アトミクラブ
トラックにこだわる 高橋玄太さん

 日頃、アトミクラブのメンバーの方はロードレースを中心に活躍されている方が多く、トラックでの レースを走っている方は少ないようです。

 私は高校時代は800mや1500mを中心に走っていました。今でも機会があれば走りたいと思っています。

 欧米では1500mがもっとも人気のある種目であると言われています。アトミクラブでもAクラスの方々 は記録会等でトラックレースを積極的に走られています。

 しかし、多くの方がトラックを走るのは水曜日の練習会だけではないかと思います。

 日本では高校、大学、実業団とも駅伝が最大目標とされ、トラックの中距離ランナーも駅伝のつなぎ区間へ と駆り出されているのが実情です。中距離種目の日本記録もなかなか更新されていません。

 しかしながら、我々市民ランナーはそのような制約を受けることはありません。トラック種目にも ロードレースにはない様々な魅力があります。例えば、スタートからゴールまでを全て見ることが 出来ますし、距離も正確でペース配分がよくわかります。

 時間も短時間で終わり、1日に何種目も走ることが出来ます。

 日頃の練習でインターバルの1本目に強い方、たまにはトラックレースに出て見ませんか。 大会も探せば結構あります。市民大会やマスターズの大会、その他にも各地で記録会等が開催されています。

 一度はこれまでに経験したことのない400m、800m、1500mといったレースに出て見ませんか。

 もしかしたら、今まで隠されていた才能が発揮できるかもしれません。長距離ランナーだけが ランナーではありません。

 100mランナーも立派なランナーです。ただし、スピードが速くなる分、故障をする危険性も高くなります。 アップやダウン等で十分なケアが必要になります。


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