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第11回奥むさし駅伝競走大会
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開催日:2013年1月27日(日)
【奥むさし駅伝について】
コースは東飯能駅前をスタート、西吾野駅前を折り返し、
ふたたび飯能市街に入り商店街をゴールとするおよそ38kmの距離。
このコースの特徴は往路がほとんど上り、復路は反対にほとんど下りの6区間。
真冬のこの時期、往路は秩父連峰からの吹き降ろしの向かい風、復路は追い風となるが時おり逆風が吹くこともあり選手を悩ませる。
西武秩父線に沿った渓谷脇の走路を山間の風情を味わいながら走る(味わう余裕などないと叱られそう)。
一般クラブや実業団、大学、高校が結集する駅伝として関東一円で高い人気がある.
【第11回奥むさし駅伝競走大会結果上位・アトミチーム】
順 位 | チーム名 | タイム |
1位 | 東海大学 | 1時間56分20秒 |
2位 | 八千代工業 | 1時間57分23秒 |
3位 | 中央大学 | 1時間58分36秒 |
4位 | 警視庁 | 1時間59分10秒 |
5位 | 城西大学A | 2時間00分07秒 |
6位 | 城西大学B | 2時間00分26秒 |
7位 | 新電元工業 | 2時間00分59秒 |
8位 | イワキ・ザ・プレミアム | 2時間01分19秒 |
9位 | ボッシュ( | 2時間01分22秒 |
10位 | 埼玉滑川走友会 | 2時間01分58秒 |
18位 | アトミクラブA | 2時間05分14秒 |
65位 | アトミクラブB | 2時間17分47秒 |
※18位のアトミクラブAは(昨年 2:2:26/一昨年 2:01:53 /3年前 2:03:39
【大会詳報】
1月27日、第11回「奥むさし駅伝」が飯能発着(東吾野折り返し)で開かれた。
今年も「アトミクラブA」・「アトミクラブB」の2チームが他の強豪に交じって厳しい冷え込みと強い北風の中、
奥武蔵の渓谷沿いを走ってきた。
以下、A・Bチームの活躍を簡単に報告する。
(報告 関田)
「アトミクラブA」
「アトミクラブA」今回も上位を狙いにいったが寒さと強風に苦戦。 今年は18位に。
18位 アトミクラブA 2時間05分14秒 (ゼッケン108)
区間 |
1区 |
2区 |
3区 |
4区 |
5区 |
6区 |
距離 |
9886m |
5433m |
4217m |
4679m |
5294m |
9283m |
選手名 |
中里綾介 |
杉山健史 |
大滝健司 |
長江隆行 |
河野陽一 |
向井孝明 |
中継記録 |
0:33:03 |
0:51:23 |
1:05:15 |
1:19:43 |
1:35:38 |
2:05:14 |
中継順位 |
36 |
32 |
23 |
19 |
18 |
18 |
区間記録 |
0:33:03 |
0:18:20 |
0:13:52 |
0:14:28 |
0:15:55 |
0:29:36 |
区間順位 |
36 |
21 |
18 |
19 |
18 |
22 |
「アトミクラブA」は、昨年のメンバーから二人が欠け、初参加の2名を加えて6名で、
今年も学生チーム、実業団チーム、一般強豪チーム142チームの中にあって上位入賞を目標に挑んだ。
今年の往路はこの季節特有の強い向かい風が吹き、
時折りゴォーといって吹きつける気ままな風に選手たちは悩まされた。
1区中里は前半をまずまずのタイムで通過。
これからの残り半分の上りを頑張っていこうとした所から急に体が固まったという。
まさに寒さと風に沈んだ。
2区杉山は区間21位の走りで順位を4つ上げた。
上りはあまり得意ではないというが、1区からの悪い流れをここで止めた。
3区大滝はアトミの練習会にはいつも郵政のメンバーとして参加している。
年末から練習不足だったと言いながらも若さでこの上り区間を走り抜けた。
区間18位の走りで一気に9チームを抜き23位のところまで持ってきた。
4区長江は昨年から練習会に参加し小川に代わって急きょ出場した。
40歳代半ばとは思えない闘志溢れる走りでさらに4チームを抜いて19番手まで引き上げる。
5区はもうベテランの域に入ってきた河野が務めた。
本人が「安定が売りです」というだけあって穴のない堅実な走りで順位を一つ上げ、
無事に大学の先輩向井につなげた。
6区向井はこの大会でアンカーを務めること3度目。
コースや距離感は十分つかんでいるが秋からの故障からようやく治りつつある途上。
アンカーの重責に体調が追い付いているか心配されたが、杞憂に終わった。
ゴールしてみれば区間18位そしてチームも18位だった。
序盤の劣勢をチーム全員で20番以内に持ってきた。
次回はさらに課題を克服し、一般社会人チームとしての意地を見せたいものだ。
「アトミクラブB」
「アトミBチーム」 は1区から酒井、村田、竹内、飯村、井上、石田が臨んだ。
若手とベテランで編成されたこのチームは棄権を除く142チームの中にあって65位と健闘した。
65位 アトミクラブB 2時間17分47秒 (ゼッケン164)
区間 |
1区 |
2区 |
3区 |
4区 |
5区 |
6区 |
距離 |
9886m |
5433m |
4217m |
4679m |
5294m |
9283m |
選手名 |
酒井拓磨 |
村田 翔 |
竹内良彰 |
飯村 聡 |
井上良仁 |
石田剛士 |
中継記録 |
0:36:25 |
0:54:28 |
1:11:31 |
1:27:32 |
1:45:28 |
2:17:47 |
中継順位 |
92 |
78 |
71 |
64 |
65 |
65 |
区間記録 |
0:36:25 |
0:19:34 |
0:15:32 |
0:16:01 |
0:17:56 |
0:32:19 |
区間順位 |
92 |
53 |
60 |
50 |
58 |
63 |
Bチームの1区は久し振りに酒井拓が担った。
北風きびしい上りの区間をめげそうになりながら踏ん張った。
区間92位。たっくんでこの順位だから今年がさらにレベルが上がった。
2区は新鋭 村田翔、まだバリバリの大学生。
昨年秋に入会し若手のホープ。区間53位の成績で14チームを抜き、78位に引き上げた。今後に期待したい。
3区竹内 昨年あたりからまた元の力に戻りつつあるようだ。昨年より25秒早く走った。
7チームを抜いて71位に。
4区飯村、飯村の「奥むさし」歴も長い。
もう10年以上走っているだろう。もうベテランの域に達し、チームの中核を担う。
区間50位で7チームを抜いて64位に。
5区井上、今年50歳になるというが気力と走力は衰えることを知らない。
若い大学生や高校生を引っ張って走っていた。チーム順位は65位に。
6区アンカー石田、石田も20代前半から「奥むさし」を走っているがもう30代後半のおじさんランナーになった。
毎年、この「奥むさし」に照準を合わせて調整してきた。
毎年、目いっぱいの走りを見せるが、今回、ゴール後、10分以上、倒れたままだったので心配したが、まさに死力を尽くしてのRUN。65位をキープした。
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打ち上げ会での出場選手・サポートのコメント
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アトミクラブAチーム
1区 中里
3年振りに1区走らせてもらいました。
練習ができていたのでそんなに悪くはなく走れるだろうと思っていた。
突っ込むとまずいと思っていたので前半の5kmを15分30秒くらいで入った。
ところが後半の上りに入ったところで突然に体が動かなくなった。
1区の走りとしていい位置で繋げなかったことに反省しています。
これからは練習量だけでなく食事や睡眠などにも気を使いながら臨んでいきたいと思います。
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2区 杉山
じつは上りがめちゃめちゃに苦手で今回の2区の上りは苦手を克服する意味でトライしました。
結果はやはり苦手の部分が出て風が強いこともあってか、きつかったです。
前半と後半で1分くらい差があったので後半かなり失速したのかなというところです。
この反省を3月の「びわ湖」で活かしていきたいと思います。
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3区 大滝
自分も上りと向かい風が気になってきつかったです。
今年に入ってジョグしかできていなかったので足を引っ張るかなとずっと思っていたがゴールして自分のタイムを見て意外とよかったのでホッとしています。
何とか走れて自身に繋がりました。これからのレースを頑張っていけそうです。
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4区 長江
昨年、アトミの練習会に参加させていただいてからいい練習ができています。
今日は4区を走らせていただきありがとうございました。
サポートや応援の方たち大勢ついて下さりありがとうございました。
去年4区を走った方よりタイムで少し負けましたがそれでもがんばれました。
また練習を通じてこの一年頑張りますのでよろしくお願いいたします。
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6区 向井
今年で3回目のアンカーを務めました。
1回目が30分3秒、一昨年が29分を切った。
今回ワーストでは走りたくないとの思いで思いっきり走った。
結果29分36秒で走りました。たぶん1位と3分12位違ったと思います。
今の自分の力としては走れたかなと思いました。
もし来年またアンカーを走れるなら28分30秒くらいで走りたいなという気持ちに今日なりました。
毎年この「奥むさし」に出るとやる気が出てくるので今日の走りでまだまだ戻せる実感が湧きました。
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アトミクラブBチーム
1区 酒井拓
今日は多数の方がサポートに付いていただいてありがとうございました。
A1区の中里君のタイムが悪かったということですが、僕も思っていたより1分半くらい悪かった。
これまで1区は何度も走っているが今日は自己ワーストになった。
5、6年前が絶好調だったのでもう一度、その頃に近づけるよう頑張ります。
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2区 村田翔
アトミクラブに入ってまだ3、4ヶ月しか経っていないですが、
この駅伝に出させていただいてありがとうございました。
12月はあまり練習が積めなかったのでこの一ヶ月で戻そうと頑張りました。
自分なりには走れたがこの距離で20分近いタイムはまだまだです。
これからもクラブの練習会で力をつけて行きたいです。
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3区 竹内
自分の走りとしては去年、子の区間を走った時より3、40秒速かったので満足しています。
来年も使ってもらえるよう練習に精進していきます。
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5区 井上
普段、夜しか練習できないので木曜日の織田の練習会は大変助かっています。
白ダスキになるのではと不安もあったが前の人がかなりの貯金を作ってくれたので最初から力まずに余裕をもって走れました。
年初めのこの駅伝がこれからのレースの先駆けになりますので今日こうして走れてよかったです。
ことし50になりますがまだまだいきます。
皆さん、よろしくお願いいたします。
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6区 石田
石田君も所用があって参加できず。代わりを森義昭さんが石田君の走りを解説。
「石田君はゴール後、10分以上倒れた込んだまま、ぐったりしていました。
久し振りの駅伝に精も魂も尽きるまで走った結果だろうと思います。
こういう走りが大事ですね。
高校生や一般チームの中でとても頑張った走りだったということを報告しておきます。」(森)
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応援・サポートの中から一言
伊藤君夫さん
飲むほうではAチームを自負しています。
昔はビールの大瓶を20本以上一人で空けたこともあります。
今日は皆さん、頑張りましたね。愉しませていただきました。また来年もサポートしたいものです。
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森さん
Aチーム・Bチームを申し込みました森です。
今年は上位の常連の中に「東海大学」や「八千代工業」などが加わりますます上位を狙いことが難しくなってきました。
そういう中でAのメンバーはよく頑張りました。今日の1区は風が強かったので大変だったと思います。
また来年頑張ってください。
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板井さん
3年前、打ち上げで大活躍しました板井です。
3区と5区のサポートをいたしました。
皆さんの走りを見ていてもう選手として走るよりサポートとして皆さんの力になることが大事だなと感じた次第です。
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小賀田さん
今日は皆さん、頑張りましたね。いつも山登り3・4区の付き添いをしています。
今日、印象に残ったことはアトミではないのですが、タスキを受ける選手(女性)が1分以上、出てこなくてハラハラしました。
アトミはこのようなことはおきませんが、走ってきたランナーがかわいそうでした。気をつけたいですね。
また来年も頑張ってください。
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古田さん
毎年、私のポジションは「りそな銀行前」だったんですが今日は4区のサポートに回りました。
見ていて血が騒ぎました。去年の5月からひざを痛めて走れていないのですが走る気持ちだけは今も健在です。
一時はこのまま走るの止めてしまおうかと思ったこともありましたが走る気持ちを断ち切ることはできません。
いまは膝の負担を減らすために太ももの筋肉トレーニングに励んでいます。
少しずつですが走れるようにしていきたいです。
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山口(中里)恵美さん
初めて駅伝のサポートをさせていただきました。
皆さんの走る姿を間近に見せていただきました。
ふだんサポートの側に立つことはなかったので不手際などあったかなと思いますが貴重な体験をさせてもらいました。
皆さん、お疲れさまでした。
おそらく来年は大阪女子出場のためこの場にはいないと思います。
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梨本
去年に引き続いて1区のサポートを担当しました。
1区の見送りをしてから2区の中継点までジョグで走りましたが、風が強く半端なものではありませんでした。
A・Bの1走はこの風に相当苦戦したんだろうなということが想像できました。
6分15秒くらいのジョグでも風に体をもってゆかれましたので今日の往路は大変だったでしょう。
私事ですがこの2年間、膝を痛めて走れませんでした。
リハビリトレーニングを繰り返し、漸くジョグができるくらいまでになってきました。
ここで調子に乗るとまた元の状態に戻ってしまうのでやり過ぎないようにしたいです。
今日は応援かたがた6分30秒くらいのペースで練習できました。ありがとうございました。
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篠原監督総評
篠原監督
今日の1区の中里君は調整がうまくいかなかったのかな?
中里君のもそのほかの人にも、その日の状態等ノートに書き込むことをお勧めします。
若い時はノートを付けていても分析したり、反省しないでも走れていました。
私も50代前半まではそんな繰り返しでした。
ところが50歳半ばを過ぎたころから調子の良い日より悪い日の方が増えてきました。
これはいけないということで距離だけをつける日誌から、あとで反省し分析できる付け方に変えています。
いまは年齢が70歳に近いこともあり、効果のほどは出ませんが、
それでも付けて分析するといいコンディションが保てることを確信しています。
グランドの練習も大事ですがそういった見直しがあとで効いてくる要因かなと思います。
年頭にあたり気が付いたことを述べてみました。
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