皆さま こんにちは 木々の緑が鮮やかな季節になりました。新緑の5月をいかがお迎えですか。 ■ 前回この通信をお送りしてそれほど日にちが経たない間に、コロナをめぐる情勢が目まぐるしく動いています。 3月22日に2回目の「緊急事態宣言」が解除になり、やれやれと思ったのも、つかの間、 こんどは「まん延防止措置」が4月13日に発令され、 県を跨いでの移動の自粛や人との接触の機会をできるだけ減らすよう呼びかけられました。 これで少しは感染が沈静化すると思っていましたら、こんどは変異ウイルスが猛威を振るい、 感染拡大の波はさらに大きくなって関西圏では、もう医療崩壊に等しい状態で大阪、兵庫、京都の3府県に、 そしてじわりじわり感染が広がりつつある東京都が加わり4都府県に4月25日から5月11日まで3度目の「緊急事態宣言」が発出される事態に至りました。 アトミクラブ事務局としては、引き続き今後の関東圏での感染の状況を見守りながら慎重に練習会の実施か否かを検討していきます。 取りあえず5月11日までの練習会やイベント活動を自粛いたしますのでご理解ください。 今後の事としては、さらに練習会中止の延長もありえますので、 これからもアトミクラブホームページ及び伝言板には注視していただきたいと思います。 ■ アトミクラブの練習会は、コロナ禍において活動が制約を受ける中、4月1日から木々の緑が映える代々木公園にて練習会を再開いたしました。 久しぶりの練習会は感染防止に注意を払いながら行いました。 4月1日の練習再開日は、コロナ禍なので参加人数は少ないだろうと予測しておりましたがどうしてどうして、 皆さん、しっかり練習の場に集まってきました。 おそらく90人を超える人数だったのではないかと思われます。 8日の練習会では6時過ぎから突然の雷雨に見舞われ雨が降り止んだのは午後7時直前、 雨宿りしていたメンバーの大半が練習を断念して帰途につく中、どうしても走りたい面々は濡れる走路で予定通りのメニューをこなしました。 その数、およそ30人。雨をもモノともしない皆さんのやる気のほどが垣間見られました。そして15日は70名近いメンバーで400mのインターバルに臨みました。 4月最後の22日の練習も60〜70人近くのメンバーでペース走をこなしました。結局、再開して4回目でまた自粛、中止となりました。 制約のある中ですがみんなで走れる喜びを感じた一ヶ月でした。 ■ 4月1日からアトミクラブ2021年陸上年度が始まりました。 今年現時点での会員更新人数(年会費お支払い)は4月22日時点で510名、 アトミクラブで団体の陸連登録者は88名になりました。 年会費のお支払いは今後も練習会で申し受けるか、振替用紙での支払いもまだできます。 お支払いがまだの方はご利用ください。 今年の5月中旬の「皇居レディース駅伝・東日本年齢別駅伝」はコロナ禍を配慮し中止になりました。 次の機会を目指していきましょう。 また例年6月上旬に実施している「越後湯沢合宿」もコロナウイルスの感染を避けるため今年も行わないことにしました。 湯沢合宿は、これで2年続けての中止となります。残念です。いまは我慢、我慢の時ですね。 ■ 記録収集変更についての報告です。過日、拡大事務局会議が開かれ、 内容は今後のアトミクラブを見据えて世代交代を視野に事務局担当者の現作業の掌握と洗い直しに話し合いました。 その一環として記録係の膨大な作業量を軽減する意味から、 これまでのように広範囲な大会から記録収集し掲載するという作業は行わないことといたしました。 皆さまの励みになっていた記録の報告ですが今後はシンプルに衣替えして2021年度4月よりスタートいたします。 皆さまからの積極的な記録報告を今後とも当伝言板にお寄せいただけますようお願いいたします。 詳しくはホームページ、トピックス欄にある「2020年度の年間記録集計および今後の記録収集についてお願い」をお読みください。 ■ 3月25日に東京五輪・パラの聖火は福島Jビレッジを出発しました。 コロナ禍にあって著名人の聖火ランナー辞退が相次ぐ中、粛々と歩を進めています。 公道での聖火リレーを取りやめセレモニーだけ無観客で行う自治体も出てきています。 「東京五輪・パラ」は開催か中止かで揺れる世論ですが、世界の国のさまざまな思いがこの聖火一点に凝縮されている気がします。 コロナ禍で閉塞された世界のこの状況を打破するのはワクチンと特効薬、そして「東京五輪・パラ」の成功しかないと信じています。 7月23日の開催まで残すところ80日余り、なんとか開催、成功に向けて希望の灯を繋げていってほしいものです。 開催までまだまだ紆余曲折がありそうですがここも試練の時ですね。 ■ 4月になってランニングとは直接関わりはありませんがスポーツ界において、 コロナ禍で閉塞感が漂うこの日本に暗い雰囲気を吹き飛ばす明るい話題が相次ぎました。 2人の日本人の活躍が日本のみならず世界の衆目を集めました。 @一つは水泳の池江璃花子さんの奇跡的な復活です。 2年前の急性リンパ性白血病発症を乗り越えて一時は絶望の淵にあり、 死も覚悟したという池江選手がなんと東京五輪代表選手に内定しました。 競泳日本選手権で4冠を達成しました。まさに驚くばかりの回復力と強靱な精神力を持っての復活劇でした。 凄い!の一言でした。「つらくても、しんどくても努力は必ず報われるんだなと思いました」の一言に重みがありました。 まさに奇跡が起こったとしかいいようがありません。 Aもう一つはゴルフの松山英樹選手の活躍でした。 日本人ゴルファーの悲願とも言うべき米国で開かれたマスターズ選手権において世界の強豪を抑え堂々優勝しました。 追い上げや引き離なしなど大きな駆け引きと緊張感の中、最後までリードを守り抜き見事、優勝を成し遂げました。 優勝の瞬間も派手なポーズはなく優勝インタビューも控えめで松山選手の人柄が感じられた瞬間でした。 最終4日目の早朝は勝敗の行方に一喜一憂し寝不足になった人が多くいたとも聞きます。おめでとう!しげき〜!
2021年5月1日更新
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