アトミクラブ
第20回東日本国際駅伝大会

開催日:2009年10月4(日) (於 米軍相模原補給廠)

<一般男子の部>
アトミAチームが強豪ひしめく452チームの中にあってぶっちぎりの優勝
アトミクラブとして一般男子の部出場以来初めて栄冠を手にした。

<壮年男子の部
今年も惜しいところで優勝を逃した。
2区誘導ミスのタイムロスが痛かった。

<一般女子の部>
アトミNは昨年の奇跡的な逆転で感優勝につづき今年も優勝
誘導のミスによって単独とはならず同着1位となった。

<壮年女子の部>
アトミTが1区から飛び出し見事7連覇を達成。 Uも続けと2位。みごと2年続けてワンツウフィニッシュ

4部門での完全優勝は逃したもののアトミの力を顕示した。


<一般男子> 25km  参加:452チーム
チーム名 チーム
NO
タイム
1区 2区 3区 4区
アトミクラブA 134 1:32:42 1 牧野冴希 高柴玲央 安田裕司 向井孝明
アトミクラブB 131 1:42:38 17 山中孝一郎 深瀬雅文 加藤仁士 中村利縁
アトミクラブD 133 1:54:40 41 喜博名甲 森進一郎 内田 河田寛人
アトミクラブC 132 1:56:55 48 竹内良彰 山本信之 嶋永誠二 藤本正樹

<壮年男子> 20km  参加:144チーム
チーム名 チーム
NO
タイム
1区 2区 3区 4区
アトミクラブE 543 1:18:15 2 小西 亘 篠原 充 篠原 聡 遠藤昌志
アトミクラブF 544 1:23:54 8 飯村 聡 上原利治 細野亮司 西村文治
アトミクラブG 545 1:24:00 9 菊島昭一 中井康広 毛塚敏男 中沢政江
アトミクラブI 542 1:32:11 24 山内 修 小賀田和美 関 純朗 三浦健一
アトミクラブH 546 1:35:07 28 越田秀敏 柴崎康男 鈴木卓史 塚本七三一
アトミクラブK 548 1:35:25 29 大廣剛士 斎藤 登 伊藤君夫 永岡信昭
アトミクラブJ 547 1:39:00 39 伊藤博之 篠原昭二 五十嵐和男 奥山誠一
アトミクラブL 549 1:45:29 56 関田善作 大神輝博 三浦勝男 高橋玄太
アトミクラブM 550 1:56:08 101 粕谷 達 菊地省三 若松宏一 森 義昭

<一般女子> 15km 参加:69チーム
チーム名 チーム
NO
タイム
1区 2区 3区 4区
アトミクラブN 667 1:04:28 1 奥 結南 渡村恵子 阿部和枝 神田久恵
アトミクラブO 666 1:11:26 7 新井友夏 釜池美智子 中山真理 藤島由希子
アトミクラブP 668 1:13:44 13 油井志穂 梅村京子 手嶋かおる 西澤純子
アトミクラブQ 669 1:25:23 23 本村由美 貴傅名あゆみ 中村陽子 大和田美代子
アトミクラブR 670 1:35:31 44 大西美穂 松田由子 吉木温香 宮田静香

<壮年女子> 15km 参加:12チ-ム
チーム名 チーム
NO
タイム
1区 2区 3区 4区
アトミクラブT 735 1:09:28 1 桧山恵子 吉村和代 佐多みどり 上原聡子
アトミクラブU 736 1:14:39 2 山内朱美 星野恭子 岡田綾子 山田明美


一般男子25km
1位1時間32分42秒 アトミクラブA
2位1時間35分05秒 DREAM
3位1時間35分14秒 早実B
4位1時間35分44秒 早実A
5位1時間35分44秒 ハートブレイクA
6位1時間35分56秒 ハリアーズA

壮年男子20km
1位1時間17分50秒 NEC40'S-A
2位1時間18分15秒 アトミクラブE
3位1時間19分25秒 ハートブレイクG
4位1時間20分05秒 湘南RC
5位1時間20分32秒 リスタート酒屋
6位1時間20分59秒 八王子走会A

一般女子15km
1位1時間04分28秒 リスタートガタコ
1位1時間04分28秒 アトミクラブN
3位1時間06分09秒 ラフィネスA
4位1時間06分32秒 ハートブレイク
5位1時間08分27秒 ハリアーズA
6位1時間09分40秒 三島走友会

壮年女子15km
1位1時間09分28秒 アトミクラブT
2位1時間14分39秒 アトミクラブU
3位1時間18分35秒 古澤塾
4位1時間26分34秒 槻の森JC−G
5位1時間30分49秒 リスタートよしこ

<一般男子>
 アトミAチームが強豪ひしめく452チームの頂点に立つ。
ぶっちぎりの優勝!
 今年の男子Aはここ数年一般を引っ張ってきた中里、河野らが会社のチームで走ることになり欠け、 この春から練習会に顔を見せている高柴、安田、牧野ら実力ある若手にもっか好調の向井を入れて若手主体で悲願の優勝タイトル奪取に臨んだ。
 1区を担った牧野は終始、トップに絡み2区の高柴に4番手くらいでタスキを繋ぐ。
 2区高柴は、つい9月の練習会で14分台を出し絶好調。 自分の名の如く獅子(玲王)のように前を行くチームを捕らえる。 タスキの中継から数百メートルで先頭に立つと後続チームとの差はジリジリ広げていく。
 3区安田は高柴のリードタイムを有効に生かし、「早実A」や「DREAM」の追い上げにも動じることなく4区の向井にタスキリレーした。
 向井は駅伝用のスピード練習を心掛けてきたせいか、他のチームの走りと勢いが違っていた。 およそ150mあった後続との差は2分半まで拡大しアトミクラブの東日本国際駅伝一般の部出場に初めての栄冠をもたらした。
 来年1月の「奥むさし駅伝」にはこの4人に中里、河野が加わり実業団、 学生との競り合いで上位入賞を期待したい。
 山中、深瀬、加藤、中村で組んだBも452チームの中17位と健闘した。
 DとCは2分差の41位48位。

<壮年男子>
惜しい!優勝を逃す。2年つづけて2位
2区での誘導ミスさえなければ…
 今年も優勝に絡むべくアトミをマークする「ハートブレイク」「リスタート」「NEC40'S-A」らの強豪を相手にどこまで頑張れるか注目された。
 花の1区は栃木から駆けてつけてくれた小西が期待どおり1番手でタスキを繋いだ。
 2区篠原充もその勢いをそのままにトップの座を守った。ただここで途中、誘導にミスがあり思わぬとところでタイムロスを作った。
 それでも兄聡の待つ3区中継には余裕のタスキリレーであった。 聡も必死に逃げ4区遠藤に渡る。
 ここで打倒アトミに燃える「NEC40'S-A」が並びかけ、さらには離しにかかる。 最後は昨年に続いてのアンカーマッチレース、残念ながら最後は力尽き昨年に続く2位に甘んじた。
 今年は津島の故障の欠場が痛かった。 そして何よりも補欠に登録していた実力者熊沢も都合が付かなかった。 それでも毎年優勝に絡む壮年の星たちの活躍はチーム全体に刺激を与えた。
 FとGの8位、9位を争うアンカー勝負も見ものだった。 Fに対しGがタイム差をジリジリ詰めたが最後まで届かず。 この軍配は6秒差でかろうじて逃げ切ったFの勝ち。
 さらに後続に目を向けるとHとKがやはり同じような順位争いを演じていた。 結果はH28位、K29位。28秒差で続いて入った。

<一般女子>
 今年も4区で逆転、しかしゴール直前の誘導ミスが悔やまれる
同着ながら連続優勝を達成!
 昨年、奇跡の大逆転で優勝した女子。 今年は新星奥に渡村、安部、神田のオーダーで臨んだ。
 1区奥はスタートこそ慎重だったものの後半からじわりじわりスピードを上げトップに立った。
 2区渡村は後半やや疲れながらも粘りの走りをみせ僅差2番手でタスキをつなぐ。
 続く3区安部はスピードを買われ壮年女子候補からAの3走へ。 練習量がいまひとつといいながら最後まで粘りをみせここでも2位をキープした。
 4区は昨年奇跡の大逆転勝利をもたらした神田が今年も昨年の再来を狙う。 先行する「リスタートガタコ」を残り1km弱のところで捉え、あとは引き離す一方だった。
 ところがここで落とし穴が待っていた。 残り500mを残すところで誘導のミスがあり神田はゴールへのコースから外れてしまう。
 気がついた時には2番手の「リスタートガタコ」の選手が先行していた。
 ゴールは「リスタートガタコ」、「アトミN」と続き2番目だったが誘導ミスではないかの抗議が通り「リスタート」・「アトミN」が同着優勝となった。
 毎年のことだが優勝に絡むチームの誘導ミスが以前から気にはなっていたがまだその辺の改善がなされていないのか疑問に思う。
 同時出場の女子O新井、釜池、中山、藤島も頑張って7位と健闘した。

<壮年女子>
女子T見事7連覇を達成。Uも続けと2位
みごと2年続けてワンツウフィニッシュ!
 Tチームは桧山、吉村、佐多、上原のリレーで7連覇に挑んだ。 上原以外は昨年と区間もメンバーも一緒。
 予想通り1走の檜山が最初から飛び出す。 断然のトップで2区吉村に渡る。 昨年の緊張がうそのように伸び伸びと走りさらに後続との差を開く。 佐多も短い3区をスピードで走りきりその差をさらに広げる。
 ことし初めてアンカーを走った上原も堂々と走りきり後続を5分以上離し優勝への重責をみごと果たした。
 一方、Uチームは山内、星野、岡田、山田とつなぎ2位になり昨年に続く女子壮年1,2フィニッシュを達成した。 壮年女子はこれで7連覇。連続優勝をどこまで伸ばすか。これからもたのしみだ。


---10月5日の神奈川新聞の駅伝掲載記事から---
 第20回東日本駅伝大会は4日、相模原市の在日米軍相模原総合補給廠の特特設周回コースで行われた。 5部門に1800チームが参加、一般男子が、25キロ、男子壮年は20キロ、女子一般、 男女混成は15キロコースのいずれも4区間で、健脚を競った。
 一般男子は、2区で先頭に立ったアトミクラブが1時間32分42秒で優勝。
 一般女子は、リスタートガタコ、アトミクラブNが1時間4分28秒で同着優勝。(コース誘導ミスによる為、同着同タイムとなった:10月8日の訂正記事より)
 壮年男子は、NEC40'S-Aが、壮年女子はアトミクラブTがそれぞれ先頭でゴールテープを切った。
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 一般男子記事
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 20代前半そろえ「狙って優勝がとれて気持ちがいい」と勤務先の「白木屋」のユニフォームで一般男子優勝に飛び込んだアトミクラブのアンカー向井。
 この29歳をリーダ格に、20代前半の3人を揃えた「最強メンバー」で栄冠を手にした。
 1区牧野から2区高柴がたすきを受け取ったのはトップから15秒遅れの3、4番手。「周りは知った顔ばかり。
 力関係からして、焦ることはないと言い聞かせた」。
 東京大東大一高時代に全国駅伝を経験した実力者は2キロほどで追いついき、引き離した。
 3区安田は高柴同様、クラブに入って間がないが、拓大では全日本駅伝で伊勢路を走った。「リードを生かして攻めのレースができ た」と満足そうだった。

---10月8日神奈川新聞訂正版---
 4日に相模原市で行われた第20回東日本駅伝大会で、主催の県走友会は、7日までに、一般女子の成績のうち、 当初「@リスタートガタコ AアトミクラブN」としていた両チームを優勝とすると発表した。
アトミクラブNへの誘導ミスがあった為の処置でタイムは両チームとも1時間04分28秒とした。


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