アトミクラブ
第36回皇居周回
全国OB・OG同好者駅伝大会in皇居
5月27日(日)PM9:30スタート

開催日:2007年5月27日(日)

女子Aチーム、Bチームが1、2位フィニッシュ久し振りに優勝を狙う東京レディースにAとBとが絡むレース目まぐるしい展開になった。
女子Aチームは、B、東京レディースに先行を許したものの終盤、総合力にものを言わせて逆転優勝、堂々4連覇を達成した。 これで女子Aチームは初出場の32回2位を除いて33回以来、負け無しの4連覇。
女子Bもレース展開を面白くした。2区でトップに立つと3区までキープ、途中、4区で3番手になったが、 5区でさらに追い上げを開始、東京レディースを3K付近で捉え、堂々2位入りを果たした。
女子Cも徐々に追い上げ、大健闘したが惜しくも7位で入賞逃がした(6位まで入賞)。
男子Aチームは出場130チームの中にあって最大のライバル「笠松クラブ」に後半肉薄したが、 またも2位に甘んじた。 笠松クラブには屈辱の3連覇を許す。 Bチームは踏ん張り4位、Cも粘って10位と3チームが10位以内の入賞を果たした。
D・Eも欠場者が続出する中、よくタスキをつなぎ18位、48位となった。


男子の部 5km×5区間
1位 笠松クラブA1時間29分07秒
2位 アトミクラブA1時間29分44秒
3位 神宮AC-A1時間32分16秒
4位 アトミクラブB1時間33分28秒
5位 町田いだ天クラブA1時間34分13秒
6位 横浜中央クラブ1時間35分27秒
7位 南毛利走友会1時間35分28秒
8位 東京レディース応援団1時間36分18秒
9位 笠松クラブB1時間36分37秒
10位 アトミクラブC1時間36分48秒
18位 アトミクラブD1時間40分06秒
48位 アトミクラブE1時間50分56秒

女子の部 5km×5区間
1位 アトミクラブ女子A1時間37分18秒
2位 アトミクラブ女子B1時間39分10秒
3位 東京レディースA1時間39分27秒
4位 江東シスターズA1時間42分42秒
5位 東京レディースB1時間43分02秒
6位 神宮AC1時間50分03秒
7位 アトミクラブ女子C1時間51分53秒


男子の部2位 アトミクラプA 1時間29分44秒
区 間 1区
(65歳以上)
2区
(60歳以上)
3区
(55歳以上)
4区
(50歳以上)
5区
(40歳以上)
選手名 小賀田和美 福岡豊則 酒井建雄 細野亮司 遠藤 昌志
区間タイム 0:19:20 0:18:41 0:18:21 0:17:01 0:16:21
中継タイム 0:19:20 0:38:01 0:56:22 1:13:23 1:29:44
中継順位 3 3 2 2 2

男子の部4位 アトミクラプB 1時間33分28秒
区 間 1区
(65歳以上)
2区
(60歳以上)
3区
(55歳以上)
4区
(50歳以上)
5区
(40歳以上)
選手名 桶川仁省 伊藤君夫 梨本忠三 毛塚敏男 山川 寛
区間タイム 0:20:11 0:19:19 0:19:30 0:18:00 0:16:49
中継タイム 0:20:11 0:39:30 0:58:39 1:16:39 1:33:28
中継順位 8 7 4 4 4

男子の部10位 アトミクラプC 1時間36分46秒
区 間 1区
(65歳以上)
2区
(60歳以上)
3区
(55歳以上)
4区
(50歳以上)
5区
(40歳以上)
選手名 柴澤篤雄 茂木 正 金井 康 越田秀敏 宮下 毅
区間タイム 0:21:05 0:19:34 0:19:50 0:19:41 0:16:38
中継タイム 0:21:05 0:40:39 1:00:27 1:20:08 1:36:46
中継順位 17 11 11 12 10

男子の部18位 アトミクラプD 1時間40分06秒
区 間 1区
(65歳以上)
2区
(60歳以上)
3区
(55歳以上)
4区
(50歳以上)
5区
(40歳以上)
選手名 西尾正汎 永岡信昭 関田善作 吉木稔朗 中井康広
区間タイム 0:22:46 0:20:35 0:19:40 0:19:12 0:17:53
中継タイム 0:22:46 0:43:21 1:03:01 1:22:13 1:40:06
中継順位 9 23 21 21 18

男子の部48位 アトミクラプE 1時間50分56秒
区 間 1区
(65歳以上)
2区
(60歳以上)
3区
(55歳以上)
4区
(50歳以上)
5区
(40歳以上)
選手名 神子尚吾 若松宏一 森 義昭 中澤修平 中沢政延
区間タイム 0:26:11 0:25:28 0:21:50 0:19:46 0:17:51
中継タイム 0:26:11 0:51:39 1:13:29 1:33:09 1:50:56
中継順位 - - - - 49

女子の部1位 アトミクラプ女子A 1時間37分18秒
区 間 1区
(55歳以上)
2区
(50歳以上)
3区
(40歳以上)
4区
(40歳以上)
5区
(35歳以上)
選手名 小里ミホ子 吉田和枝 檜山恵子 渡村恵子 管野朋子
区間タイム 0:22:37 0:19:12 0:18:27 0:18:30 0:18:33
中継タイム 0:22:37 0:41:49 1:00:16 1:18:46 1:37:18
中継順位 8 - 2 1 1

女子の部4位 アトミクラプ女子B 1時間39分10秒
区 間 1区
(55歳以上)
2区
(50歳以上)
3区
(40歳以上)
4区
(40歳以上)
5区
(35歳以上)
選手名 井手雅子 楡井美恵子 本田美恵 濱辺久美枝 田中 光
区間タイム 0:21:05 0:19:40 0:18:54 0:21:13 0:18:05
中継タイム 0:21:05 0:40:45 0:59:39 1:20:52 1:39:10
中継順位 2 1 1 3 2

女子の部7位 アトミクラプ女子C 1時間51分53秒
区 間 1区
(55歳以上)
2区
(50歳以上)
3区
(40歳以上)
4区
(40歳以上)
5区
(35歳以上)
選手名 松岡須美枝 袴田悦子 星野恭子 板東恭子 飯村真澄
区間タイム 0:23:26 0:23:49 0:21:20 0:21:50 0:20:46
中継タイム 0:23:26 0:47:15 1:08:35 1:30:25 1:51:53
中継順位 13 14 8 7 7


 5月27日(日)伝統ある皇居周回全国OB・OG駅伝大会(36回目)が皇居で開かれた。 我がアトミクラブからは、この駅伝に女子3チーム(28チーム中)、男子5チーム(1130チーム中)を出場し上位入賞を狙った。
 大会当日は、5月にしては暑い日差しが照りつけ、幾分蒸した風が吹く中で行われた。 関東近県の強豪走友会に混じってアトミクラブの意地と実力を見せるべく、ベテランメンバーを結集しての大会参加となった。 以下、女子A・Bチームと男子Aチームの活躍を中心に報告する。
 (女子のタイムの計測がうまくいかず、自己の申告タイムや前後の人のタイムから割り出したものです。したがってトータルタイムに 差異があることをご了解ください)。


【女子の部】

アトミ女子A

1区小黒に思わぬアクシデントが起こった。スタートして早々、 脇を走っていた男子ランナーがポールに激突し、昏倒する場面があった。 この光景を目の前で見てしまった小黒は動揺し、ショックから本来の走りができない。 「このままでは走りきれない、止めてしまおうか」とも思ったという。 あとにメンバーがいなければおそらくそうしたことだろう。 その時、咄嗟に竹橋公園の水飲み場が頭に浮かんだ。タイムロスは承知の上で賭けに出た。 走路からはずれ水を一気に口にすると、生き返ったように本来の走りを取り戻し、先行しているチームを一人、ひとりと抜いていく。 中継は8位前後と出遅れたものの2区以降につなげる大事な走りをした。
2区吉田、昨年に引き続き、快走を見せた。 Bチームの姿は捉えられなかったものの前を行く6チームをごぼう抜き、 中継時点では、はるか前を行ったライバル「東京レディース」をも抜いて2番手に躍進。 Aはこの2区から追い上げが始まった。
3区檜山は今期好調そのもの。 5000mでは自己新を連発、皇居へ出向き、毎週のように行った一人練習の甲斐あってか、18分27秒という自己新でさらに先行のBチームを詰める。
4区渡村、5区菅野の二人は昨年に比べかなり調子が落ちていたが、無理せず実力通りの走りを見せた。 今年は渡村がトップに立つと菅野が安全圏に逃げるという必勝パターンで4連覇。 このチームは今年も強かった。

アトミ女子B

 昨年A1区を走った井手が今年はBの1走に。 65歳に手が届くとは思えない驚異的な走りを見せ2番手で中継、「東京レディース」には30秒前後を開けられたが小気味のよいピッチで2走へ。
2区楡井は昨年より30秒以上速い走りで、「レディース」に追いついた。 ここでは並ぶことなく逆にみるみる差を広げていく。
この勢いに3区本田もこれまた力強い走りを見せた。2番手のレディースとの差をさらに広げ、トップを快走していく。 おもわずAチームが走っているのかと勘違いするほど堂々たる走り振りだった。
4区濱辺は1週間前に洞爺湖マラソンを走ってきたばかり。まだ疲労が残った体にムチ打って走った。 まさかトップで来るとは思っていない濱辺にとってまさに試練の走りになった。 2位の「レディース」がひたひたと近づいてきたのは分かっていたが、ここは我慢、自分の走りに徹した。 ここで3番手に落ちたが、アンカー田中にタスキを繋ぎきった。
5区田中光はOB駅伝初参加。 途中、自チームがトップで走っているのをみて、過度の緊張に襲われていた。 「すみません、私で落とします」とペコリと頭を下げていたが、 3番手でタスキをもらい、いざ走り出すと40秒前を行く「レディース」にぐいぐいと迫っていく。 「レディース」のアンカーも強い選手、すぐには追いつけないつもりでいたが、スピードが違っていた。およそ3K地点で追いつくと後は下り4Kを思い切って駆け下りてきた。 田中の走りはこの日の女子のベストタイム。2位入賞に花を添えた。

アトミ女子C

急遽1区を走った松岡が13番目にタスキをつなぐ、 2区袴田も手堅く走り14番手で、3区星野が一気に6人を抜き8位に順位を上げる。 4区坂東も勢いで1人抜き7番手へ6区飯村がさらに前との差を詰めるが結局7位に終わる。 6位入賞が目の前にあっただけに惜しかった。


【男子の部】

アトミ男子A

1区小賀田、今年年代を上げて65歳以上で初めて走る。 3連覇をかけている「笠松クラブ」の1走が18分を切る勢いで飛び出す。 小賀田はすぐには反応せずスタートを押さえ、じっくり後半にかけた。 「笠松」、「神宮」、「南毛利」に続き、4番目でタスキリレー。
2区を連続5年務める福岡はなんしてもトップを行く笠松に少しでも近づきたいと必死に走るがこの区間順位に変動なし、
3区酒井は苦しい走りながら「南毛利」、「神宮」を追い抜くと2番目に上がった。
4区細野の走りは前を行く「笠松」の姿を見えるところまで持っていきたいと17分を切り勢いで前を追う。 おそらく2分近くぐらいあった差がここで一気に縮まった。
5区アンカー遠藤もこの勢いに応えた。 40歳台最後の駅伝、来年には50歳を迎えるとは思えない若い走りでアトミのアンカーらしく、堂々、「笠松」を追った。 一時独走状態にあった笠松を37秒差まで詰めたがここまで。
3年連続2位に甘んじた。来年はこのチームの3人、福岡、細野、遠藤がそれぞれ年代を上げる。 楽しみな37回大会になるだろう。

アトミ男子B

1区樋川「笠松」の1走 山口に反応して素早くつこうとするが、5kmの距離を自重。 手堅く8番目でタスキリレー。
2区伊藤君夫は今年60の大台に乗ったばかり、 「自分の走りができなかった」と悔やんでいたが順位を1つ上げ、7位に 3区梨本も7位をキープし、4区毛塚ががんばって4位に押し上げる。 5区山川も前を詰めながら4位をキープし、堂々入賞。

アトミ男子C

1区柴澤が昨年出したタイムを30秒近く縮め区間17位で2区茂木に、茂木は一気に6人を抜いて11番目に上げる。
3区金井はこの位置をしっかりキープ。
4区越田は急遽の出場。前々日にインターバルで目いっぱい走ったばかりの身にはきつかった。 それでも踏ん張って12位で5区アンカー宮下へ。
宮下はアンカーの責任を果たし、前を行く2チームを退け10位に入賞した。

アトミ男子DEのメンバーも欠場者が多い中、それぞれ18位、48位と健闘した。


参考 第35回大会(2006年5月)

男子の部 5km×5区間
1位 笠松クラブA1時間28分53秒
2位 アトミクラブA1時間29分52秒
3位 東京レディース応援団1時間30分12秒
4位 神宮AC-A1時間31分52秒
5位 アトミクラブB1時間32分08秒
6位 町田いだ天クラブA1時間32分25秒
7位 アトミクラブC1時間34分18秒
8位 南毛利走友会1時間34分51秒
9位 笠松クラブB1時間35分48秒
10位 アトミクラブD1時間36分08秒
12位 アトミクラブE1時間36分39秒

女子の部 5km×5区間
1位 アトミクラブ女子A1時間36分09秒
2位 京都古川造園RC1時間36分49秒
3位 東京レディースA1時間38分04秒
4位 アトミクラブ女子B1時間39分39秒
5位 MC江東シスターズ1時間41分43秒
6位 神宮AC1時間47分00秒
7位 アトミクラブ女子C1時間47分42秒


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