アトミクラブ

アトミクラブ通信 NO.99  2009年1月


寄稿:最終ランナーという名誉!高木(旧姓能登)晴美さん

特集:『RUNNER‘s四字熟語』その17

大会参加者の記録報告 No.99



 新しい年が明けました。ことしもよろしくお願い申し上げます。 昨年アメリカのサブプライムローン問題に端を発した金融危機で世界の経済がまったく見通しのきかない厳しい情勢に変わってきました。 こういう厳しい時代にこそランニングで培った底力が出てくるものです。 どうか皆さん会社の仕事を基本に考え、家族の支えには十分感謝し無理のないランニングライフでこの一年を乗り切っていきましょう。

先日の12月20日、市谷のアルカディア(私学会館)に於いて「アトミクラブ結成25周年記念パーティ&2008年忘年会」が開催されました。 会場には80名近くのメンバーが集まり、草創期からの懐かしい顔や今年入会したばかりの初々しい顔もあり、多趣多彩な余興にも助けられて会は大いに盛り上がりました。 第2回目のアトミクラブ賞受賞者はこの間すっと合宿やイベントで献身的な働きをしてくれた中沢政延さんに決まりました。(ちなみに第1回受賞者は20周年時に受賞した山口正春さん)

東京都体育館の裏の300mサブトラックで産声を上げてから四半世紀。 練習に駅伝に合宿にレースにと様々な行事で皆さんとともに歩んだ25年間でもありました。 あのボコボコのサブトラックを数人で走っていた頃がつい昨日のように思い起こされます。 それから25年も経ったのかと思うと感慨深いものがあります。 最近の織田の練習会にはアトミが結成された当時、まだ生まれていなかった世代が参加し、いまでは織田の練習会を引っ張っています。 またベビーカーで2世を連れたママさんメンバーの出現、親子2世代でのT・T参加やご夫婦での参加も見受けられます。 さらに云えば障害を持ったランナーがごく普通に練習に取り組んでいることも挙げられましょう。 様々な人たちが互いに集ってさらに高めていくアトミクラブの可能性と練習会に参加されるメンバーの層の厚さと人間性の深さを感じます。 この25年間の内にはトラックやレースで実業団をしのぐような好成績を上げているメンバーを多く輩出しました。 さらに高橋勇市選手や山中孝一郎選手のようにハンデをもっていても視覚や聴覚障害者の種目で日本記録や世界に伍する記録を打ち立ってる選手も出てきました。 練習会に参加するメンバー個々がそれぞれ目的意識を強くもって自己の記録を大きく伸ばしていることこそ25年間の活動の成果でしょうか。
今後さらに30年、50年と節目の時においても草創期にたてた「今よりもっと(もう少し)記録向上を目指し、自由でのびのびと練習会や大会に参加し、健康に留意しながら仲よくいつまでも走り続けることをクラブの基本的な考え方としています。」
今後さらというアトミクラブの精神が受け継がれていけばいいなと感じています。

アトミクラブの新年は「奥むさし駅伝出場とともに始まります。今回は5チームが出場いたします。 選手及び今後さら付き添いのメンバーもほぼ決まりました。 各選手の活躍に期待したいところです。 駅伝大会は1月25日に開かれます。 その日は新年会も予定していますので多くの方の応援をお願いいたします。

今回のランナーズ四字熟語は「一期一会」(いちごいちえ)。 Kさん、ことしもよろしくお願いいたします。

先日、東京国際女子マラソンが30回の幕を閉じました。 わがアトミクラブ練習会メンバーからは72名が出場(完走52名)しました。 今回、妊娠6ヶ月の身で24キロ付近まで走った高木(能登)晴美さんに「最終ランナーという名誉!」と題して大会参加記を寄稿いただきました。


【連絡事項】
アトミクラブ通信100号原稿募集中!

本アトミクラブ通信も次号で100号を迎えます。原稿募集中!
アトミクラブ通信は1992年3月からアトミクラブのメンバーの近況をお知らせする目的で発行されました。
今年は刊行から19年目になります。
発行当時は今のように大会出場のタイムを載せたりすることはなかったのですが、合宿の案内や駅伝の結果報告などを手書きで発行しておりました。
ワープロやパソコンの普及によりタイムや近況の便り、寄稿などにも充実させ今日のような体裁になったのが1994年4月から。
次号は通算100号を記念して充実をはかります。
皆様からのお便りや寄稿をお待ちします。 題は何でも結構です。 「アトミクラブ通信100号に寄せて」「アトミクラブと私」「○○合宿の思い出」 「忘れられないあの改心のレース」「ボクのライバル○○くん」「私の練習法」「わたしの調整法」「究極のサプりはこれだ」などなど題や中 身にはこだわりません。積極的にお寄せください。
文字数で800字くらいを限度としてください。原稿はMSワードでお願いします。
皆様の積極的な寄稿をお待ちしております。
刊行は3月上旬目標です。2月上旬までにお寄せください。
練習計画について

1月から5月までの練習計画を作成しました。
1月〜3月中旬までは、冬場にあたるため持久力を重視したメニューになります。
  希望などがありましたら事務局まで提案願います。
木曜日の貸切りが取りづらくなってきました。
日程に変更の可能性があります。
冬期練習のビルドアップ走のタイム設定(目安)グループは20人程度、少人数単位で行います。
スタートは目標タイム別にします。メンバーの多いグループはいくつかに分けることもあります。


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