アトミクラブ
第15回東日本国際駅伝大会

開催日:2004年10月3(日) (於 米軍相模原補給廠)

雨、雨、雨、これでもかと降りしきる雨の相模原「東日本国際駅伝」
一般女子優勝と3位、そして壮年女子も優勝と3位、
壮年男子4位、一般男子5位、今年もやったぜ、アトミ

 10月3日、相模原米軍補給廠において第15回「東日本国際駅伝大会」が開かれた。 今年もテロへの警戒からか入門の制限がきびしくパスポートなしには入場できないという物々しい雰囲気の中で受付が始まった。

 当日は前夜からの雨が断続的に強く降るあいにくの駅伝大会になったがアトミクラブからの参加18チーム72名は一人の欠場者を出すことなくテント部屋と駐輪場コーナー2箇所に分かれて集合した。

 9月に入ってからというものクラブの行事がことごとく「雨」に祟られ、菅平合宿、織田の練習会、皇居持久走、そしてこの駅伝と「雨の秋」を象徴するように、 まさに雨、雨、雨の連続だった。

 今大会は混成の部を含め936チームがエントリー、各クラス雨の中でしのぎを削る熱戦になった。 わがアトミクラブからも一般女子チーム3、壮年女子2、一般男子5、壮年男子8チームと過去最多の出場数となった。 結果は出場した4部門すべてで上位入賞を果たし、内、女子一般でA優勝とB3位、C10位、壮年女子もD優勝とE3位という女子チームの抜きん出た強さが目を引いた。 女子は一般、壮年どのチームをとっても申し分のない活躍だった。

 一方、一般男子はF5位と健闘したが2年連続1区トップの向井の勢いを後続が繋げなかったのが痛かった。

 壮年男子もH1区遠藤昌が去年の雪辱を果たすトップの走りでタスキを繋いだ。 中盤の要、細野を欠き、厳しいレース展開となった。 山口の後半の追い上げで4位に食い込んだ。

 いくつか駒が落ちてもレースになるのが我がクラブの底力。 若い力と老いた力の融合で来年もパワー全開で大会に臨むぞ。 以下、部門別の活躍を大まかにレポートしてみてみる。

<一般女子 15km> 50チーム
アトミクラブA優勝!53分31秒渡村恵子、久恒清美、神田久恵、菅野朋子
アトミクラブB3位入賞57分21秒大後みどり、染谷妃呂乃、中山真理、大橋佐知子

<壮年女子 15km> 25チーム
アトミクラブD優勝!55分37秒福地良子、檜山恵子、佐多みどり、本田美恵
アトミクラブE3位入賞1時間2分59秒板東恭子、横澤トシ子、袴田悦子、金子久子

<壮年男子 20km> 226チーム
アトミクラブH4位入賞1時間08分02秒遠藤昌志、中井康広、中沢政延、山口正春

<一般男子 25km> 298チーム
アトミクラブF5位入賞1時間18分06秒向井孝明、中里綾介、篠崎和雄、高畑吉元


【参考】

一般男子(25km)
1位1時間16分12秒 平塚市役所A
2位1時間17分13秒 陸自東方直轄B
3位1時間17分15秒 陸自東方直轄A
4位1時間18分00秒 富士森走友会A
5位1時間18分06秒 アトミクラブF
6位1時間18分28秒 NEC選抜A

壮年男子(20km)
1位1時間04分19秒 藤商OB
2位1時間07分46秒 ハートブレイクD
3位1時間07分58秒 湘南RC−A
4位1時間08分02秒 アトミクラブH
5位1時間10分41秒 三島走友会A
6位1時間10分45秒 ハートブレイクF

一般女子(15km)
1位53分31秒 アトミクラブA
2位57分01秒 ea選抜A
3位57分21秒 アトミクラブB
4位57分25秒 NEC府中
5位57分32秒 東京レディース
6位58分13秒 湘南レディース

壮年女子(15km)
1位55分37秒 アトミクラブD
2位57分08秒 東京レディースA
3位1時間02分59秒 アトミクラブE
4位1時間06分04秒 東京レディースB
5位1時間07分38秒 東京レディースC
6位1時間07分41秒 横浜旭走友会女A


<一般男子の部>
 このクラスのレベルは年々上がっている。 上位入賞を目指すFは1区の向井の走りが今年も目を引いた。 目下、好調を自負するだけあって後半に力を貯めておいての好走。 序盤では2番手グループに位置し、残り2k過ぎから追い上げを開始。 あとは追いつくと併走を許さず、ぶっちぎって花の1区を制した。
 2区の若い中里も頑張った。ただ気合が空回りしたか、あと少しの伸びが足らなかった。
 3区篠崎はいつもの切れが見られない。練習不足からか前との差を詰めることできず4区へ。
 4区高畑は昨年の1区から今年はアンカーに回り、若いチームのトリを務める。 練習仲間の斉藤禎(富士森)と序盤からのマッチレース、前を追い上げ最後まで食らいつく5番手でゴール。
 雨の中、昨年のFチームの出したタイムを34秒縮め5位と健闘。
 Gはアトミ駅伝初参加鈴木英が1区を勤め、上位に絡むべく頑張った。若手酒井拓、飯村、久保田とつなぎ21番目でゴール。
 若手ではO1区の中村の頑張りが目を引いた。粗削りながらパワーを見せる走りは先が楽しみ。自信をつけてさらに上を目指してもらいたい。
 O41位、R47位、Q62位。来年のアトミは若手の強化とベテランの更なる頑張りで平塚市役所に挑む。

<一般女子の部>
 1区は一般女子A渡村、壮年女子D福地、他チームで出た濱田らが仲間内の先着争いを演じ、 前を行く藤沢高、白鴎高、中大を追う。 Bの大後も着々と上位を目指す。まずはA渡村が一歩前に出て久恒に渡す。 久恒は安定圏を守り、若い神田に託す。 神田は持ち前のスピードで走りきり、故障をおして出場の菅野に最後のタスキを渡す。 菅野は故障を感じさせない走りでアンカーとしての重責を果たし2連覇に貢献した。
 Aは昨年のタイムを29秒更新、2位に3分30秒以上の差をつけてぶっちぎりの優勝。 ベテランと新鋭で編成したBも大後、染谷、中山とよく繋ぎアンカー大橋もうまく走りきり堂々3位に入賞。 西澤、山崎、中山、安藤とつないだCも上位10傑には入り好成績をあげた。

<壮年女子の部>
 Dチームは昨年に引き続き、福地が断然トップで1区を制し、檜山、佐多、本田とスピードランナー揃えた結果、 優勝返り咲きを狙うライバル「東京レディース」に1分30秒近くの差をつけて2連覇。 Dは昨年のタイムを44秒更新。Eも板東、横澤、袴田とつなぎ、さいごはアンカー金子が踏ん張って昨年の6位から3位へと上げた。 総合成績では一般Cと壮年Eのタイム差が10秒。21位、22位と続けてゴールした。ここでも区間の入れ替えがあったのかな?みんなよく頑張った。

<壮年男子の部>
 壮年男子もH1区遠藤昌が昨年の雪辱を果たすトップの走りでタスキを繋いだ。 2区は代走中井が細野の穴を埋めるべく奮走、中沢もきつい3区をアンカー山口へと繋ぎ、 厳しいレース展開ながら4位に食い込んだ。 山口は前を行くチームが周回遅れのチームと紛れたため3位チームを意識できないままゴールしたが、 早めに気付き、あと5秒頑張れば3位入賞だった。おしい魚を取り逃がした。
 同時出場のP、K、J、M、L,M、I、Nの壮年7チームはPチームを軸に1区から身内同士による熾烈な先着争いを演じた。 1区ではP(聴覚障害者チーム)武藤とL(老人チーム)の福岡の先頭争いだったがL福岡が抜け、P武藤に続き、J越田、K酒井、I毛塚、M高橋、N奥山と競ってゴール。 2区ではPの大澤が抜き返し、3区以降関田、川島とつないだPが逃げ切った。 K、J、Mが20秒の間にひしめき合い24位、25位、27位と区間の入れ替わりも激しく接線を演じた。 L、Iも20秒差で入り37位、39位と身内同士で次々にゴールイン。Nも駅伝初出場組を交えて78位と大健闘した。

<応援、付き添い>
若松宏一、金井康、渡辺 聰、竹内良彰、西部京子、蠣崎まなみ、


<一般女子の部> 参加50チーム 
チーム名 総合タイム 順位 1区 5Km 2区 3Km 3区 2Km 4区 5Km
アトミA 53分31秒 1位 渡村恵子 久恒清美 神田久恵 管野朋子
アトミB 57分21秒 3位 大後みどり 染谷比呂乃 中山真理 大橋佐知子
アトミC 1時間02分49秒 3位 西澤純子 山崎昌子 青木恵代 安藤留美子

<壮年女子の部> 参加25チーム 
チーム名 記 録 順位 1区 5Km 2区 3Km 3区 2Km 4区 5Km
アトミD 55分37秒 1位 福地良子 檜山恵子 佐多みどり 本田美恵
アトミE 1時間02分59秒 3位 坂東恭子 横澤トシ子 袴田悦子 金子久子

<一般男子の部> 参加226チーム 
チーム名 記 録 順位 1区 10km 2区 5Km 3区 5Km 4区 5Km
アトミF 1時間18分06秒 5位 向井孝明 中里稜介 篠崎和雄 高畑吉元
アトミG 1時間22分09秒 21位 鈴木英明 酒井拓磨 飯村 聡 久保田和也
アトミO 1時間29分11秒 41位 中村利峰 甲斐貴信 小川 望 斉藤 剛
アトミR 1時間31分03秒 47位 勝浦圭司 高橋忠士 石井義之 菊島昭一
アトミQ 1時間35分36秒 62位 菅原淳史 柴崎康男 坂田浩之 梨本忠三

<壮年男子の部> 参加200チーム
チーム名 記 録 順位 1区 5Km 2区 5Km 3区 5Km 4区 5Km
アトミH 1時間08分01秒 4位 遠藤昌志 中井康広 中沢政延 山口正春
アトミP 1時間14分00秒 18位 武藤 実 大澤真人 関田善作 川島健二
アトミK 1時間16分56秒 24位 酒井健雄 松並 哲 伊藤君夫 五十嵐和夫
アトミJ 1時間17分11秒 25位 越田秀敏 吉木稔朗 篠原昭二 矢田秀雄
アトミM 1時間17分16秒 27位 高橋博之 伊藤 真 高橋玄太 中澤修平
アトミL 1時間19分18秒 37位 福岡豊則 樋川仁省 小賀田和美 富張光夫
アトミI 1時間19分38秒 39位 毛塚敏男 永岡信昭 森 義昭 篠原義雄
アトミN 1時間25分39秒 78位 奥山誠一 粕谷 達 大神輝博 三浦勝男


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