アトミクラブ

アトミクラブ通信 NO.146  2016年9月


アトミクラブ通信 NO.146 PDF版

第27回東日本国際駅伝参加者大募集 (PDF版)

大参加者の記録報告 No.146



 つい先日まで4年に一度開かれるオリンピックがブラジルのリオデジャネイロで開かれました。 リオデジャネイロと日本の時差はちょうど12時間。 主力競技を追っているとテレビの放送時間帯は毎日、深夜から早朝になり、ついつい寝不足になりがちでした。 大会は8月5日に始まり、8月21日に閉幕。17日間にも及ぶアスリートたちの祭典が無事終わりました。 リオ大会が終わると4年後はいよいよ東京ですね。 4年も先の事なのに今からとても楽しみです。
 リオオリンピックでは連日、選手たちの熱い闘いに胸を躍らせました。 大会開催直後から注目された日本人選手の活躍が目を引きました。 水泳、柔道、体操、レスリングなど金メダルラッシュが続き、バドミントンや卓球、シンクロや他の競技でもすばらしい活躍が見られました。 メダル獲得数は総数で40個を超え過去最多となりました。 終盤までの劣勢を最後まで我慢しぬいて逆転した競技がいくつもありました。
 わが陸上競技に目を向けてみましょう。 会期も終盤まで日本の陸上競技のメダル獲得は0。 メダル獲得という点ではなぜか「蚊帳の外」状態でした。 期待された女子マラソンやフィールド競技など振るわず、このままメダル獲得のアナウンスはないかなと思いこんでいました。 ところが大会終盤の15日目にやっとメダル獲得の報が聞けました。 陸上男子競歩50kmで荒井広宇選手がこの種目初めての3位入賞。 陸上に銅メダルをもたらしました。 後半、接触した行為が妨害と捉えられ一時は失格と判定されたのですが競技審判が厳正に協議した結果、妨害行為は無かったとして復権し見事の3位です。 最後の最後まで腕を振って前を捉えようとする姿は感動的でした。 そして、その夜のトラック競技では、さらにビッグニュースが流れました。 世界中が注目する男子400mリレーでは世界の強豪国を相手に日本チーム(山県、飯塚、桐生、ケンブリッジ)がアジア新記録で堂々の2位で銀メダルを獲得したのです。 世界の誰もが目を疑った瞬間ではないでしょうか。 ファイナリストのいない、10秒を切る選手もいないチームが磨きに磨いたバトンリレーで「伝家の宝刀?」を抜き、見事、銀メダルに輝いたのです。 まさに奇跡が起きた瞬間でした。 ボルトを擁するジャマイカチームに次いで僅差で2位。 4年後に東京でオリンピックを迎える日本人に大きな感動と勇気を与えてくれました。
 数々の話題と感動を生んだリオデジャネイロオリンピックの17日間が終わりました。 われわれランナーも彼らから最後の最後までアキラメナイ前向きな姿勢を学びました。 これからの練習やレースに活かして行きたいものです。
 さて、オリンピックが終わると1か月遅れでパラリンピックが開かれます。 ここでも日本人選手の活躍が見ものです。大いに期待し応援いたしましょう。

連日、台風の影響で蒸したり、日が照ればとても暑い日が続いています。 皆さまはいかがお過ごしですか。これからの季節、これまで暑さに耐えた体は夏の疲れとなってどっと出てきます。 どうか皆さん、上手に疲れをとって、体調の維持に努めてください。

今年のアトミクラブの練習会は暑い夏の期間をいつもと違う練習環境の中で開いています。 代々木公園、夢の島競技場を交互に利用して、練習メニューはそれぞれ本数を減らして実施しています。
 織田フィールドの練習ができなくなってからおよそ10か月、この環境にも慣れつつありますが、 整備されたトラックで思い切り練習したい気持ちがますます募ってきます。 代々木公園の硬いコースを走るたびに織田フィールドが大変懐かしく感じるこの頃です。 延び延びになっている改修工事は順調に進んでいるようです。 来年4月にはリニューアルオープンできそうです。 来年2月には貸切抽選会も開かれる予定で代々木公園のスケジュールにも入っていますので今度は再延期なしで大丈夫でしょう。 2月以降は毎回抽選会に出て、できるだけ多くの練習枠を獲得したいと考えています。

さて、秋の皮切りのイベントといえば毎年、相模原で開かれる「東日本国際駅伝」出場です。 10月2日に18チームが出場します。 一般男子、一般女子、壮年男子、壮年女子、どのクラスでも上位入賞を狙えるメンバーが揃いました。 「東日本国際駅伝」は、参加チーム数に制限のない、皆で楽しめる数少ない駅伝のひとつです。 秋本番の足慣らしとして大いに盛り上がりたいものです。
(文責 関田)



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