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第35回皇居周回 全国OB・OG同好者駅伝大会in皇居 5月28日(日)PM1:30スタート |
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開催日:2006年5月28日(日)
苦しい戦いだったが、女子Aチームが奇跡の逆転優勝、堂々3連覇を達成!
優勝狙いの京都古川造園チームに優勝カップを譲らず。
カップは箱根を越えることはなかった。
女子Aチームはこの3年間で一番厳しいレース展開となったが最後は横綱相撲で優勝をもぎ取った。26チームの頂点に。
女子Bも4位で入賞、安定した力を見せた。
女子Cも徐々に追い上げ大健闘したが惜しくも7位入賞逃がす(6位まで入賞)。
男子は強豪がひしめく127チームの中でAチームが「笠松クラブ」の先行を許し、またも2位に甘んじた。
Bチームは踏ん張り5位、Cも粘って7位とDチームが10位と4チームが10位以内の入賞を果たしました。
Eも奮走!12位
第35回皇居周回全国OB・OG駅伝は13時15分、曇り空の中、桜田門を男子127、女子26、オープン10の総計163チ−ムの1区(男子65歳以上・女子55歳以上)走者が、それぞれチ−ムの思いを込めた襷を肩にかけ一斉にスタ−ト。
わがアトミクラブは、3年前からのこの大会に参加、今年で4回目の出場となる。
昨年は男子Aチームが惜しくも2位・女子Aチームはぶっちぎりで2連覇、男子は雪辱・女子は3連覇を目指して強豪の「笠松クラブ」・「町田いだてん」・「江東シスタ−ズ」・「神宮AC」「東京レディース」遠来から参加の特別チ−ム「京都古川造園RC」との勝負に挑むべく出場した。
本大会は、男子5チ−ム、女子3チ−ム精鋭の選手が出場し、大会当日の汗と涙の感動のドラマを報告する。
男子の部 5km×5区間
1位 | 笠松クラブA | 1時間28分53秒 |
2位 | アトミクラブA | 1時間29分52秒 |
3位 | 東京レディース応援団 | 1時間30分12秒 |
4位 | 神宮AC-A | 1時間31分52秒 |
5位 | アトミクラブB | 1時間32分08秒 |
6位 | 町田いだ天クラブA | 1時間32分25秒 |
7位 | アトミクラブC | 1時間34分18秒 |
8位 | 南毛利走友会 | 1時間34分51秒 |
9位 | 笠松クラブB | 1時間35分48秒 |
10位 | アトミクラブD | 1時間36分08秒 |
12位 | アトミクラブE | 1時間36分39秒 |
女子の部 5km×5区間
1位 | アトミクラブ女子A | 1時間36分09秒 |
2位 | 京都古川造園RC | 1時間36分49秒 |
3位 | 東京レディースA | 1時間38分04秒 |
4位 | アトミクラブ女子B | 1時間39分39秒 |
5位 | MC江東シスターズ | 1時間41分43秒 |
6位 | 神宮AC | 1時間47分00秒 |
7位 | アトミクラブ女子C | 1時間47分42秒 |
男子の部2位 アトミクラブA 1時間29分52秒
区 間 |
1区 (65歳以上) |
2区 (60歳以上) |
3区 (55歳以上) |
4区 (50歳以上) |
5区 (40歳以上) |
選手名 |
塩川宇賢 |
福岡豊則 |
酒井建雄 |
吉原 穣 |
遠藤 昌志 |
中継タイム |
0:19:30 |
0:18:24 |
0:18:06 |
0:17:43 |
0:16:09 |
区間タイム |
0:19:30 |
0:37:54 |
0:56:00 |
1:13:43 |
1:29:52 |
中継順位 |
3 |
2 |
2 |
2 |
2 |
男子の部5位 アトミクラブB 1時間32分08秒
区 間 |
1区 (65歳以上) |
2区 (60歳以上) |
3区 (55歳以上) |
4区 (50歳以上) |
5区 (40歳以上) |
選手名 |
根岸 勇 |
篠原義雄 |
太齋光行 |
毛塚敏男 |
山口正春 |
中継タイム |
0:19:45 |
0:19:43 |
0:18:16 |
0:18:23 |
0:16:01 |
区間タイム |
0:19:45 |
0:39:28 |
0:56:00 |
1:16:07 |
1:32:08 |
中継順位 |
17 |
8 |
2 |
6 |
5 |
男子の部7位 アトミクラブC 1時間34分18秒
区 間 |
1区 (65歳以上) |
2区 (60歳以上) |
3区 (55歳以上) |
4区 (50歳以上) |
5区 (40歳以上) |
選手名 |
古田 誠 |
小賀田和美 |
伊藤君夫 |
細野亮司 |
山川 寛 |
中継タイム |
0:20:57 |
0:20:29 |
0:19:23 |
0:17:00 |
0:16:29 |
区間タイム |
0:20:57 |
0:41:26 |
1:00:49 |
1:17:49 |
1:34:18 |
中継順位 |
17 |
15 |
15 |
9 |
7 |
男子の部10位 アトミクラブD 1時間36分08秒
区 間 |
1区 (65歳以上) |
2区 (60歳以上) |
3区 (55歳以上) |
4区 (50歳以上) |
5区 (40歳以上) |
選手名 |
柴澤篤雄 |
富張光夫 |
関田善作 |
川島健二 |
宮下 毅 |
中継タイム |
0:20:33 |
0:20:41 |
0:19:25 |
0:18:35 |
0:16:54 |
区間タイム |
0:20:33 |
0:41:14 |
1:00:39 |
1:19:14 |
1:36:08 |
中継順位 |
12 |
12 |
14 |
13 |
10 |
男子の部12位 アトミクラブE 1時間36分39秒
区 間 |
1区 (65歳以上) |
2区 (60歳以上) |
3区 (55歳以上) |
4区 (50歳以上) |
5区 (40歳以上) |
選手名 |
瀬沼俊彦 |
茂木 正 |
五十嵐和夫 |
中澤修平 |
中沢政延 |
中継タイム |
0:20:41 |
0:19:30 |
0:20:06 |
0:18:24 |
0:17:58 |
区間タイム |
0:20:41 |
0:40:11 |
1:00:17 |
1:18:41 |
1:36:39 |
中継順位 |
14 |
10 |
13 |
10 |
12 |
女子の部1位 アトミクラブ女子A 1時間36分21秒
区 間 |
1区 (55歳以上) |
2区 (50歳以上) |
3区 (40歳以上) |
4区 (40歳以上) |
5区 (35歳以上) |
選手名 |
井手雅子 |
楡井二恵子 |
檜山恵子 |
渡村恵子 |
管野朋子 |
中継タイム |
0:20:47 |
0:20:12 |
0:19:30 |
0:17:57 |
0:17:43 |
区間タイム |
0:20:47 |
0:40:59 |
1:00:29 |
1:18:26 |
1:36:09 |
中継順位 |
2 |
4 |
4 |
2 |
1 |
女子の部4位 アトミクラブ女子B 1時間44分43秒
区 間 |
1区 (55歳以上) |
2区 (50歳以上) |
3区 (40歳以上) |
4区 (40歳以上) |
5区 (35歳以上) |
選手名 |
小里ミホ子 |
吉田和枝 |
本田美恵 |
濱辺久美枝 |
飯村真澄 |
中継タイム |
0:21:32 |
0:18:44 |
0:18:56 |
0:20:22 |
0:19:18 |
区間タイム |
0:21:32 |
0:40:16 |
0:59:12 |
1:19:34 |
1:39:36 |
中継順位 |
5 |
2 |
2 |
5 |
4 |
女子の部7位 アトミクラブ女子C 1時間44分43秒
区 間 |
1区 (55歳以上) |
2区 (50歳以上) |
3区 (40歳以上) |
4区 (40歳以上) |
5区 (35歳以上) |
選手名 |
鈴木秋江 |
滝口淳子 |
蠣崎まな美 |
板東恭子 |
大後みどり |
中継タイム |
0:23:48 |
0:21:30 |
0:20:35 |
0:22:15 |
0:19:34 |
区間タイム |
0:23:48 |
0:45:18 |
1:05:53 |
1:28:08 |
1:47:42 |
中継順位 |
14 |
10 |
7 |
8 |
7 |
【男子Aチーム】
男子1区(塩川)は、アトミの駅伝に今回初出場。昨年から本大会を目指して準備万端、
スタート前から気合をいれウォームアップ、襷の手渡しの準備も十分。
1区上位中継に期待がもてる。
ライバルチ−ム笠松(山口)・町田(大井)は、スタートしてすぐ飛び出すが、
あえてついてはいかず自分の走りを心がけ3位から8位の5人〜6人の集団で流れに乗った走りをする。
2キロの毎日新聞社あたりから集団を揺さぶり徐々にバラケさす。
桜田濠あたりの下りで3番手を完全にキ-プ。上位2チ−ムには離されたが目標タイム19分30秒で(福岡)へ渡す。
2区(福岡)は、春のシ-ズンになっても、今一歩足の状態がよくなく持ち前のスピ―ド切れが戻らなかった。
2番手の「町田」は簡単に捉えたが、トップの笠松には少し水をあけられ(13秒)3区へ渡す。
3区(酒井)は、春から調子を戻しつつあり、かなり突っ込んだ走りをして追撃するが先頭は400m先を悠々逃げており、
気持ちと走りが空回りしたのか差が詰まらず毎日新聞社あたりからは、
ほとんど確認できなくなる。後半粘りを見せて頑張り、差をつめ(11秒)4区へ。
4区(吉原)は、今回初出場。このところ好調な状態で襷をもらいすぐトップスピ-ドで飛ばす。
前の「笠松」を追う1キロ地点の桔梗門あたりまでは差が詰まってきたが、
そこからアレッと思うぐらい身体が動かなくなり、逆に離され始めた。
呼吸を落ち着けようとするがオーバーペースだったためか苦しい走りを余儀なくされ、「笠松」にかなり離されてしまった。(40秒)
5区アンカ−(遠藤)に無念そうな表情浮かべながら襷を渡す。(遠藤)は、過去2回はBのアンカーで走り、
2回とも区間最高記録をたたき出している。スタート時に前との差を(約2分)確認して走り始める。
前との差はかなり開いているがアトミのAとしてのプライドをかけ、アンカーらしい走りを心がけた。
この区間で1分ほど差を詰めたが残念ながら2位でゴ−ル。この悔しさは10月の東日本大会で晴らして欲しい。
【男子B・C・D・Eチーム】
以下、B・C・D・Eチームの活躍も追ってみよう。
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1区
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1区男子 (B:根岸)は今回始めての参加「東京レ」「神宮」の選手をぴったりとマークして走る。
小気味良いピッチ走法で3番手グループを照準にし、あまり差をつけられずにほぼ目標タイムで走りきり区間7位で2区(篠原)へ渡す。
1区 (C:古田)、1区(D:柴澤)、1区(E:瀬沼)の3名も初出場。
ここでもレベルの高い65歳以上が顔を揃える。
大会でこそ競い合ったことはないが、今駅伝では他チームだけでなく身内をライバルにつけ、
竹橋あたりまでは、5〜6人集団の中にピタリとつく。
柴澤・瀬沼が登りで仕掛け、徐々に古田を離しかける。古田も粘るが上りは少し苦手なのか徐々に離されてしまう。
柴澤・瀬沼は残り500mまでほぼ並走状態、この日のためにひそかにスピ―ド練習をつんだのか柴澤がラストスパート。
柴澤12位・瀬沼14位・古田も粘って17位で2区へ繋ぐ。ほぼ全員が昨年のアトミA・Bチームの時間を上回ったタイムで2区の選手に願いをこめて襷をたくす。
順番は、A・B(15秒差)・D(1分3秒差)・E(1分11秒差)・C(1分27秒差)・ここでC・D・Eは3つ巴の争いになる予感が・・・
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2区
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2区 (B:篠原)は、(福岡)の80m差で貰い走り始めた、
ここ最近の絶好調状態ならあわやという場面が期待されるが、直前に風邪を引いた影響でまだ熱が残り体調は十分でない中、
何とか繋ぐだけの走りを心がける。どうやって走ったかあとの記憶にないというほどの走り振りだった。
少しふらつきながら、無事責任を果たし(大斎)に渡す。
2区 (C:小賀田)は、数多くのレ-ス経験の豊富さを見せ、いつもどおりの力みのない走りで、着実に順位をあげ(冨張)の背中が見える位置まで追い上げ(伊藤君)へ、益々三つ巴を面白くさせそう。
2区 (D:冨張)は、(茂木)にスタートしてすぐ並ばれ次第に離されかけた。前半かなり突っ込みぎみで入ってしまい、普段の力強い走りを見せることができず、悔しい表情で(関田)へ。
走り終わってからもメンバーに「申し訳ない、申し訳ない」を連発、そんなことはありません十分責任は果たしましたよ、次に乞う、ご期待。
2区 (E:茂木)は、初参加で数ヶ月前からこの日にあわせて、走りこみ、スピ−ド練習をつんできたが、
2週間ぐらい前から脹脛の違和感があり不安そうな表情、当日に急遽田中先生の特別マッサ-ジをうけて何とか出場にこぎつける。
とにかく1キロ位までは着実に走ることを心がけて走り出すが、すぐ前に(冨張)が走っているので、痛みを忘れてしまったかのように1キロ過ぎからペースをあげ、本来の走りに程遠かったが入賞ラインの10番手で(五十嵐)へ。
順番は、A・B(1分34秒差)・E(3分17秒差)・D(4分20秒差)・C(4分32秒差)
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3区
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3区 (B:大斎)は、昨年の50歳代クラスから、この55歳代クラスに昇格。
冷静沈着な性格と同じくする、堅実な走りで昨年とほぼ同タイムながら順位を2つ上げ(毛塚)へ。
3区 (C:伊藤君)は、3チ−ムの最後に襷をもらい、すぐ前にインターバルでもライバルの(関田)の背中が見える位置なので追いつけ追い越せと、
大きく腕をふって迫ろうとするが一向に差が縮まらない。登りで少し離されたが、後半の得意の下りを利用して少し詰めたが、
ほぼ変わらぬ位置で悔しそうに(細野)へ。
3区 (D:関田)は、久しぶりに足の常態が良く、短い距離に対応する練習をつみレースに臨んだ、
もらった位置が幸いしたのか、走り始めたら以外に身体が動きそうな予感、後から追いかけてくる(伊藤君)に並ばれることもなく、
ほぼ目標タイムで走り大きく襷を上に掲げながら(川島)に頼んだよと気持ちをこめ手渡す。
3区 (E:五十嵐)は、6月末から静岡に転勤予定。今回「もしかしたら最後の駅伝かな?」という気持ちで出場。
仕上がり状態も良く、張り切って襷をかけ、走り始める。
500mも走らないうちにいきなり女子(本田)に並ばれ、あわててしまう。
何とか離されないよう頑張って後ろについたが、後半ダメージをうけてしまい目標タイムに届かなかった。
最後はいつもの飄々とした笑顔で(中澤修)へ。
順番は、A・B(1分44秒差)・E(4分17秒差)・D(4分39秒差)・C(4分49秒差)
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4区
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4区 (B:毛塚)は、前後があいている位置で襷を受ける、いつもの軽快なフォームで走り始めるが、
身体が重く感じていまいち調子に乗れない。無難に区間を走るが目標17分台に届かず大いに自己反省。
4区 (C:細野)は、昨年秋に痛めたアキレス腱の状態が芳しくないので、
練習を軽めで仕上げてきた「18分かかるかも知れないよ」と、事前報告。
しかし、もらった位置が良かったのか、次々と選手をとらえ順位を上げていき予想通りの(17分)タイムで1桁の順位まであげて東電コンビの山川へ、
来年はぜひともAで出場を期待。
4区 (D:川島)は、アトミ練習会でいつもBグループで頑張って練習をこなしている。
もらった襷を大事そうにかけいつもの大きなストライド走法で「エッエッ」とリズミカルな呼吸でまずまずのタイムで(宮下)へ。
4区 (E:中澤修)は、アトミ練習会は付添練習に大忙し状態ながら、この大会へ出場がかない、駅伝大好き男の本領を発揮。
入念なアップを繰り返し万全な体勢で走り(細野)に抜かれはしたが堅実な走りで入賞圏内の10番手で(中沢政)へ。
順番は、A・B(2分24秒差)・C(4分6秒差)・E(4分58秒差)・D(5分31秒差)
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5区
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5区 (B:山口)は、数多く出場したアトミのレースで始めてのBチ−ムでの出場。
今回はかなり練習をつんできた様子。襷をもらってすぐトップスピ−ド、かなり前に繋いだ「町田いだてん」をとらえ簡単に抜き去る、
下りにかかり「神宮AC」の選手の背中がみえ頑張るが、少し距離が足らず惜しくも5位でのゴール、
目標15分台に2秒足らないが、全選手トップのタイムでチョッピリ満足。
5区 (C:山川)は、東電メンバー(谷川)の体調不良で急遽出場、自身も故障を抱え満足な練習は出来ていない状況だがいつもの気楽な感じで「大丈夫ですよ」と、代役をかってでてくれた。
さすが国際ランナ−。先行した「南毛利」「笠松B」に力の違いをみせ、簡単に抜き去り2つ順位をあげて7位入賞。
5区 (D:宮下)は、大学の恩師(塩川)と1年前から念願していた同じレ−スで走る目的を果たし出場した。
仕事の忙しさと、かわいい子供の子育てでクラブ練習には参加できない状況だが、自宅近くの江戸川土手のコースで練習をつづけてきた。
意気込みに記録は少しついていかなかったが、今までの蓄えた体力の貯金を活かし3つ順位をあげ10位入賞にっこり笑顔でゴ−ル。
5区 (E:中沢)は、気管支の状態がよくなく最悪の体調だか他に代走もなく責任感だけで出場してくれた。
ウオームアップでも苦しそうに見え無事ゴ−ル出来るか心配されるが入賞ライン10番で渡されすぐ前に女子A(菅野)・の背中が見える、
途中、「城北クラブ」助人出場の(菊島)と(D)の宮下に並びかけられたがゴール直前までしつこく暗いつき12番目でゴール。
精魂つきはててのゴールだった。順位は「笠松A」「アトミA」「東京レディス応援」「神宮A」「アトミB」「町田」「アトミC」「南毛利」「笠松B」「アトミD」 12位「アトミE」4チーム入賞・入賞5チ−ムに届くぞ5チ−ムが2位・5位・7位・10位・12位の好成績で走りきったのは立派です。
昨年は笠松A・アトミA・町田B・アトミB・神宮・笠松B・南毛利・アトミC・横浜・町田B
一昨年はアトミA・笠松A・町田A・神宮・笠松B・ニッポンランナー・町田B・城北・佐倉・川崎
【女子Aチーム】
女子1区(井出)は山崎の故障で急遽Cから変更しての出場。
「熱が38度近くあり皆に迷惑がかかるので、どなたかいれば代わって欲しい」と弱気発言が出たが、
メンバ−から「繋いでくれれば後は何とかする」との気持ちをくんで勇躍スタ−ト、アトミ男子のC・D・Eの選手と終始並走状態、
優勝のためにメンバーをそろえてきた、「京都古川造園」の選手に遅れはとったが2位で(楡井)へ
2区(楡井)は、初めてのAチ−ムでの出場なのか朝から相当緊張している様子、ウオームアップ時も硬さが見られ、
中継時に少し時間をとられてしまった。襷をもらった後は、軽快にピッチを刻んで自分のペースで走りきったが目標の20分切りには少しかかつてしまったが(檜山)へ。
3区(檜山)は、「最初の500mはゆっくり入っていく」とスタート前は十分言い聞かせていたが、先頭との差がついていて又、Bチ−ムが先着された影響なのか、いきなり前を追いかける走りとなってしまい、後半の下りで伸びが足らず19分に届かず残念な表情で(渡村)へ
4区(渡村)、>5区(菅野)の両名は、事前情報で京都から優勝を目指して「京都古川造園RC」強力なチ−ムを作ってきていると察知。2人とも現在、あまり調子がよくなくて優勝は難しいかも知れないと弱気な発言(心の中は絶対に勝つとの思い) 。(渡村)はもらった位置が良かったのか男子Eの(中澤)がすぐ前を走っている。まずは追いついて先行しているチ−ムとの差を詰めるだけの意気込みで最初から力強い走りを見せた。皇居の上り下りを飛ばしに飛ばす。レースに集中した時の(渡村)は強い。2分以上あった差を襷を渡すときには50秒差まで詰め寄り「後は任せるわよ」と(菅野)へ(筆者は二人に集合場所で予言した通りの展開で、京都選手の走りを見て勝てることを内心確信)
5区(菅野)は、500mまでは、少しゆっくり入りそこから追い上げようとするが身体が軽く調子がよさそう。徐々にペ−スを上げ、先頭の背中が大きくなってきた。3キロ手前の半蔵濠にかかる下りの狭い道で一気に追いつき、曲がり角を利用して引き離す、得意の下りで更にピッチを上げ途中から追いついてきた男子(D)(宮下)と並走状態でゴール。テープをきって「一番おいしいところをもらっちゃった」とニコニコ顔でコメント。
【女子B・Cチーム】
以下、B・Cチームの活躍も追ってみよう。
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1区
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1区(B:小黒)今年はAチームからはずれて、このクラスで始めて走る(過去2回は上のクラスで出場)。スタートでは転ばないように気をつけようと、チョッピリ緊張ぎみだが持ち前の明るい表情で、いつもの力みのないフォ-ムで走りきり昨年の自己のタイムより20秒近く短縮して入賞圏内の5位で(吉田)へ。
1区(C:鈴木)は、急遽代走で走ってもらうことなり「遅いから迷惑をかけてしまうと、恐縮することしきり」「あとの選手がしっかりしているから大丈夫と」皆に励まされて、かなり緊張した表情で襷を肩にかけスタ-ト。日頃こつこつと練習を続けている成果か、十分実力を発揮し第1走者の重圧にも負けないでしっかりと走りきり1区の任務を果たし2走の(滝口)お願いしますと渡す。
1区は「京都」・「アトミA」・「東京レ」・「市川」・「アトミB」・「江東」の順位で2区へ
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2区
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2区(B:吉田)は、初参加。5月のゴールデンウイ−クも今大会に向けてインタ-バル、ペース走などこなし、準備万端。アップの時から調子がよさそうで襷をもらうと前をいく男子・女子の選手を並ばせることなく力強いフォームで次々と抜き去っていく。京都の選手に迫る勢いで2位で(本田)へ。
2区(C:滝口)は、アップ時「チョット疲れていて余り調子よくないんだわ」少し弱気発言。もらった襷を大事そうに肩にかけ大きなストライドで「東京レB」の選手と終始並走状態で前を行く。
他チーム選手を捕らえ4つ順位を上げて、3区(蠣崎)へ。
2区は「京都」・「アトミB」・「東京レA」・「アトミA」・「市川」・「横浜」の順位で3区へ。
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3区
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3区(B:本田)は、足の状態もよく、しっかり練習をこなしている状況。力みのないフォ-ムで軽快な走りみせた【おく武蔵のストーカ−おじさん】の影響を今大会は直接受けず、ほぼ昨年と変わらないタイムで(濱辺)へ
3区(C:蠣崎)は、練習会のインタ−バルを積極的に取り入れ練習に余念がない、今回2回目の大会出場で駅伝にも少し慣れて、余裕を見せた走りをする。順位を3つ上げて入賞ラインのすぐ後の7位で(坂東)へ。
3区は「京都」・「アトミB」・「東京レA」・「アトミA」・「江東」「神宮」・「アトミC」の順位で4区へ。
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4区
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4区(B:濱辺)は、出場要請を快く引き受けてくれた。いつもの明るい笑顔で襷をもらうが2番という順位でもらい緊張したのかリズミカルな走りが出来ず、貯金を取り崩してゴメンゴメンと(飯村)へ。
4区(C:板東)は、2年余り故障とのお付き合いで、ジョギングはできているがインタ−バルは今一歩の状態、6位入賞の届く順位でもらい、持てる力を発揮した走りで昨年より20秒短縮復調の兆しが見える。
4区は「京都」・「アトミA」・「東京レA」・「アトミB」・「江東」「神宮」・「東京レB」・「アトミC」の順位
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5区
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5区(B:飯村)は、故障を抱えており駅伝に向けての練習は十分でなかったが、やっと1週間前の皇居の合同練習で何とか走れるメドをつけた、無理をせず堅実な走りで確実に順位を守り見事4位入賞。
5区(C:大後)は、前日の記録会参加もあり少しお疲れモード、抜けられない用事があり直前の到着。アップもそこそこ襷をもらう、「東京レ」の選手はすぐ捕らえておいていく、半蔵門で6位の選手がチラッと確認でき差を詰めるが、残念ながら捉え切れなく惜しくも7位でゴ-ル。
3チ−ムが1位・4位・7位と好成績で走りきったのは立派。
3チーム入賞あと少し
ゴールは「アトミA」・「京都」・「東京レ」・「アトミB」・「江東」・「神宮」「アトミC」の順位で入った。
昨年はアトミA・江東・神宮・横浜鶴見・アトミB・町田・アトミCの順位。
一昨年はアトミA・町田・笠松・江東・神宮・アトミB・アトミCの順位。
今大会は昨年より1つ増の8チ−ムが出場しましたが、全チ−ム襷が途切れることなくゴールした。
男子(A)は昨年に続き「笠松」の後塵を拝し結果は2位となったが、B(5位)・C(7位)・D(10位)・E(12位)で4チームが見事入賞。
特に今回は65歳以上と40歳台の活躍が目覚しかった。
女子はA(1位)で3連覇を果たし、B(4位)・C(7位)で昨年に続き2チームが見事入賞で3チーム入賞が見える範囲。
今回Aの2枚看板娘の負けない意欲と走力に改めて敬意を表す。
今回、不満足な成績や悔しい思いをした人もあったかとおもいますが、来年に向けて一層の研鑽を望みます。応援、事前準備、タイムチェック、周回場所で応援して頂いた皆様ご苦労でした。終了後、出場選手と付き添いの皆で八重洲の「魚民」で駅伝の模様を肴に大いに気勢を上げ盛り上がりました。
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