アトミクラブ
第17回東日本国際駅伝大会

開催日:2006年10月1(日) (於 米軍相模原補給廠)

恐るべきアトミ女子パワー、一般女子、壮年女子ともに4連覇。
一般女子は優勝と6位、7位、
そして壮年女子も優勝と3位、ことしも女性陣の強さが際立った。
壮年男子は3位、
一般男子チームは入賞こそ逃したが強豪相手に善戦よく8位。
秋の本格シーズンを前にすばらしい成績で東日本国際駅伝大会を飾った。

 10月1日、相模原米軍補給廠において第17回「東日本国際駅伝大会」が開かれた。
 当日はぐずつき模様、いつ雨が落ちてきてもおかしくない曇り空。
 今大会は混成の部を含め1088チームがエントリー、 わがアトミクラブからも一般女子チーム4、壮年女子2、一般男子5、壮年男子9チームの合計20チームの出場となった。
 午前の「女子一般」や「壮年男女」は暑からず寒からず、まずまずの気象条件でのスタートとなった。
 まずは出場チームの記録と各部門上位10傑から報告しよう。


<一般女子の部> 参加53チーム 
チーム名 総合タイム 順位 1区 5Km 2区 3Km 3区 2Km 4区 5Km
アトミA 54分45秒 1位 菅野朋子 染谷比呂乃 塚本恭子 渡村恵子
アトミB 1時間00分52秒 6位 中山真理 米倉いずみ 山内朱実 葦津智恵子
アトミC 1時間00分54秒 7位 釜池美智子 田中 光 木村由美 芳賀みどり
アトミT 1時間05分56秒 15位 青木恵代 中村早苗 青木陽子 山田明美

<壮年女子の部> 参加21チーム 
チーム名 記 録 順位 1区 5Km 2区 3Km 3区 2Km 4区 5Km
アトミD 58分59秒 1位 楡井美恵子 檜山恵子 佐多みどり 本田美恵
アトミE 1時間04分01秒 3位 蛎崎まなみ 板東恭子 岡田綾子 星野恭子

<一般男子の部> 参加278チーム 
チーム名 記 録 順位 1区 10km 2区 5Km 3区 5Km 4区 5Km
アトミF 1時間21分19秒 8位 中里綾介 高畑吉本 中村利峯 篠原 充
アトミG 1時間22分59秒 13位 深瀬雅文 原田賢輔 大舟幸信 斉藤康洋
アトミH 1時間25分31秒 22位 酒井拓磨 篠原 聡 斉藤 悟 鈴木孝則
アトミI 1時間29分25秒 28位 小川秀明 飯村 聡 功刀達也 中村貴志
アトミJ 1時間37分06秒 58位 青木 豪 斎藤 剛 篠原義雄 鈴木卓史

<壮年男子の部> 参加232チーム
チーム名 記 録 順位 1区 5Km 2区 5Km 3区 5Km 4区 5Km
アトミK 1時間07分49秒 3位 遠藤昌志 山川 寛 谷川久朋 宮下 毅
アトミL 1時間12分45秒 13位 菊島昭一 中井康広 中沢政延 川島健二
アトミM 1時間13分04秒 15位 吉原 穣 酒井健雄 毛塚敏男 塚本七三一
アトミP 1時間16分57秒 22位 篠原昭二 大廣剛志 伊藤君夫 柴崎康男
アトミN 1時間17分04秒 24位 小川 望 梨本忠三 関田善作 高橋啓吾
アトミQ 1時間17分10秒 25位 越田秀敏 田中猛雄 五十嵐和夫 吉木稔朗
アトミR 1時間17分55秒 26位 山内 修 米川博之 金井 康 菊島昭一
アトミO 1時間20分40秒 43位 松並 哲 竹内隆志 高橋博之一 伊藤 真
アトミS 1時間27分16秒 83位 森 義昭 大神輝博 三浦勝男 粕谷 達


一般男子:25km(286チーム完走)
1平塚市役所-A1時間17分47秒
2KADREAM-A1時間18分10秒
3ラフィネRC1時間18分21秒
4厚木市役所1時間19分02秒
5ハリアーズC1時間20分15秒
6NEC府中B1時間20分19秒
7秦野市役所1時間20分29秒
8アトミクラブF1時間21分19秒
9平塚市役所-B1時間21分20秒
10富士森走友会-A1時間21分56秒

壮年男子:20km(229名完走)
1ハートブレイクB1時間06分04秒
2藤沢商業OB1時間06分08秒
3アトミクラブK1時間07分49秒
4國郵会赤坂支部1時間07分57秒
5湘南RC-B1時間10分09秒
6三島走友会-A1時間12分00秒
7AC王山1時間12分02秒
8日野陸上クラブA1時間12分04秒
9ハートブレイクC1時間12分15秒
10富士森走友会-D1時間12分18秒

一般女子:15km(53チーム完走)
1アトミクラブA54分:45秒
2ノーランズF57分25秒
3東京レディース58分05秒
4富士小田原女子59分47秒
5湘南レディース1時間00分45秒
6アトミクラブB1時間00分52秒
7アトミクラブC1時間00分54秒
8横浜中央走友会A1時間01分02秒
9ラフィネレディC1時間04分47秒
10ラフィネレディB1時間04分53秒

壮年女子:15km(21チーム完走)
1アトミクラブD58分59秒
2東京レディースA59分52秒
3アトミクラブE1時間04分01秒
4富士森ランナー桜1時間08分38秒
5東京レディース1時間08分49秒
6八王子走ろう会A1時間10分14秒
7横浜瀬谷走友会F1時間10分54秒
8多摩川クラブ1時間12分58秒
9多摩走友会1時間14分22秒
10MDT1時間15分38秒


<一般男子の部>
 一般男子はFに上位入賞の期待がかかった。 昨年は1走で突然足のアクシデントに見舞われ悔しい思いをした中里が雪辱を期して今年もまた1区走者を務めた。
 長丁場の1区、前半5Kの地点でしっかりトップグループをマーク、2番手で通過。 後半5Kも必死にこらえて7番目のタスキ渡し。中里は春からの好調をキープ。 昨年の借りを取り戻した。
 2区高畑、3区中村、アンカー篠原充もよく繋ぎ8位でゴール。 G・H・I・Jも総合力を発揮しそれぞれ13位、22位、28位、58位に入った。

<一般女子の部>
 Aチームが1走、菅野が元気よく飛び出し、ノーランズF、東京レディースら強豪と競り合う。 混成や壮年も入り混じり3番手でタスキ渡し、2区染谷、3区塚本とつなぎ先頭に立つとあとは独走状態。
 4区渡村がタスキを受けてから差はさらに拡がり、2位ノーランズFに約3分、3位東京レディースには4分近い差をつけ53チームの頂点に立つ、 優勝のゴールテープを切った。 これで女子Aは4連覇を達成。
 アトミB、C、Tも健闘し6位、7位、15位となった。C、Bとも直前にメンバーに変更があったが、 これでB・Cの力が拮抗し、1区から4区までBCの区間ごとの先行争いなった。 結果はBがCに僅差の2秒先着し、意地を見せた。

<壮年女子の部>
Dチームは楡井、桧山、佐多、本田のリレーで2位東京レディースに1分ちかい差をつけ4連覇。 1走の楡井の復調振りが印象的だった。Eも戦前の予想を大きく上回り堂々3位に入った。 蠣崎の復調、常連坂東、駅伝初体験の岡田、星野がよくつなぎ頑張った。 女子部門は今年もアトミパワーを発揮。「女子一般」、「壮年女子」ともに抜きん出た強さを見せた。

<壮年男子の部>
 壮年男子Kはエース山口を欠き、上位入賞もむずかしいか?と不安の声も聞かれたが昨年のメンバー、遠藤、山川、宮下の3名に谷川久が加わり優勝争いに絡んできた。 結果は3位だったが来年の課題は見えた。来年は力あるメンバーの壮年入りもある。 最強チームを自負するハートブレイクや藤沢商業OBチームに来年もう一度、挑むつもりだ。
 L・Mは10以内を目指し、強豪チームと競った。双方、力は互角。どちらが先着してもおかしくない布陣。 各区間もつれながら19秒差でLがMを退けた。
 一方、壮年6チームによる身内同士の先着争いは1区Pの篠原が逃げ、2区Qの田中が巻き返す、さらに3区Pの伊藤君が再逆転、4区ではP柴崎、N高橋啓、Q吉木、R菊島の死闘が展開された。ゴール手前200mに4チームがひしめいた接戦は、 結局Pチームが逃げ切った。


---10月2日の神奈川新聞の掲載記事から---
第17回東日本駅伝大会は1日、相模原市の米軍相模補給廠の特設コースで行われた。 いずれも4区間で、男子の一般、学生が25キロ、男子壮年は20キロ、女子一般、壮年、 男女混成は15キロコースに1088チームがエントリーし、健脚を競った。
一般男子は、最終4区で逆転した平塚市役所がAが1時間17分47秒で2年ぶりに頂点に返り咲いた。
壮年男子はハートブレイクB、学生男子は東京実業高が優勝した。女子は一般、壮年ともにアトミクラブが制した。
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本格派チームV3
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 一般女子はアトミクラブが3連覇。アンカー渡村は、「優勝を狙っていたのでやったーっていう感じです」と喜んだ。 一走菅野は大学卒業後フジタ−横浜銀行と実業団に所属するなど、 メンバーは4人とも仕事をしながら毎年のようにフルマラソンに出場している「本格的」な市民ランナー。 5000mの持ちタイムごとに分かれて練習するなど、競技志向の強い同クラブで週1回練習している。 仕事帰りに皇居周辺などで週に80kmほど走っているという41歳の渡村。 「この先もしっかり練習して4連覇、5連覇と重ねていきたい」と意気込んでいた。


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