アトミクラブ
第8回奥むさし駅伝競走大会

開催日:2010年1月25日(日)

【奥むさし駅伝について】

コースは東飯能駅前をスタート、西吾野駅前を折り返し、 ふたたび飯能市街に入り商店街をゴールとするおよそ38kmの距離。 このコースの特徴は往路がほとんど上り、復路は反対にほとんど下りの6区間。 真冬のこの時期、往路は秩父連峰からの吹き降ろしの向かい風、復路は追い風となるが時おり逆風が吹くこともあり選手を悩ませる。 西武秩父線に沿った渓谷脇の走路を山間の風情を味わいながら走る(味わう余裕などないと叱られそう)。 一般クラブや実業団、大学、高校が結集する駅伝として関東一円で高い人気がある


【第8回奥むさし駅伝競走大会結果上位・アトミチーム】

順 位チーム名タイム
1位 東洋大学B1時間54分12秒
2位 urata haruo1時間55分58秒
3位 東洋大学A1時間55分59秒
4位 中央大学1時間56分10秒
5位 東京農大三高OB1時間56分30秒
6位 新電元工業1時間58分28秒
7位 松崎15‘s1時間59分26秒
8位 ボッシュ2時間00分01秒
9位 平成国際大学2時間00分48秒
10位 加須うどん2時間01分29秒
14位 アトミクラブA2時間3分39秒
35位 アトミクラブB2時間10分45秒
77位 代々木公園RC2時間24分38秒
80位 原宿走友会2時間26分13秒
94位 代々木ベテランズ2時間28分58秒


【大会詳報】

1月25日、第8回「奥むさし駅伝」が開かれた。今年も「アトミクラブA」・「アトミクラブB」・「織 田Fクラブ」・「代々木ベテランズ」・「代々木公園RC」の5チームが一般の部参加151チーム(完走) 加わり奥武蔵の渓谷沿いのコースを走ってきた。以下、Aチームを中心にレースの模様と結果を報告する。

アトミAチーム

 「アトミAチーム」 若手を中心に精鋭で組んだ「アトミクラブA」は学生チーム、実業団チーム、 一般チームと競り合い今年も10位入賞以内を目指した。
 だが10位以内の壁は厚く学生チーム、実業団チームに後れをとった。 しかし、タイムは昨年よりも1分以上、一昨年より1分30秒近く上回った。 Aチームは全員が頑張ったが、主力を揃えた学生チームに上位を独占され10位以内に入る枠はなかった。
 中大、東洋大など主力に近い大学チームが何チームもエントリーしてくると一般社会人で構成したチームには勝ち目はない。 といって嘆いてはいられない。
 来年もこのような形は続くだろう。 課題は次回こそ今回参加できなかったスピードのある若手選手も動員して総力を挙げて実業団、学生の一角を切り崩したい。

14位 アトミクラブA 2時間03分39秒  ゼッケン131
区間 1区 2区 3区 4区 5区 6区
距離 9886m 5433m 4217m 4679m 5294m 9283m
選手名 中里綾介 河野陽一 古川琢也 石田剛士 黒木俊介 向井孝明
中継記録 0:31:08 0:48:36 1:01:59 1:16:56 1:33:36 2:03:39
中継順位 14 12 12 14 14 14
区間記録 0:31:08 0:17:28 0:13:23 0:14:57 0:16:40 0:30:03
区間順位 14 14 12 22 23 21

1区中里、2区河野の若手元気印コンビはそれぞれ区間14位と手堅く走った。

3区の穴を埋めてくれたのが初出場の古川選手。遠藤昌志さんと練習する実力者。 区間12位でタスキリレー。

4区は石田選手が中継直後に足首を捻挫しながら足を引きずりつつ最後まで走りきった。 2人に抜かれたものの14位をキープ(その後のダメージは大丈夫だっただろうか)。

5区は新人黒木君(若干20歳、大学生)。 安田に代わって急遽補欠出場。 最近から練習会に出てきている若手有望株。来年に期待。

6区アンカー向井は12月まで故障しジョグでつないでいた。 少しずつ復調しつつもまだ本来のスピードと粘りが見られなかった。また来年に期そう。


アトミBチーム

「アトミBチーム」は若手と後半はベテランを置き手堅い布陣で臨んだ。 今年も何人かが欠けて当初のメンバー構成とは違い苦しいチーム事情ではあった。

35位 アトミクラブB 2時間10分45秒  ゼッケン152
区間 1区 2区 3区 4区 5区 6区
距離 9886m 5433m 4217m 4679m 5294m 9283m
選手名 酒井拓磨 深瀬雅文 大舟幸信 西村丈治 遠藤昌志 鈴木英明
中継記録 0:33:46 0:51:59 1:06:16 1:22:07 1:39:52 2:10:45
中継順位 60 43 35 35 36 35
区間記録 0:33:46 0:18:13 0:14:17 0:15:51 0:17:45 0:30:53
区間順位 60 29 27 36 40 34

1区は調子が戻りつつある酒井拓が久し振りに走った。 華の1区はきびしく60番目でのタスキリレー。

2区深瀬は17人を抜いて区間29番目チーム43位で3区へ。

3区大舟も区間27位と力走。さらに8チームを抜き4区西村へ

4区西村は三つ巴チーム出場予定を繰り上げて4区出場となった。 長い距離の練習しかできていないということだったがチーム順位を35位に維持し5区へ

5区遠藤はとても50を過ぎたとは思えない闘志で36番目のタスキリレーをした。

6区アンカーは鈴木英、昨年の大会は直前にインフルエンザに罹り欠場を余儀なくされた。36番目から順位をひとつ上げ35番目でゴールインした。


3つ巴チーム

 「代々木公園RC」・「原宿走友会」・「代々木ベテランズ」の3つ巴チームによる1区から最終区まで各区間で身内通しのきびしき戦いが演じられた。 後半には昨年同様[白ダスキ]の呪縛も待っていた。
前半から「原宿走友会」が差を広げ、逃げ切りかと思われたが最終区でドラマが待っていた…

77位 代々木公園RC 2時間24分38秒  ゼッケン165
区間 1区 2区 3区 4区 5区 6区
距離 9886m 5433m 4217m 4679m 5294m 9283m
選手名 中村俊峰 飯村 聡 中井康広 五十嵐和夫 板井一広 税所篤裕
中継記録 0:34:54 0:54:56 1:10:55 1:29:11 1:48:07 2:24:38
中継順位 79 79 72 72 71 77
区間記録 0:34:54 0:20:02 0:15:59 0:18:16 0:18:56 0:36:31
区間順位 79 67 77 90 70 97

80位 原宿走友会 2時間26分13秒  ゼッケン211
区間 1区 2区 3区 4区 5区 6区
距離 9886m 5433m 4217m 4679m 5294m 9283m
選手名 高瀬和明 菊島昭一 中沢政延 毛塚敏男 篠原昭二 本田美恵
中継記録 0:33:41 0:53:57 1:09:24 1:26:13 1:46:11 2:26:13
中継順位 59 67 59 59 62 80
区間記録 0:33:41 0:20:16 0:15:27 0:16:49 0:19:58 0:40:02
区間順位 59 75 55 56 87 131

94位 代々木ベテランズ 2時間28分58秒  ゼッケン199
区間 1区 2区 3区 4区 5区 6区
距離 9886m 5433m 4217m 4679m 5294m 9283m
選手名 斉藤 悟 竹内良彰 酒井健雄 加賀耕三郎 森進一郎 関田善作
中継記録 0:35:03 0:56:00 1:13:19 1:31:14 1:50:15 2:28:58
中継順位 83 85 92 87 80 94
区間記録 0:35:03 0:20:57 0:17:19 0:17:55 0:19:01 0:38:43
区間順位 83 91 111 80 71 117

1区は「原宿走友会」の高瀬が一人抜けて先着。高瀬はアトミBの酒井拓をも最後で引き離した。中村、斉藤 は最後数秒差でタスキリレー。

2区は「代々木公園RC」の飯村が追い上げるも順位変わらず。

3区「原宿走友会」の中沢がさらに差を広げ逃げ切りの展開になってきた。

4区でも「原宿走友会」の毛塚がさらに差をつけて3分以上の差をつけ逃げ切りを図る。

5区は「代々木公園RC」の板井がタイム差を1分以上縮め「原宿走友会」の逃げ切りに注文をつけてきた。

6区は逃げ切ろうとする「原宿走友会」の本田美に「代々木公園RC」の税所が立ちはだかり、 最長区間9.4kmの中間に差し掛かったところで並び、さらに引き離して逆転先着した。

この区間6区では「代々木ベテランズ」のタスキが「白」に変わった。 5区森のタスキは6区の白ダスキスタートにあと15秒足りなかった。

アトミ出場者30名中、関田ひとりだけが「白ダスキ」を掛けて最終区を走りぬけた。 「代々木ベテランズ」はBチームに西村を送り込んだことが悔やまれる。


当日は付き添いや応援、サポートをしてくださった皆様、ありがとうございました。


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