皆さま こんにちは 3月になり、ようやく春の兆しが見えてきたように感じます。 例年ですと1月、2月は寒さの中にあっても時たま、暖かい日が訪れることがあります。 今年はどうしてか、こういう温暖な日はあまり無かったような気がします。 それだけ今年は寒むかったんでしょう、北西の強風が吹く寒い日が多かったように感じています。 2月に入ってから大寒波が訪れ、東北・北海道や北陸・山陰に大雪をもたらしました。 影響で交通機関が乱れ、ホワイトアウトでの多重事故や雪下ろし中の落雪事故、雪崩に見舞われた所も多々みられました。 被災された地域の皆さんには心よりお見舞い申し上げます。 それでも季節はめぐってくるものです。3月に入り、やっと暖かい日が見られるようになりました。 これまで地中でじっと我慢していた植物たちも地表に芽を出し始めました。 昨年より2週間近く遅れて梅の花がほころび、桜の蕾も徐々に膨らみ始めています。 いよいよ春の到来です。防寒対策をしないで走れる日ももう間近ですね。♪は〜るよ、こい、早く来い・・・♪ ■ アトミクラブの練習会はコロナの感染者数が爆発的に増えた影響で1月第1週から3月の現在(6日)に至るまで中止としています。 昨年10月から12月まで3ヶ月間、中止なく順調に実施できたことがウソのようです。 昨年12月の最後の練習会(23日)の日から数えると、皆さんとはじつに70日以上、お目にかかっていないということになります。 さて、アトミクラブの練習会の今後の取り組みですが、再開の可否の判断は現在の感染状況と「まん延防止措置」期間にかかってきています。 これまで同じように感染が拡大する局面にあれば、さらに中止を延長することもありえますが、 感染者の減少と「まん延防止措置」が解かれるようになれば練習会は再開する方向でいます。 最新3月3日の政府の発表によれば「まん延防止措置期間を3月21日まで延長を決めたようです。したがってクラブの練習会も10日(木)、17日(木)とさらに中止になります。以降、解除されれば3月24日(木)、31日(木)はぜひとも実施したいものです。 今後も感染状況をきっちり把握し、対策をしっかりして練習会を再開、実施していければいいと思います。 皆さまには今後ともクラブの感染対策にご理解とご協力をお願いいたします。 ■ 2022年夏の「湯沢合宿」を計画・検討してまいりましたがコロナの感染がまだ収まらな い現段階では実施の判断ができませんので中止にしたいと思います。案内を作り、参加者を募り、宿への予約とか準備のスケジュールを考えるとタイムリミットが迫っていました。大変、残念ではございますが6月の湯沢合宿は今年も中止とさせていただきます。なお、9月の「菅平合宿」に当たっては感染対策を整えた上で実施したいと考えています。ただこれもこれからのコロナ次 第です。3回目のワクチン接種も進んでいるようです。実施にご期待ください。 ■ 2月7日に「2022年度 お願いとお知らせ」と「今後のクラブ運営に向けて会員の皆さまへお願い」(・アトミクラブ事務局の現状と今後の課題について・)を郵送させていただきました。 すでにお読みのことと思いますがいくつかのことをお願いしております。 「2022年度 お願いとお知らせ」では @年会費のお支払いは3月18日までにA2022年度の陸連登録を希望される方は3月18日が厳守を案内しています。 それとは別の用紙「今後のクラブ運営に向けて会員の皆さまへお願い」では郵送撤廃に伴うemail addressの登録の願いとして「以下のQRコードよりemail addressを2月28日(月)までに登録頂きたくお願い致します」の文面で登録をお願いしております。 締め切り期限は過ぎましたがまだ200名近くの方しか登録がありませんので延長して受け付けています。 未登録の方は文面をよく読んでQRコードから入っていただき登録をお願いいたします。 とくに「今年度の陸連の取得番号」はemail addressによってお知らせ配信いたします。 来年度からの郵便による「お願い及びお知らせ」等の通信物はメール配信に切り替えていく予定でおります。ご理解の上、よろしくご協力ください。 ■ 新型コロナの感染状況は、年末・年始の休みをはさみ様相が一変しました。 感染力の強いオミクロン株の影響で全国の感染者数はピーク時の2月22日には105,616人に達しました。 1月1日の感染者数が534人でしたので、以降、ピークまで、いかに爆発的な感染状況だったかが覗えます。 1月21日には「まん延防止措置」が首都圏に発出され、延長を含め3月6日までが措置期間になっています。 3月3日現在、さらに延長の方向で政府や自治体で検討しているようです。 感染者の数はピーク時に比べ、少しずつ減り始めていますが、まだまだ高い水準にあります。 最近では高齢者や基礎疾患を持った方の死亡が相次いでいます。まれに若い世代の死亡もあります。 感染のピークは過ぎたとはいえ油断は禁物です。まだまだ注意深く見守りたいと思います。 3回目のワクチン接種が高齢者や医療従事者を対象に進み始めましたが、まだ満足いくほどの本格接種には至っていません。 接種は一般世代へも可能な限り、前倒しで進められています。3回目の接種をすることで高い割合で抗体も得られるそうです。 多少、安心して外に出歩いたりするためにもしっかり接種は受けたいものです。 ■ クラブやランニングの世界にはおよそ直接関わりはありませんが2月24日、ロシア軍が隣国のウクライナに侵攻し全世界を震撼させました。 侵攻から数日経ちますが、一般市民を巻き込んだ犠牲者などが出ていて深刻さをましています。 なんとか事態の打開に向けて双方が話し合い、歩み寄りをしてウクライナに以前のような平穏な日常が戻ってくることを願わずにはいられません。 いま、ウクライナのランナー達は戦火の中で走りたくても走れません。 それを思うと心が痛くなります。我々は幸せです。 ウクライナに平和を、そして戦争は絶対に反対〜!
■ 先頃、中国の北京で冬季オリンピック(2022.2.4〜2.20)が開かれていました。 冬のスポーツの祭典において選手達の熱い闘いが繰り広げられました。 この通信ではいくつかの印象に残った日本人選手の活躍シーンを遡ってみたいと思います。 3月4日からは冬季パラリンピックも始まりました。皆さん、ご声援よろしくお願いいたします。
○スピードスケート=高木美帆選手がスピードスケート女子の種目において5種目出場し、 なんと、1500m、500m、団体パシュートで銀3個、1000mで金、3000mでも6位入賞と鉄人の名に相応しい驚異的な活躍を見せた。 13日間で5種目7レースを滑った。 テレビ解説者がこの鉄人ぶりに「100mのウサイン・ボルト選手がフルマラソンをトップで走るような偉業」と形容していた。 きついスケジュールに耐えられるよう日頃から体を鍛えぬき、メンタルな部分でも強い気持ち持ち続けたことがこの偉業に繋がったんだと思う。 惜しまれるのは団体パシュート決勝でリードしながら最終コーナーで姉の菜奈選手の転倒が残念だった。 ですが、この試合の直後の1000mで悔しさをぶつけての優勝だけに喜びもひとしおだっただろう。 女子短距離の第一人者、小平奈緒選手の背中を追い続け、学ぶことができたことも今回の偉業に繋がったのではないか。 童顔を思わせる笑顔に金と銀のメダルが似合い輝いていた。 ○スキージャンプ=小林陸侑選手がノーマルヒルで金、ラージヒルで銀を獲得した。 レジェンド葛西紀明監督(土屋ホーム)のもと、非凡な才能を開花させて世界の強豪と堂々と渡りあった。 混合団体でもチームの最終競技者としてメダルを狙えない位置にありながらも頼りがいのある日本の大エースとして、 アンカーに相応しい闘いぶりを見せた。どのジャンプをみても安心して見ていられた。 緊張しすぎる様子は無く、いつでも自身のジャンプができるよう淡々と飛んでいた。 精神面の大きさもさることながら、25才の若さにしてベテランの風格さえ感じさせた。 これからも日本のスキージャンプ陣を牽引する大きな存在になっていくだろう。 ○スノーボード=「ハーフパイプ」平野歩夢選手は決勝で怒りを力に変えての演技で見事、金メダルを獲得した。 平野歩夢選手は計3回ある演技の2回目、他の演技者が認める素晴らしい内容を見せた。 ところが2回目を終えた時点でオーストラリアの選手が出した得点が平野を上回った。 「(ジャッジに)おかしいな・・・」、怒りで心が折れそうになったという。 それでも気を取り直し3回目に2本目と同じ演技を、さらに精度を高めて天空に舞った。 逆転を狙った一発は見事、天を裂き誰もが認める堂々たる金メダル獲得だった。 怒りバネに次の演技でそれ以上の力を出し切る平野選手の精神力と集中力に感動したスノーボードだった。 ○フィギュアスケート=男子では鍵山優真選手が銀、宇野昌磨選手が銅を獲得、女子では坂本花織選手が銅を獲得した。 団体でもアイスダンスやペア勢の踏ん張りもあり3位とメダルが確定している。 期待のエース羽生弓弦選手は果敢にも4回転半に挑んだが成功ならず4位に沈んだが試合終了後のリンク整備に地元のスタックに混じり氷の表面を整備していたニュースが流れた。 競技だけでなく「人」としての評価でも中国の人たちの心を捉えた。ワリエワ選手のドーピング問題が大会を通じて暗い影を落とした。 ご本人だけで行った行為ではないだろうに彼女だけに注目が集まり、女子フリーでは「絶望」の異名を持つ彼女のこれまでの完璧な演技とはほど遠い、 まさに氷に嫌われてしまったかのように転倒する場面がしばしば見受けられた。 ○カーリング女子=予選最後の試合でスイスに敗れ、準決勝進出の夢を絶たれたと、思い込んでいた日本チームに朗報が届いた。 準決勝進出を目指していた韓国が敗れ「ドローショット」の差でカナダを上回り決勝進出を果たした。 決勝ではイギリスには敗れたものの銀を獲得!今大会でも「ロコ・ソラーレ」の元気で張り切った声ともぐもぐタイムは健在だった。 一見見ると他チームに比べて小柄で華奢な印象を受ける日本チームだが、スイープ力など、粘り強さの中に圧倒的な練習量の裏付けがあった。 全員で氷を見極め、意見交換をする、そしてどんな時でも諦めない強い気持ちが銀を引き寄せた。 ■ <練習会報告>2022年1月〜2月の練習会の内容
2022年3月6日更新
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