---

アトミクラブ通信　ＮＯ.９７　　２００８年９月

---

■ 「北京五輪」がアジアで３番目のオリンピックとして８月８日から史上最大の規模で開催されました。 開催期間中は連日、世界のトップアスリートたちの技と力の競演が見られました。 水泳、柔道、レスリング、体操、フェンシング、陸上、女子ソフトなどでメダルを獲得しました。
なかでも陸上短距離４００ｍリレーは感動しました。 あのバトンリレーはいまでも脳裏に残っています。 期待されていなかった種目で世界と堂々渡り合い、バトンの受け渡しを完璧にこなして見事な銅メダルの獲得でした。
一方、期待されていた男女マラソンは野口選手、大崎選手が直前の故障でスタート位置に立つことなく去りました。 また出場した４選手の内、２選手は故障と体調不良で振るわず途中リタイアや最終走者としてやっとの思いでゴールでした。
とくに２大会続けて獲得してきた女子では野口選手の欠場により期待が失望に変わりました。 なぜかさびしいマラソンレースでした。せめてもの救いは日本で陸上選手として育ったケニアのワンジル選手が五輪新で優勝したことでしょうか。 ワンジル選手の積極的な走りは夏の暑い中でも記録を狙う、過去のオリンピックの常識を覆すものでした。

■ オリンピックが終わるとひと月遅れてパラリンピックが始まります。 アトミの練習会メンバーでアテネの金メダリスト高橋勇市選手が連覇を狙ってフルマラソンに出場します。 この間、川嶋さんや志田さんときびしい練習を積んできた成果を北京の地で大いに発揮していただきたいと思います。
努力の結果が報われる日まであと２週間弱。 応援するメンバーの皆さんも彼の精一杯の走りに期待いたしましょう。「がんばれ〜、勇市選手！」

【ご報告！】
さる８月８日　「高橋勇市選手北京パラリンピック出場壮行会」が開かれました。 当日は４００名を越える方たちが出席し会場は大いに盛り上がりました。 「北京のセンターポールに日の丸を掲げます」と勇市選手から力強い挨拶があり、伴走の川嶋伸次さん、志田淳さんもすばらしい伴走がしたいと決意を述べました。

■ 秋の皮切りのイベントといえば毎年、相模原で開かれる「東日本国際駅伝」出場です。ことしも新しいメンバー を加えての２２チームが出場します。一般男子、一般女子、壮年男子、壮年女子どのクラスでも上位入賞を狙える メンバーが揃いました。「東日本国際駅伝」は、参加チーム数に制限のない、皆で楽しめる数少ない駅伝のひとつ です。秋本番の足慣らしとして大いに盛り上がりたいものです。

■ 好評の連載「ＲＵＮＥＲ‘ｓ四字熟語」は第１５回目をお届けします。 今回の四字熟語は「画竜点睛」（がりょうてんせい）。 今回もＫさんの冴えた筆がうなります。皆さん、ご期待ください。

■ 「練習計画」（９月〜１２月）を作成しましたので参考にしてください。 すこし織田フィールドのことについて触れます。 最近、木曜日の「貸切予約」が取りづらくなってきました。 数年前は無抽選の状態だったのですがここのところ他にも貸切を希望する団体があって最近はそことの抽選による日にち取りになっています。 一般開放日は他の練習者も多く危険が伴いま す。そこで木曜日に「貸切予約」取れなかった場合、月曜日に貸切をとることを試みに入れてみました。
１０月６日月曜日を貸切練習会として設定しました。 週末の疲れなどもありどれだけの練習ができるか疑問ですが、木曜日に取れなかった振替としてやってみましょう。 やむなく一般夜間開放日を練習会にする場合は他のクラブや個人の方と共同使用です。ご注意ください。