アトミクラブ
第37回皇居周回
全国OB・OG同好者駅伝大会in皇居
5月27日(日)PM9:30スタート

開催日:2008年5月27日(日)

豪雨の中のOB駅伝大会、男子Aチームが意地を見せ4年振りの優勝
チーム創設25周年に華を添えた。
男子B・Cも3位、6位でみごと入賞を果たした。
ここ4年間優勝チームを輩出してきた女子チームは、今回、残念ながら優勝には届かなかったもののBチームが全員手堅くつなぎ2位に。
5連覇を目指した女子Aチームも故障者を抱えながら踏ん張り3位になった。
そして同時出場の男子D12位、男子E15位 女子Cも7位と好成績をおさめた。


男子の部 5km×5区間 (123チーム)
1位 アトミクラブA1時間30分36秒
2位 笠松クラブA1時間32分51秒
3位 アトミクラブB1時間33分07秒
4位 町田いだ天クラブA1時間34分13秒
5位 東京レディース応援団1時間35分12秒
6位 アトミクラブC1時間35分14秒
7位 神宮AC-A1時間35分17秒秒
8位 川崎OBマラソンC1時間35分59秒
9位 笠松クラブB1時間36分05秒
10位 横浜中央走友会1時間37分00秒
12位 アトミクラブD1時間37分29秒
15位 アトミクラブE1時間38分31秒

女子の部 5km×5区間(31チーム)(オープン15チーム)
1位 東京レディースA1時間39分03秒
2位 アトミクラブ女子B1時間40分14秒
3位 アトミクラブ女子A1時間41分13秒
4位 MC江東シスターズ1時間45分07秒
5位 神宮AC1時間48分22秒
6位 市川レディース1時間49分29秒
7位 アトミクラブ女子C1時間51分53秒


男子の部1位 アトミクラブA 1時間30分36秒
区 間 1区
(65歳以上)
2区
(60歳以上)
3区
(55歳以上)
4区
(50歳以上)
5区
(40歳以上)
選手名 福岡豊則 秋葉晴彦 細野亮司 遠藤 昌志 小西 亘
区間タイム 0:19:01 0:20:02 0:17:03 0:18:46 0:15:44
中継タイム 0:19:01 0:39:03 0:56:06 1:14:52 1:30:36
中継順位 1 4 1 1 1

男子の部3位 アトミクラブB 1時間33分07秒
区 間 1区
(65歳以上)
2区
(60歳以上)
3区
(55歳以上)
4区
(50歳以上)
5区
(40歳以上)
選手名 樋川仁省 伊藤君夫 酒井建雄 吉原 穣 山□正春
区間タイム 0:19:50 0:19:47 0:18:52 1.21875 0:16:43
中継タイム 0:19:50 0:39:37 0:58:29 1:16:24 1:33:07
中継順位 5 7 5 4 3

男子の部6位 アトミクラブC 1時間35分14秒
区 間 1区
(65歳以上)
2区
(60歳以上)
3区
(55歳以上)
4区
(50歳以上)
5区
(40歳以上)
選手名 茂木 正 篠原 義雄 関田善作 越田秀敏 山川 寛
区間タイム 0:19:44 0:19:35 0:19:40 0:19:00 0:17:15
中継タイム 0:19:44 0:39:19 0:58:59 1:17:59 1:35:14
中継順位 4 6 7 8 6

男子の部12位 アトミクラブD 1時間37分29秒
区 間 1区
(65歳以上)
2区
(60歳以上)
3区
(55歳以上)
4区
(50歳以上)
5区
(40歳以上)
選手名 小賀田和美 金井 康 馬込和明 中澤修平 谷川久朋
区間タイム 0:19:39 0:20:34 0:19:59 0:20:03 0:17:14
中継タイム 0:19:39 0:40:13 1:00:12 1:20:15 1:37:29
中継順位 3 8 10 14 12

男子の部15位 アトミクラブE 1時間38分31秒
区 間 1区
(65歳以上)
2区
(60歳以上)
3区
(55歳以上)
4区
(50歳以上)
5区
(40歳以上)
選手名 柴澤篤雄 富張光夫 五十風和夫 毛塚敏男 宮下 毅
区間タイム 0:21:36 0:22:02 0:20:16 0:19:21 0:16:16
中継タイム 0:21:36 0:22:02 1:03:54 1:22:15 1:38:31
中継順位 14 27 25 20 15

女子の部2位 アトミクラブ女子B 1時間40分14秒
区 間 1区
(55歳以上)
2区
(50歳以上)
3区
(40歳以上)
4区
(40歳以上)
5区
(35歳以上)
選手名 井手雅子 大谷妙子 本田美恵 佐多みどり 高木晴美
区間タイム 0:21:38 0:19:40 0:19:04 0:20:01 0:19:51
中継タイム 0:21:38 0:41:18 1:00:22 1:20:23 1:40:14

女子の部3位 アトミクラブ女子A 1時間41分13秒
区 間 1区(55歳以上) 2区(50歳以上) 3区(40歳以上) 4区(40歳以上) 5区(35歳以上)
選手名 清水悦子 吉田和枝 檜山恵子 渡村恵子 菅野朋子
区間タイム 0:23:41 0:19:28 0:19:19 0:18:35 0:20:10
中継タイム 0:23:41 0:43:39 1:02:28 1:21:03 1:41:13

女子の部7位 アトミクラブ女子C 1時間50分08秒
区 間 1区
(55歳以上)
2区
(50歳以上)
3区
(40歳以上)
4区
(40歳以上)
5区
(35歳以上)
選手名 小里ミホ子 袴田悦子 星野恭子 山内朱美 阿部和枝
区間タイム 0:22:54 0:23:37 0:21:39 0:21:43 0:19:55
中継タイム 0:22:54 0:46:51 1:08:01 1:30:13 1:50:08

※上表女子の順位の計測がうまくいかず、中継順位が記載されていないことを
  ご了解してください。


<男子の部>

4年ぶりに優勝!これから連覇を開始するぞ〜

1区 65歳代
今年この年代に到達したA福岡が満を持してスタートから飛び出す。一時は後続を200m以上近く離す快走ぶり。 D小賀田、C茂木、B樋川も「神宮」や「川崎OB」らに混じり追走する。 昨年まで3連覇している「笠松クラブ」もしっかり後ろについている。 E柴澤も10〜15番手グループで、前をきっちり見据えている。
A福岡はトップをゆずることなく独走し、中継順位は「アトミA」「神宮」「アトミD」、「アトミC」、「アトミB」「川崎OB」「笠松」。 この65歳代には上位5チームにアトミの選手4人が入るというハイレベルの老人パワーを見せつけた。

2区 60歳代
この区間でめまぐるしく上位の順位が入れ替わった。 一番でタスキを受けたA秋葉はスピード練習の不足もあってか調子が出ず一歩後退した。 C篠原、B伊藤、D金井も必死に走るが川崎OB、町田いだ天A、神宮AC、笠松Aら勢いのある選手がアトミの前に立ちはだかった。 E富張も雨の中、必死にしのいだ。2区はのメンバーはこの日一番の降りになった時間帯を全員頑張りぬいた。 先行チームとのタイム差をそれほどなく次の区間につないだ。中継順位は「川崎OB」、「町田いだ天A」、「神宮AC」、「アトミA」、「笠松A」、「アトミC」、「アトミB」「アトミD」と続いた。

3区 55歳代
ここからA細野の追撃が始まった。 まず「神宮AC」を捉え、次に「町田A」をかわし、「川崎OB」の実力者横尾選手も抜いてきた。 細野は勢いでトップに立つとさらに後続と差を拡げた。
6番目でタスキを受けたC関田は2人に抜かれたものの1人を抜き返し7番目でリレー。
7番目でスタートしたB酒井は「アトミC」と「神宮AC」を抜いて5番目まで上げてくる。
D馬込も19分台の走りで10位以内を確保。E五十嵐は2つ順位をあげた。 この区間を終わって1位アトミA、2位「町田いだ天A」、3位「川崎OB」4位「笠松A」5位「アトミB」6位「東京レディース応援団」7位「アトミC」が続いた。

4区 50歳代
A3区の細野がトップでA遠藤にタスキを渡した時点でもう磐石。 これで優勝だと誰も思った。 50歳になったばかりの遠藤は勢い込んで1・5km付近まで突っ込んだ。 ところがここで体に異変が起こる。 急にきつくなったという遠藤は上り坂で失速、少し歩いてしまう。 「ここで止めたら優勝できない、この3年間何してきたんだ」と気持ち奮い立たせ、少し落ち着いてから再度走りだす。 4位から2位に上がってきた「笠松」の猛追はあったもののトップを死守した。
B吉原は春からのスピード練習の成果が出た。 18分を切る快走で「神宮」捉え、「町田いだ天A」にも肉迫した。 C越田は7番目で受けたタスキを手堅く守り8位でアンカーまで持ってきた。 D中澤修も20分の走りで15番以内を堅持。 E毛塚は25位から20位と5人をごぼう抜いて順位を上げアンカー宮下に更なる追い上げを託した。 順位は「アトミA」、「笠松A」、「町田いだ天A」、「アトミB」、「東京レディース応援団」、「神宮AC」、「川崎OB」、「アトミC」

5区 40歳代
Aアンカー小西は皇居で別格の走りをみせた。 「前の週に風邪を引き体調はいまひとつです」といいながらも走りの切れは他の選手とは断然違った。 「笠松クラブ」に追い上げられる展開をさらっとふり払いアトミクラブ男子4年ぶりブッチギリ優勝に貢献した。 5000m14分台を目指す力はダテではなかった。 2位に2分15秒差をつけて堂々のゴールテープを切った。
B山口は膝の故障から復帰。 4番目でタスキを受けると「町田いだ天A」を抜きさらに前にいる「笠松」を16秒差まで詰めた。 堂々3位でゴール。
C山川は8位でタスキを受け取ると「川崎OB」を捉え、さらに「神宮AC」と併走。残り500mで突き放し、5位の東京レディースに2秒差と迫った。 D谷川も負けてはいない。離れている前のチームを2チーム交わし山川とほぼ同タイム(区間)の12位でゴール。
E宮下が圧巻だった。皇居でのベストタイムで前のチームをごぼう抜き。20位から15位に入る快走をみせた。 これで出場男子5チームは15位以内に入りアトミの総合力を示した。


<女子の部>

今年は5連覇はならなかったが来年は再び優勝杯で奪還だ〜


W1区 55歳代
今年の女子55歳代はメンバーがいなくて3チームの申し込みをやめて2チームに絞ろうかとの苦しい選択もあったが、 A清水が出てくれることになり、なんとか3チームの出場が叶った。
腰に持病を抱えながらもB井手が手堅く走った。 全国マスターズ年代記録保持者は21分台のタイムで今年も1区の重責を果たした。 C小黒も脚を故障中。無理にお願いして出場願う。 小黒も昨年に近い22分台の走りで踏ん張った。
今回Aを走ってくれたのが清水。清水は日頃は5Kを21分台の力を持つがA1走の緊張感から普段の力が出ないまま区間を終えた。 スタート時の緊張と雰囲気に気持ちばかりが先行。 途中からは乳酸がたまって最後まで走るのがきつかったとか。(清水さん、来年がありますよ)

W2区 50歳代
この2区の走る時間帯は一番雨脚が強く男子も女子も吹き降りの中、まさに水濠コースでレースをしているようだった。 2区ではA吉田、B大谷 二人が別格の走りで先行チームを追い上げた。この年代女子の19分台は他チームを見回しても数人しかいない。 一時は前にかなり開けられていたが差を大幅に詰めた。 C袴田も23分台で走った。この区間女子は一番強い雨の中、踏ん張りぬきあとでの上位進出につながった。

W3区 40歳代
日頃はペース走を中心に練習を積んで安定した走力を持つB本田が19分と意地の走りで前を詰めた。 昨年の自己新連発のA檜山も本田に続けと19分10秒台の走りで前を行くチームめがけて突っ込んでいく。 1時はトップに500m位開けられていた距離も少しずつ短くなってきた。 C星野も21分台の走りで入賞圏に向けて上位に上がってきた。

W4区 40歳代
B佐多はきっちり20分のタイムで手堅くアンカー勝負できる位置まで持ってきた。 脚に不安を抱えるA渡村は無謀を承知でガンガン飛ばす。が、トップの姿がなかなか見えてこない。 C山内は念願のOB駅伝に初登場。 これまでケガなどで出られなかったが3区星野に負けじと21分台のタイムでまとめ順位を上げる。

W5区 35歳代
B高木(のとっち)は故障欠場の田中光の補欠として走った。 1年前に男の子を出産したばかり。 乳飲み子を抱えスピード練習が出来ぬままどこまで走れるか不安もあったが、さずが、のとっち20分を切って役目を果たした。 この結果Bは2位に。

A菅野は故障が癒えぬままの出場となった。一昨年は驚異の17分台で優勝に貢献した菅野だが今回は故障から練習もままならない日が続き、20分10秒という本人には不本意なタイムになった。それでもきっちり追い上げ女子Aは3位に。Aチームは来年に雪辱を期す結果となった。C阿部は伸び盛り。今年その力を買われてアンカーに抜擢された。阿部のごぼう抜きでCも7位と入賞圏内に近いところまで上げた。阿部は来年年代を一段上げ連続出場を目指す。


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