開催日:2004年5月23日(日)
やった〜!快挙!
わがアトミクラブは、「全国OB・OG駅伝」に昨年の大会から参加することとなり、
昨年は初陣ながら男子、女子とも常連の「町田いだてん」・「笠松クラブ」・「江東シスタ−ズ」・「神宮AC」に勝負を挑み、
男子は見事初出場初優勝を果たした。
今年も連覇を目指し、更なるレベルアップしての出場。
【男子】
男子1区(A)(吉田)はスタート前、 (緊張のあまり?)ちょっとしたアクシデントなどあったが、 気を落ち着けてライバル「町田(市川)」・「神宮(田中)」・「笠松(苅部)」をマークしてスタ−トし 、中間点の2.5Km乾門あたりから常連チームの「町田」・「神宮」の選手にジリジリ離されかけたが、 3番手グル−プの中で背中の見える位置で2区に渡そうと必死でもがき、 前年度優勝チームの1区の重責を堂々と果たし、 区間5位の成績で2区へ渡す。 2区(福岡)は襷をもらってすぐにギアチェンジし、 持ち前のスピ−ドを生かして前を行く「日高」・「神宮」・「町田」の選手に並ぶことなく、 次々と抜き去る。しかし、トップ「笠松」の選手をなかなか捉えることができず、 目標である1位での中継はならなかった。 ここでトップとの差を40mにつめ3区へ渡す。 3区(酒井)はここのところ盲人ランナ−の伴走練習を中心に活動していることもあってスピード練習は不足気味。 今大会では設定タイムを少し落とし、 繋ぎに徹した走りを心がけた。 3Km地点の英国大使館あたりで前を行く「笠松」に並びかける展開となり中継所近くまで併走し、 ラストスパ−トのキレで少し離され4区へ 4区(細野)は、1ヶ月半前10000mのT・T中に太ももの肉離れを起こし、 本格的な練習を再開したのはつい最近。 この間、練習量を少し落として(飲むほうは落とさず?)事前の調整もなくレ−スに臨んだ。 スタートしてみれば練習不足とはいえこのクラスではスピ−ドが違い、 1・5kmを過ぎた竹橋の毎日新聞社あたりで先頭に躍り出ると、あとは差がつく一方。 後半の下りは故障明けであり慎重に走ったが2位に50秒もの大差をつけこの区間で勝負を決定付けた。 5区(山口)は、前年10月から久しぶりのレ−スで「いいタイムで走れるかなぁ」と少し緊張気味でスタ−ト。 アトミBにライバル(遠藤)がいるので、 チ−ムの勝利は、ほぼ決しているが、見えない敵の(遠藤)とのタイム勝負に手(足)を抜けるわけがなく、 2位に1分30秒あまりの大差をつけ大会記録を5秒更新し新記録でゴールを飾った。 最低の目標である15分台で走りきったが後は(遠藤)のタイムしだい。 気になるところ。 男子1区(B)(阿部)は膝の故障を押しての出場で事前ウォ―ムアップも歩きだけで、 とにかく無事2区へ襷を渡すとの意気込みでスタ−ト、 やはり、膝の故障が重く、痛みをこらえての苦しい走りとなり、 目標タイムから大きく遅れたが、ここは辛抱、しっかりと襷を持ち2区へ渡す。 (C)(古川)・(D)(神子)も、170人の選手やアトミ女子チ−ムに負けじとスタ−ト。 よくしたもので女子(B)(松岡)・(C)(袴田)と4人で前に出たり、横に並んだりで、 まるで練習会を見るよう。 終始集団を形成したが3K過ぎから徐々に差がつき、 松岡(女子B)・古川・神子・袴田(女子C)の順で2区へ順番は、男子B・C(20秒差)・D(3分47秒差) 2区(C)(富張)は、急遽Dからの入れ替えで、 「足を引っ張らないように走らないと」といいスタート。 日ごろ自宅周辺のアップダウンのある走路での練習が効を奏し、 呼吸も苦しくなく気持ちよく走ることが出来目標の20分を13秒縮め余裕の笑顔で、3区へ (D)(小賀田)は、長年トップクラスで走ったせいか、 ここにきて初めての大きな故障(両足太もも、坐骨痛)が完治せず、 「ジョギングで走るよ」といいながら走り始めた、 やはり痛みには勝てず日頃の力を十分に発揮することができず3区へ。 同走の(B)(樋川)は、1区での遅れを取り戻す勢いで、 勇んで襷を握り締め、前を行く選手を掻き分け、掻き分け走った。 若干オ−バ−ペ−ス気味で入ったのか、 後半もう一歩延びずが足りず、目標の18分台に入れず、悔しそうに3区へ、 しかし、Dとは5秒差までに迫る。順番は、C・D(3分47秒差)・B(5秒差) 3区(C)(秋葉)は、高校の後輩酒井・ライバルの篠原を意識しての走り。 持ち前のピッチ走法は少し衰えたか(ダジャレはいまも絶好調)、 最低目標を30秒オ−バ−で4区へ(この区間のライバル対決は酒井・秋葉・篠原の順位・年齢の若い順でもある)。 (B)(篠原)は、いまひとつ調子を取り戻せず今回はAチ−ムの登録を酒井に渡した。 「まず堅実に走る」を頭におきマイペ−スで走るが、 すぐ前をD(伊藤)がおり、やはり勝負となると負けられない。 スタ−トしてすぐ背中につき様子をうかがって前に出る。 しばらく併走するが、力の差か伊藤君は徐々に離される。 篠原は、そのままぺ−スを維持し楽々4区へ。一方、伊藤君は自分の走りに戻し、 身内の競争から駅伝の楽しみに切り替え区間順位をあげて4区へ 順番は、C・B(4分1秒差)・D(28秒差)。 4区(C)(関田)は、持病のヒザ痛を抱え、 だましだまし練習を重ねての出場。18番目で襷をもらい、 張り切って前半で3人を抜き、更に順位を上げるべくペ−スをあげようとするが、 後半はいっぱい、いっぱいでペ−スダウン。 中継手前で一人抜かれ、必死に首を振り「中沢チャン、オネガイ」とたすきを渡す。 (B)(五十嵐)は、直前での出場要請で(梨本の故障)「忠サンみたいには走れないよ〜」とつぶやきながらスタート。 後ろにエ−ス遠藤が控えており平均ペ−スで走りきり順位をかなり上げ5区へ。 (D)(金井)は、Bの背中が見える位置でもらい必死で差をつめるべく走る。 3Kまで差が詰まったり離れたり一進一退が続き半蔵門あたりまで背中が見え隠れしていたが、 徐々に差をつけられてしまい、クヤシク5区へ 順番は、C・B(3分57秒差)・D(47秒差) 5区(C)(中沢)は、「調子がよくても悪くてもタイムはあまり変わらないですヨ」と、 いつもの様子で襷をもらう、しかし今回は相当苦しんだ。 女子A(渡村)の背中が見える位置で、また、 16位で一桁の順位が「頑張ればデキルゾ−」と応援され一人二人と抜いていくうちに、 入賞目標の10位の選手が見え、ゴール手前で順位を上げるが、惜しくも届かず11位でゴ−ル。 (B)(遠藤)は、飛ばしに飛ばす。途中で何度も「ゴメンヨ、ゴメンヨ!」声をかけ、 前を行くランナ−を次々に抜き去る。速い、桁違いの速さでごぼう抜きしていく。 あまりに速すぎて、前の走者にぶつかりそうになりながら、 右に左に体をヒラリヒラリとかわし、見えぬライバル(山口)を意識して5Kを駆け抜けた。 (遠藤)は大幅に順位を上げ21位でゴ−ル。 ゴール後山口に3秒差勝ちを聞きニッコリ。 (D)(中井)は、もらった位置と、 前を行くチ−ムの走力の差を計算し(銀行マンという職業柄からきたものか?すぐに計算がでてしまう。 「走る電卓」と云われる所以)クラブの順位にこだわらず、ひたすら足を前へ前へ進める。 謙虚な姿勢がよかったのか、 日頃の鍛錬の成果とスピードを十分に生かし目標のタイムをクリア。 これまた大幅に順位をあげて28位でゴール。
【女子】
2区(A)(小黒)は年齢下のクラスで出場。
この日のために張り切り過ぎたのか、
朝、ふくらはぎが攣るというアクシデントに見舞われ、痛みを押しての走り。
我慢しての走りはいつもの淡々とした走法とは変わり、
ライバル町田・笠松・江東は突き放したが、神宮に中継直前の300M手前でかわされ5秒差の2位で3区へつないだ。
3区(A)(檜山)は、スタートしてすぐトップスピ−ドに入る。
前をいく「神宮」の選手を捉え、肩を並べることもなく、
アットいう間に引き離していく。
竹橋・乾門の上り坂をものともせず、大きなストライドで駆け上がり、
目標の18分台に10秒足らなかったものの2位に1分近くの差をつけ4区へ渡す。
4区(A)(福地)は、貫禄の走りを見せ、3分40秒ぺ−スでタンタンとリズムをきざみ、
ライバルチームに大きな差をつけ勝負を決定付ける走りを見せつけた。
4人の汗と優勝の願いをこめた襷を「タノムワヨ」と声をかけてアンカ−(渡村)へ。
5区(A)(渡村)は、さすが練習会グループでBチ−ムもまれている力を十分に発揮した走りを見せ、
男子チ−ムのアンカ−5人を抜き去り、
総合10番で女子大会記録を1分29秒縮める新記録で栄えあるアベック優勝のゴ−ルテープを切った。
今回7チ−ムが出場したが、全チ−ム襷が途切れることなくゴールした。 それぞれ満足、不満足もありますが、 無事全チ−ムが走りきれたことは大変な成果、来年も出場できるよう頑張りましょう。 今回図らずも出場できず悔しい思いをした人もあったかとおもいますが、 一層の研鑽を望みます。 男女アベック優勝オメデトウございます。 又、今回補欠、応援、事前準備、タイムチェックをして頂いた関係者の皆様ご苦労でした。
男子の部 5km×5区間(138チーム)
女子の部 5km×5区間 (30チーム)
【男子の部】
11位 アトミクラブC:1時36分59秒
21位 アトミクラブB:1時39分22秒
28位 アトミクラブD:1時41分42秒
【女子の部】
6位 アトミ女子B:1時間44分43秒
7位 アトミ女子C:1時46分53秒
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