アトミクラブ
第6回東日本国際駅伝大会

開催日:1995年10月1日(日) (於 米軍相模原補給廠)

Aチーム,一昨年に続き壮年男子の部 優勝!!
(298チームを制す,Bチームも健闘22位に入る)

<壮年男子の部>20Km
 優勝 アトミクラブA1時間07分59秒 細野・永岡・酒井・篠原
 22位 アトミクラブB1時間12分00秒 梨本・矢口・関田・小賀田

<一般男子の部>25Km
 2位 田園クラブ1時間18分17秒 小松・藤代・増田・熊沢


 今年で6回目を迎えた「東日本国際駅伝」は駅伝シーズンの幕開けとして、また、 全出場チームが1,255チームと参加チームの多いマンモス駅伝として関東一円から強豪チームが 集まります。その中にあつてわがアトミクラブ壮年Aチーム(今年は298チーム出場) は過去1回の優勝と4回(昨年は9位)の入賞を果たしてきました。
 今回、大会前の予想は出場選手の平均持ちタイムから見て「ハートブレイク」「神宮AC] 「横浜中央クラブ」など強豪がひしめき、わが「アトミ」はとても優勝などに絡む状況になく、 何とか上位入賞を目指すというのがチームの最低の目標でした。 ところが当初無理だと思われていた細野選手の出場が急遽決まり、 何とかレースに臨める態勢になりました。
 結果は1区細野の快走とそれを継いだ2区(永岡)、3区(酒井)、アンカー(篠原)の踏ん張りで見事優勝を勝ち取りました。 Aチーム優勝タイム1時間07分59秒。Bチーム1時間12分00秒22位。 以下レースの流れを追ってみます。(敬称略)


<1 区>
 スタート直後より細野が飛び出し、2Km過ぎた地点で誰もついてくる気配がないと見る。 細野そのまま後続を引き離し、2位チームに40秒近くの差を付けて2区へ。

<2 区>
 細野より40秒の貯金をもらった永岡は4Km付近で2位チーム「ハートブレイク」の中川選手にかわされたものの、 最少の差で3区へたすきを渡す。

<3 区>
 永岡からタスキを受け継いだ酒井は後続の「神宮AC]石川選手に抜かれ、3位に落ちるがここで永岡同様に、 しぶとさを発揮、前2チームに大きく離されることなく中継点近くまでくるとトップチームがコースを間違え、 加えて係員のミスから2位を走っていた「神宮AC」石川選手までもがコースを外れる展開となり、 思いもかけずAチームが1位で夕スキを継ぐというハプニングがあった。 (ここでは酒井の冷静さがモノをいった)

<4 区>
 酒井からタスキを受けるべくウォーミングアップをしていた篠原が、 中継点を見ると、なんと酒井が必死に手を振って1位で入ってくる。 急いでタスキを受け取ると猛スピードでコースへ、前半ハイペースで飛ばしたせいか、 後半はもうバテバテ。 2位「神宮AC」のアンカーがゴール直前数メートルまで迫ってきたが篠原は気力を振り絞って逃げ切り 一昨年に続くゴールテープを切った


[Bチーム]22位でゴール
1区:梨本(30位前後)、2区:矢口、3区:関田、4区:小賀田


一般男子25キロ 2位 田園クラブ 1時間18分17秒
(小松、藤代、増田、熊沢)練習会メンバー総出


2度目のVに燃えて  ---10月2日の神奈川新聞より---
 壮年男子の部を抑えたのは東京、代々木公園で汗を流すランニング愛好グループのアトミクラブA。 5年前の初回大会から参加の常連で、今回は40歳代4人でメンバーを組み、 1昨年に次いで2度目の優勝を手にした。
 「昨年は9位だったので、今年は6位に入れればと気楽に臨んだ。勝てるとは思わなかったのでとてもうれしい」 と篠原義雄さん(49)。1昨年に次いでアンカーでテープを切り、勝利の感激で言葉が弾む。 一方今年から新たにチームのエースとして加わった細野亮司さん(42)は、 「出るからには優勝を狙いますよ」と早くも連覇に燃えていた。


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