アトミクラブ
「アトミクラブ結成35周年を祝う会の司会を担当して」
気象予報士 平井信行 (入会2003年)

 私がアトミクラブの練習会に初めて参加させていただいたのは、大学卒業後12年間務めた気象会社から独立した2003年でした。気象予報士の活動領域拡大と地位向上を掲げて活動を開始したばかりの時で、当時36歳の自分自身のアイデンティティーを探し求めていました。
 そんななか、アトミクラブの練習会で子供の頃から神様のような存在だった宇佐美(彰朗)先生や事務局の関田(善作)さんなど多くの名ランナーの方々にお目にかかり、大変感動したのを覚えております。そして、小学校6年から陸上を始めて以来、改めて私はマラソンが大好きで、今後は「走る気象予報士」と名乗って活動してもいいのではと思った次第であります。
 今では、地域のマラソン大会でゲストランナーとしてもお声をかけていただいておりますが、そういう意味ではアトミクラブで人生のきっかけを掴む機会をいただいたと思っております。
 そして、独立してから16年が経ちましたが、気がついてみればランナー仲間の多くはアトミクラブの方々ばかりで、いろいろなところで大変お世話になっております。光栄なことに今年の春、山内ご夫妻より「アトミクラブ35周年を祝う会」の司会をしてほしいとお声をかけていただき、喜んでお受けいたしました。
 祝う会の事前打ち合わせに参加して皆さんのアトミクラブへの熱い思いを感じ、その後の懇親会では皆さんのランニングに対する熱い思いを感じ、「本番では気を引き締めて、失礼のないよう司会をしなければ」と強く思いました。
 当日の司会では、皆さんが作成した思いのこもった原稿に感動し、涙をこらえながらの司会進行でした。至らない部分が多々ありましたが、皆さんのご協力のお陰で何とか大役を務めることができました。重ね重ね御礼申し上げます。
 今後、アトミクラブの益々のご発展を心からお祈り申し上げます。


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