などに混じり上位を窺った。 半蔵門からの下りでC小賀田がB樋川を離しにかかった。 中継では4番、7番でタスキリレー。 アトミの4番手中継は初出場のF小柳。 数年のブランクを感じさせない走りで28番目に中継。 E柴澤が33番手、D富張が37番手で続いた。

2区 B篠原が先行C金井を追う展開に。 B篠原はC金井との差27秒を徐々に縮め、得意の下りで金井を捉えると逃げに掛かるが、金井もそうはさせじと執拗に喰らいつく。 結果、中継点でのタイム差はこの2区を終えてのBとCの差は4秒。 篠原は7位から6位に順位を上げた。 後を追う3チームはF五十嵐が7人抜き、D伊藤君夫も11人抜き、さらにE永岡も6人抜きを演じ徐々に上位に上げてきた。

3区 B毛塚の後をC関田が追う。 4秒あった差は走力の違いからかみるみる開く。 B毛塚は1周18分と軽い走りで順位を1つ上げた。 一方C関田は毛塚の姿を目で追うのが精一杯。 2人に抜かれ9番と順位を落とした。

DからFはこの区間でさらに混戦模様になってきた。 F中澤とD梨本はこの区間で抜きつ抜かれつの先着争いを演じるが最後は中澤が意地を見せ梨本を抜かせなかった。 ここでF中澤は21位から17位に4つ上げる。 さらに故障上がりのD梨本は8人抜いて18位に、E町田も負けじと4人を抜き23番目に入ってきた。

4区 B吉原が5位の順位をキープ。 17分台のタイムでさらに上位に迫った。 C中井はゴール後「思ったより調子が上がらなかった」とぼやいたが順位を1つ上げ8位に。 さらにD越田が2人を抜いて16位に上げた。 途中越田に抜かれたF伊藤真は順位を4つ下げたが21位で中継。 E吉木はふくらはぎの故障を抱えながらも最後まで踏ん張りぬき28位で中継。

5区 いよいよ、ここでアトミの40代の狭き門をかいくぐってきた花の40歳代メンバーの追い上げが始まった。 B宮下は吉原から5番目にもらったタスキを4番目に上げ3位チームに今一歩の位置まで迫った。 C山口は先行の町田いだ天を捉え、8位から7位に上げた。 もう少し距離があれば6位入りも可能であったか。 D山川も苦しい位置から4つ順位を上げ、10位入賞までもう少しのところまで迫った。 結果12位。F菊島は皇居に来てから出場を言い渡された。 心も体も準備できていない中で、急遽の出場。 18分で走りきり22番目にゴールした。
一方、28番目と出遅れていたE谷川がアンカーの意地をみせた。 タスキをもらうと1人、2人と抜き結局5人抜きの23番目でゴールした。 F菊島をかなり追い込みF、Eが22位、23位と続いてゴールした。 菊島と谷川のゴール前のバトルが見たかったが…。


<女子の部>

女子A・Bメンバー揃わず3位、7位に甘んじる
Cは8位に。悔しさは来年のための試金石だ!


W1区 55歳代
今年の女子55歳代はメンバーがなかなかいなくて選手選びにも苦労した。 Aチームは当初出場予定であった井手の怪我が痛かった。 出場数日前に腕を怪我し、腕降りもできないで出場が不可となった。 急遽Cで出場を予定していた松岡は1区に穴を空けてはいけないとA1区走った。 B袴田も本来Cの2区予定だったが選手の揃わないB1区に、C小黒も腰痛を抱えて数日前まで走れる状態ではなかった。 無理を押しての出場。 全員が満身創痍の中で他上位チームに挑んだが力及ばず大きな差ができてしまった。 せめて22分台で走れる1走がいると後に控える実力者の活躍で優勝争いはできる計算ではあったのだが2年続きの編成失敗だった。 来年はこの55歳代の故障がないこととこの年代に近づくメンバーの出場を待つのみである。(大谷さん、楡井さん、吉田さん、待っていますよ)

W2区 50歳代
2区50歳代も当初、出場者がいなくて苦労した区間。 幸いA弓削田さん、B須藤さんが出場してくれて女子の駅伝出場が可能になった。 Aの弓削田はかなり後方のタスキリレーにもかかわらず、気持ちを切らさず19分前半での走りで21位から一気に7位へチームを押し上げた。 この追い上げがあとあと効いた。 この頑張りが3位入賞につながった。 B須藤も「自分が出て若い人たちの出場が決まるのならば」とはるばる埼玉伊奈町から来てくれた。 須藤も踏ん張り16位から11位に順位を上げ助っ人としての役割を十分に果たした。 数年前まで名古屋女子の常連はダテではなかった。 C岡田も急遽出場組。 引越し直後で駅伝どころではない中、快く出場してくれた。 ここでも15位から12位に上がる。

W3区 40歳代@
Aは渡村、これまで数々の優勝の逆転劇に貢献してきた。 調子はいまひとつといいながらアトミ女子出場中、唯一の18分台で走り7位から4位まで順位を上げた。 B本田も19分18秒の走りで11位から7位へと上げた。 アトミ女子の駅伝おんなとしての意地を見せた。 C佐多は20分台前半と自分では不本意だったかもしれないが実力どおり12位から8位へと順位をあげた。

W4区 40歳代A
A檜山は19分10秒台の走りでさらに前を行くチームめがけて突っ込んでいくが前が開きすぎていた。 ここでは順位変わらず4位。 ただし前を実質的に詰めた。 B菅野は昨年秋に病気をし、まだまだ本来の調子には戻らないがずっとAアンカーを務めてきたプライドが復帰の走りを飾った。 来年には本来の調子に近づくであろう。 7位のまま。 C濱辺もきっちり21分を切って走った。 40歳台最後の走りを決めて来年は50 歳台の代表を目指す。 順位は8位

W5区 35歳代
ことし女子Aを走ったのは結婚して走りが充実している勝浦みどり(旧姓芳賀)が務めた。 勝浦は先行するJアスリーツを捉え4位から3位に上げる走りを見せた。 19分後半の走りはまだまだ物足りなさも残るがこの区間で1つ順位を上げAチームを3位に貢献し、Aアンカーの重責を果たした。 Bは釜池。本来であればAのアンカーであったが仕事が繁忙を極め、練習時間がほとんどとれずBへの変更を願い出た。 練習ができていれば18分台の走りは期待できたが、練習なしでエントリーの責任を果たすべく精一杯の走りを見せた。 本来の切れのある走りには程遠かったが意地がこのタイムで走らせたのだろう。 ごくろうさま。Cは飯村真澄。 ベテランらしい走り8位のままゴール。 皇居では飯村の小さい体に似合わずダイナミックな走りが目を惹いた。 アトミクラブ全チームのトリをとって無事ゴール。 結果8位。お疲れ様。


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