アトミクラブ
大切なアトミクラブでの時間
田村智子(モコ)(2007年入会)

 アトミクラブ35周年、おめでとうございます
 クラブをここまで存続されてきた皆さんの歴史や御苦労などを思うと、本当に感謝して  もしきれません。若い頃からずっと走り続けてこられた篠原義雄監督を始め、皆さんに色々なことを教えていただき、今の自分があります。
 私が初めてアトミクラブの練習に参加させていただいたのは2007年2月1日で、1月に初のウルトラ50kmを完走した後からです。走り始めて間もないこともあり、速くなりたいという思いがムクムク沸き上がっている時でもありました。
 最初の数カ月は練習に参加できるようなスピードがなかったので、一番外をジョッグしながら諸先輩方の走りを見て学び、インターバルに参加できるようになってからは皆さんに引っ張ってもらい、どんどん速くなることに喜びを感じました。
 その甲斐もあり、2008年に初めて名古屋国際女子マラソンに出場してからは、女子マラソンに出場することを目標にし、2015年の大阪国際女子マラソンまで頑張ってきました。
 そして2015年、アトミクラブがご縁で結婚し田村智子になり長女も授かりました。
 今は以前のように走ることはできなくなりましたが、時間を見つけてアトミ練習や子連れで合宿に参加させていただいています。仕事と子育てと家事の生活の中で、週1回でも走る時間を作ることはメンタルにもとてもよいと思っています。何よりも温かく迎えてくれる仲間の存在をとても心強く感じています。
 走ることをストレスにせず楽しく続けていく為には、走ることができる身体に感謝し、思うように動ける時もそうでない時もその時の自分のあるがままを受け入れて、頑張ったねと誉めてあげられる、そして何よりも家族や周りの仲間の存在があってこそだと思っています。我が家は夫も一緒に走るので、お互い応援しあうことができます。
 長女は10月で4歳になりました。私は小さい頃運動が大嫌いだったのでそこは似てほしくないと思っていますが、今のところ身体を動かすことは好きなようです。
 長女が大きくなったら以前のように頑張って練習に励み、一緒に女子マラソンを走るのが夢です。その時まで私も健康に気をつけて走り続けていきたいです。
 アトミクラブの魅力、それは性別、年齢に関係なくみんなで一緒に走れることです。速い遅いは関係なくお互いを尊重しあえる環境があります。
 ただ、練習会にはたくさんの方が参加していますが、残念なことに行事に参加してくれる方は少なくなりました。でも、大切なアトミクラブでの時間を長く続けていくためには、若いメンバーにも積極的にクラブの行事に参加して盛り上げていってほしいと思っています。
 そのための手助けができるならば、できる限りしていきたいと思っています。


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